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インビザライン治療後の保定期間とは?費用やリテーナーはいつまでつけるべきか解説

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インビザライン治療後の保定期間とは?費用やリテーナーはいつまでつけるべきか解説

インビザラインで歯並びが整ったあとは、「保定期間」と呼ばれる歯を安定させる期間に入ります。

保定期間には、リテーナー(保定装置)をつけて、動かした歯が元の位置へ戻ろうとする「後戻り」を防ぎます。

保定期間の目安は一般的に2〜3年で、歯を動かした期間と同じくらい、またはそれ以上とされることが多いです。

1日の装着時間は、矯正が終わった直後は食事と歯磨き以外のほぼ一日中で、歯が安定してくると段階的に夜だけへと減らしていきます。

ただし、いつまで・何時間つけるかは歯の動いた量や骨の状態で変わるため、最終的には歯科医師の診察で決まります。

この記事では、インビザラインの保定期間の目安、リテーナーの1日の装着時間の減らし方、夜だけでよくなる時期、つけ忘れたときやきついときの対処法まで、まとめて解説します。

赤坂さくら歯科・矯正歯科では矯正の初診相談を無料で行っており、治療後の保定期間の過ごし方についてもご相談いただけます。

インビザラインの保定期間とは?後戻りを防ぐために欠かせない期間

インビザラインの保定期間とは、マウスピースで歯を動かし終えたあと、リテーナーで歯並びを固定して安定させる期間のことです。

歯を動かしている期間は「動的治療」、そのあとの保定期間は「静的治療」とも呼ばれ、どちらも矯正治療の一部です。

見た目の歯並びが整った時点で治療が終わったように感じられますが、実際には保定期間を終えてはじめて矯正治療がひと区切りを迎えます。

矯正直後の歯は「動きやすい状態」にある

歯は、歯槽骨という骨の中に歯根膜という薄い組織を介して支えられています。

矯正で歯が動くとき、歯の進む側では骨が吸収され、反対側では新しい骨が作られていきます。

歯を動かし終えた直後は、この新しい骨がまだ十分に固まっておらず、歯のまわりの歯ぐきの線維も元の位置に引き戻そうとする力を残しています。

そのため、矯正直後はわずかな力でも歯が動きやすく、何もしないと元の歯並びへ戻ろうとします。

この時期に歯を正しい位置で支え、骨や歯ぐきが新しい位置に慣れるまで待つのが保定期間の役割です。

保定期間をおろそかにすると起こること

リテーナーの装着が不足すると、歯が少しずつ元の位置へ戻り、せっかく整えた歯並びが崩れてしまうことがあります。

後戻りが進むとリテーナーが合わなくなり、はめようとしても入らない、強い痛みが出るといったトラブルにつながります。

軽い後戻りであればリテーナーの装着時間を増やして対応できる場合もありますが、大きく戻ってしまうとリテーナーの作り直しや再矯正が必要になることもあります。

再矯正になれば、費用も期間も改めてかかってしまいます。

インビザラインで得た歯並びを長く保つには、治療中と同じくらい保定期間の過ごし方が大切です。

マウスピース矯正の後戻りの原因や対処法は、別の記事でも詳しく解説しています。

詳しくは「マウスピース矯正は後戻りしやすい?原因・防ぐ方法・後戻りしたときの対処法」をご覧ください。

関連記事マウスピース矯正は後戻りしやすい?原因・防ぐ方法・後戻りしたときの対処法「マウスピース矯正は後戻りしやすいって本当?」 「後戻りを防ぐにはどうすればいい … 続きを読む →

ご自身の歯並びがどれくらい後戻りしやすいかは治療前の状態や歯の動かし方で異なるため、気になる方は矯正相談で確認してみてください。

インビザラインの保定期間はいつまで?期間の目安と決まり方

インビザラインの保定期間は、一般的に2〜3年がひとつの目安とされています。

また、「歯を動かした期間と同じくらい、またはそれ以上」を保定期間の考え方としている歯科医院が多く見られます。

たとえば、インビザラインで2年かけて歯を動かした場合は、少なくとも2年程度は保定期間を設けるイメージです。

「動かした期間と同程度〜それ以上」と考えられている理由

歯を大きく、長い期間をかけて動かしたケースほど、骨や歯ぐきが新しい位置に慣れるまでに時間がかかります。

反対に、前歯のすき間を少し閉じた程度の部分矯正であれば、保定にかかる期間も比較的短くなる傾向があります。

つまり、保定期間は一律に決まっているものではなく、どれだけ歯を動かしたかに応じて考えるのが基本です。

インビザラインで歯を動かす期間そのものの目安は、別の記事で解説しています。

詳しくは「インビザラインの治療期間は何年かかるの?短縮方法も詳しく解説」をご覧ください。

関連記事インビザラインの治療期間は何年かかるの?短縮方法も詳しく解説「早く歯並びを整えたいけれど、インビザラインの場合はどれくらいの期間がかかるの? … 続きを読む →

保定期間が長くなりやすいケース

治療前のガタガタ(叢生)が強かったケースや、抜歯をして大きなすき間を閉じたケースは、保定期間が長めになることがあります。

ねじれていた歯を回転させて整えたケースも、歯ぐきの線維が元に戻ろうとする力が残りやすく、注意が必要です。

また、成長期のお子さまや、噛み合わせの力が強い方、歯周病で歯を支える骨が少ない方も、慎重に保定を進めることがあります。

こうした条件が重なる場合は、一般的な目安の2〜3年よりも長く保定期間をとることもあります。

保定期間が終わったらリテーナーは完全に外せる?

保定期間を終えると、毎日長時間リテーナーをつける生活からは基本的に卒業できます。

ただし、歯は矯正をしていない人でも年齢とともに少しずつ位置が変わっていくといわれています。

とくに下の前歯は、年齢を重ねるにつれて重なりやすくなる傾向があるとされます。

そのため、保定期間を終えたあとも、週に数回や就寝時だけなど、無理のない範囲でリテーナーを使い続けるよう勧める歯科医院も少なくありません。

「一生毎日つけ続けなければならない」わけではありませんが、きれいな歯並びを長く保つための習慣として、夜のリテーナーを続ける選択肢もあると考えておくと安心です。

ご自身の保定期間がどれくらいになりそうかは、治療計画を立てる段階から歯科医師に確認しておくと、治療後の見通しが立てやすくなります。

リテーナーの装着時間は1日何時間?段階的な減らし方

リテーナーの1日の装着時間は、保定期間の中で段階的に減らしていくのが一般的です。

いきなり夜だけにするのではなく、歯の安定具合を確認しながら少しずつ外す時間を増やしていきます。

歯科医院によって細かな目安は異なりますが、よく見られる流れを表にまとめました。

時期の目安 1日の装着時間の目安 ポイント
矯正終了直後〜半年・1年程度 20時間以上(食事と歯磨き以外はほぼ終日) 最も後戻りしやすい時期のため、インビザライン治療中と同じ感覚で装着する
歯が安定してきた時期 12〜16時間程度(夕方から翌朝まで など) 日中に外す時間を少しずつ延ばし、きつさが出ないか確認する
さらに安定した時期 夜間の就寝中のみ(8時間前後) 歯科医師が歯の揺れや適合を確認したうえで移行する
保定期間の終盤以降 週に数回の夜間装着など 歯並びの状態に合わせて、無理のない頻度で続けることもある

表の時期はあくまで一般的な目安であり、実際の移行時期は通院時の診察で決まります。

矯正直後は1日20時間以上が基本

インビザラインの治療が終わった直後は、歯が最も動きやすい時期です。

この時期は、インビザラインのマウスピースと同じように、食事と歯磨きのとき以外はリテーナーをつけておくのが基本です。

外している時間が長いと、その間に歯がわずかに元の位置へ動き、リテーナーをはめたときにきつく感じる原因になります。

食事のあとは歯を磨いてから、できるだけ早くリテーナーを戻す習慣をつけておきましょう。

外す時間は少しずつ延ばしていく

歯が安定してきたと判断されたら、日中に外す時間を少しずつ増やしていきます。

最初は日中の1〜2時間だけ外すところから始め、次に夕方から翌朝までの装着へ、と段階を踏むのがよく見られる進め方です。

外す時間を増やしたあとにリテーナーをはめて、きつさや圧迫感が出ないかを確認することが、歯が安定しているかどうかの目安になります。

きつさを感じた場合は、まだ歯が動きやすい状態にある可能性があるため、装着時間をいったん元に戻して歯科医師に相談しましょう。

装着時間を自己判断で減らさない

リテーナーは長時間つけるものなので、「そろそろ外していても大丈夫だろう」と自己判断で装着時間を減らしてしまう方もいます。

しかし、歯の安定具合は見た目や感覚だけでは判断できません。

自己判断で減らした結果、後戻りしてしまうと、リテーナーの作り直しや再矯正につながる場合があります。

装着時間を減らすタイミングは、必ず通院時に歯科医師と相談して決めるようにしてください。

現在の装着時間が合っているか不安な方は、次回の通院を待たずに歯科医院へ連絡して確認してもらうと安心です。

リテーナーはいつから夜だけでいい?移行の判断基準

リテーナーを夜だけにできる時期は、矯正終了から半年〜1年程度ほぼ終日つけたあとが、ひとつの目安とされています。

ただし、夜だけへの移行は「何か月たったから」という期間だけで決めるものではありません。

通院のたびに歯科医師が歯や骨の状態を確認し、安定していると判断できた段階で移行の指示が出ます。

夜だけに移行するときに確認されること

夜だけへの移行を判断する際には、歯の揺れ(動揺)がおさまっているか、リテーナーがきちんと合っているかが確認されます。

日中に外していた時間のあとにリテーナーをつけて、きつさや浮きが出ないかどうかも大切な判断材料です。

噛み合わせが安定しているか、歯ぐきに炎症がないかも合わせて確認されます。

これらを総合的に見て、夜だけでも歯並びが保てると判断されたときに、夜間のみの装着へ切り替えます。

夜だけにしたあとも油断は禁物

夜だけの装着に切り替えた直後は、朝リテーナーを外したあとや、夜にはめたときの感覚に注意しておきましょう。

夜にはめたとき強くきつく感じる場合は、日中の間に歯が動いてしまっているサインかもしれません。

その場合は、日中の装着時間を一時的に増やし、次の通院時に歯科医師へ伝えるようにしてください。

夜だけの生活に慣れてくると、旅行や出張などでつけ忘れやすくなるため、持ち歩き用のケースを用意しておくと安心です。

夜だけに移行してよいかどうかは、ご自身の感覚だけでは判断しきれないため、定期的な通院で確認を受けるようにしましょう。

リテーナーの種類と保定期間の関係

リテーナーには、自分で取り外せる「取り外し式」と、歯の裏側に接着する「固定式」があります。

どちらを使うかによって、装着時間の管理のしかたや保定期間中に気をつけるポイントが変わります。

種類 代表例 装着時間の管理 注意点
取り外し式(マウスピース型) 透明なマウスピース型リテーナー(インビザライン純正のビベラ・リテーナーなど) 自分で着け外しするため、装着時間を自己管理する必要がある つけ忘れや紛失、変形に注意する
取り外し式(プレート型) ホーレーリテーナー、ベッグリテーナーなど マウスピース型と同様に自己管理が必要 表側のワイヤーが見えることがある
固定式 歯の裏側にワイヤーを接着するタイプ 常に装着された状態のため、つけ忘れがない ワイヤーのまわりに汚れがたまりやすく、丁寧な清掃が必要

取り外し式は「装着時間を守れるか」がカギ

インビザライン治療後には、治療中と同じ感覚で使えるマウスピース型のリテーナーがよく選ばれます。

取り外し式は歯磨きやリテーナーの清掃がしやすい一方で、装着時間はご自身の管理にゆだねられます。

そのため、決められた時間をきちんと守れるかどうかが、保定期間中の後戻りを防げるかを左右します。

マウスピース型リテーナーの特徴やメリット・デメリットは、別の記事で詳しく解説しています。

詳しくは「マウスピース型のリテーナーなら目立たない!メリット・デメリットを解説」をご覧ください。

関連記事マウスピース型のリテーナーなら目立たない!メリット・デメリットを解説矯正治療が終わったものの、「リテーナーってどれを選べばいいの?」と迷っていません … 続きを読む →

固定式はつけ忘れがない反面、清掃が大切

固定式のリテーナーは、歯の裏側に細いワイヤーを接着して歯並びを保つ装置です。

常に装着されているため、つけ忘れによる後戻りの心配が少なく、後戻りしやすい下の前歯などに用いられることがあります。

当院の症例でも、インビザライン治療後に歯の裏側へ固定式リテーナーを装着したケースがあり、表側からはほとんど目立ちません。

一方で、ワイヤーのまわりには歯垢がたまりやすく、フロスも通しにくくなるため、丁寧な歯磨きと定期的なクリーニングが欠かせません。

また、ワイヤーが外れたり接着が一部はがれたりすると、その部分から歯が動くことがあるため、違和感があれば早めに受診しましょう。

固定式と取り外し式を組み合わせることもある

後戻りのリスクが高い部位には固定式を使い、そのうえで就寝時に取り外し式を重ねて使うなど、両方を組み合わせる方法もあります。

どのリテーナーが合うかは、治療前の歯並び、後戻りのしやすさ、ご自身の生活習慣や清掃のしやすさによって変わります。

ご自身に合うリテーナーの種類は、治療の終盤に歯科医師と相談して決めるとよいでしょう。

リテーナーをつけ忘れた・きつく感じたときの対処法

保定期間は数年にわたるため、うっかりつけ忘れてしまうこともあるかもしれません。

大切なのは、つけ忘れに気づいた時点で放置せず、早めに対処することです。

1日〜数日つけ忘れた場合

1日程度のつけ忘れであれば、気づいた時点ですぐにリテーナーをつけ直しましょう。

数日つけ忘れた場合、はめたときにきつさや圧迫感を覚えることがあります。

きつさが軽く、しっかりはまるようであれば、しばらく装着時間を長めにして様子を見る方法が一般的です。

きつさが数日たってもおさまらない場合や、痛みが強い場合は、歯科医院に相談してください。

1週間以上つけていなかった場合

1週間以上つけていなかった場合は、歯がすでに動いていてリテーナーがはまらないことがあります。

無理に押し込もうとすると、歯や歯ぐきに負担がかかったり、リテーナーが変形・破損したりするおそれがあります。

はまらない、浮いてしまうといった場合は無理にはめず、できるだけ早く歯科医院を受診しましょう。

歯の状態によっては、リテーナーの作り直しや、わずかな後戻りを整えるための追加の矯正を検討することになります。

リテーナーがきつい・痛いと感じる場合

しばらく外していたあとにリテーナーがきつく感じるのは、その間に歯が少し動いたことが考えられます。

軽いきつさであれば、装着時間を増やすことで歯がリテーナーの位置に戻り、数日でなじんでくることがあります。

一方で、特定の歯だけが強く痛む、リテーナーが明らかに浮いている、といった場合は、歯並びの変化やリテーナーの変形が原因かもしれません。

こうした症状がある場合は、自己判断で使い続けずに歯科医師に確認してもらいましょう。

リテーナーを紛失・破損した場合

リテーナーをなくしたり割ってしまったりした場合は、そのまま何日も過ごすと後戻りが進んでしまいます。

予備のリテーナーがあればすぐに切り替え、予備がない場合は早めに歯科医院へ連絡しましょう。

小さなヒビや端のわずかな欠けであれば使い続けられることもありますが、使い続けてよいかは歯科医師の判断が必要です。

作り直しの費用はリテーナーの種類や歯科医院によって異なるため、気になる方は費用の記事もあわせてご覧ください。

詳しくは「リテーナーの費用はいくらかかる?種類別費用と特徴を解説」をご覧ください。

関連記事リテーナーの費用はいくらかかる?種類別費用と特徴を解説矯正治療が完了した後は、リテーナーという保定装置を使用することが必要になってきま … 続きを読む →

当院では、ご予約状況によってはリテーナーを当日中に作製できる場合もあります。

詳しくは「リテーナーを即日作成!赤坂さくら歯科・矯正歯科でスピーディに対応できる理由とは?」をご覧ください。

関連記事リテーナーを即日作成!赤坂さくら歯科・矯正歯科でスピーディに対応できる理由とは?矯正治療を終えた後、最も大切なのはリテーナーの装着です。 歯並びが整ったとはいえ … 続きを読む →

つけ忘れやきつさが気になったときは、様子を見すぎずに歯科医院へ相談することが、後戻りを最小限に抑える近道です。

保定期間中に後戻りしやすい人の特徴

同じようにリテーナーをつけていても、後戻りのしやすさには個人差があります。

ご自身が当てはまるかを知っておくと、保定期間中に気をつけるポイントが分かりやすくなります。

治療前の歯並びや治療内容による違い

治療前のガタガタが強かった方や、ねじれた歯を大きく回転させた方は、歯が元の位置に戻ろうとする力が残りやすい傾向があります。

抜歯をしてすき間を閉じた場合も、閉じたすき間が再び開いてこないよう注意が必要です。

また、すき間の多い歯並び(すきっ歯)を閉じたケースも、すき間が戻りやすいといわれています。

舌や口まわりの癖による違い

舌で前歯を押す癖、口呼吸、頬杖、うつぶせ寝などの習慣は、歯に持続的な力をかけて後戻りの原因になることがあります。

食いしばりや歯ぎしりがある方も、歯に強い力がかかりやすく、リテーナーの変形や摩耗が早まることがあります。

こうした癖は自分では気づきにくいため、保定期間中の通院時に歯科医師や歯科衛生士に指摘してもらうことも大切です。

歯ぐきや親知らずなどお口の状態による違い

歯周病で歯を支える骨が弱っていると、歯が動きやすくなり、後戻りのリスクが高まります。

親知らずが生えてくる途中の方は、奥から歯を押す力が歯並びに影響することがあると考えられています。

むし歯や歯周病を防ぎ、お口の状態を健康に保つことも、保定期間中の大切な後戻り対策です。

後戻りしやすい要素に心当たりがある方は、通院時に遠慮なく伝えて、ご自身に合った保定の進め方を相談してみてください。

保定期間中の通院頻度とリテーナーの寿命

保定期間中は、リテーナーをつけるだけでなく、定期的に歯科医院で歯並びとリテーナーの状態を確認してもらうことが大切です。

通院の頻度は3〜6か月に1回程度が目安

保定期間中の通院は、一般的に3〜6か月に1回程度が目安とされています。

矯正終了直後は歯が動きやすいため間隔を短めにし、歯並びが安定してくるにつれて間隔を空けていくのがよく見られる流れです。

通院時には、歯並びや噛み合わせの変化、リテーナーの適合、むし歯や歯周病の有無などを確認します。

装着時間を減らすタイミングも、この通院時の診察で判断されます。

リテーナーの交換時期の目安

リテーナーは毎日使ううちに少しずつ摩耗したり変形したりするため、ずっと同じものを使い続けられるわけではありません。

とくにマウスピース型のリテーナーは、使い方や噛む力によって数か月〜1年程度で劣化が目立ってくることがあります。

はめたときのゆるさ、ヒビや欠け、落ちにくい着色やにおいなどは、交換を検討するサインです。

合わなくなったリテーナーを使い続けると、歯を正しい位置に保てず後戻りにつながるため、気になる変化があれば通院時に相談しましょう。

リテーナーを長持ちさせるお手入れ

マウスピース型のリテーナーは熱に弱いため、熱湯での洗浄や、高温になる車内への放置は避けましょう。

外したときはティッシュに包まず、専用ケースに入れて保管すると、紛失や破損を防ぎやすくなります。

装着中は水以外の飲食を控え、食後は歯を磨いてからリテーナーを戻すと、リテーナーの汚れやむし歯のリスクを抑えられます。

リテーナー自体もやわらかいブラシでやさしく洗い、清潔な状態を保つよう心がけてください。

リテーナーの劣化具合はご自身では判断しにくいため、定期的な通院でチェックを受け、必要に応じて交換を相談しましょう。

赤坂さくら歯科・矯正歯科の保定期間のサポートと費用

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、インビザラインで歯を動かす期間だけでなく、治療後の保定期間まで見据えた治療計画をご提案しています。

治療の終盤には、歯並びや後戻りのしやすさに合わせて、使用するリテーナーや装着時間の進め方をご説明します。

保定装置(リテーナー)の料金

当院の保定装置(リテーナー)の料金は、上下3セットで55,000円(税込)です。

項目 料金(税込)
矯正の初診相談 無料
検査診断料 55,000円
保定装置(リテーナー)上下3セット 55,000円

インビザラインの各プランの料金やデンタルローンについては、料金ページでご確認いただけます。

詳しくは「料金表」をご覧ください。

通いやすさ

当院は赤坂駅から徒歩30秒の場所にあり、診療時間は7:30〜12:30、13:30〜16:30です。

朝早い時間から診療しているため、お仕事前に保定期間中の定期チェックを受けていただくこともできます。

ドクター・スタッフは全員女性で、矯正やリテーナーに関するささいなお悩みもご相談いただきやすい環境を整えています。

なお、当院は土日祝が休診のため、ご来院の際はご注意ください。

保定期間の進め方やリテーナーの状態が気になる方は、まずは無料の初診相談でお気軽にご相談ください。

よくある質問

インビザラインの保定期間やリテーナーについて、よくいただくご質問にお答えします。

インビザラインのリテーナーは一生つけないといけませんか?

一生、毎日長時間つけ続ける必要は基本的にありません。

保定期間の中で装着時間を段階的に減らし、最終的には夜だけや週に数回などの装着に移行していくのが一般的です。

ただし、歯は年齢とともに少しずつ動くといわれているため、保定期間後も夜のリテーナーを習慣として続けることを勧める歯科医院もあります。

リテーナーは食事中も外さなくてよいですか?

取り外し式のリテーナーは、食事のときは外すのが基本です。

つけたまま食事をすると、リテーナーが変形・破損したり、汚れが入り込んでむし歯の原因になったりすることがあります。

食後は歯を磨いてから、できるだけ早くリテーナーを戻すようにしましょう。

保定期間中にホワイトニングはできますか?

マウスピース型のリテーナーを使っている場合、歯科医師の判断のもとでホームホワイトニングを検討できることがあります。

ただし、リテーナーの形状や歯の状態によって向き不向きがあるため、始める前に歯科医師へ相談してください。

ホワイトニング中も、決められたリテーナーの装着時間は守るようにしましょう。

カウンセリングだけでも受けられますか?

はい、カウンセリングだけのご来院も歓迎しています。

矯正の初診相談は無料で、治療を受けるかどうかは、お話を聞いたうえでゆっくりご検討いただけます。

当日に治療を無理にお勧めすることはありませんので、保定期間やリテーナーについて気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

まとめ

インビザラインの保定期間は、一般的に2〜3年、または歯を動かした期間と同じくらい以上がひとつの目安です。

リテーナーは、矯正直後の半年〜1年程度は食事と歯磨き以外のほぼ終日つけ、その後は歯の安定を確認しながら段階的に夜だけへと減らしていきます。

夜だけにできる時期や保定期間を終える時期は、期間だけでなく歯の揺れやリテーナーの適合などをもとに歯科医師が判断します。

つけ忘れたときやきつく感じたときは、すぐに装着を再開し、はまらない・痛みが続く場合は早めに歯科医院へ相談することが大切です。

後戻りしやすい歯並びや癖がある方は、保定期間中の通院でこまめに状態を確認してもらいましょう。

インビザラインで整えた歯並びを長く保つために、治療後の保定期間まで含めて相談できる歯科医院を選ぶことをおすすめします。

赤坂さくら歯科・矯正歯科では無料カウンセリングも受け付けており、ご予約はお電話または公式サイトから可能です。

赤坂の歯医者 赤坂さくら歯科・矯正歯科
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カテゴリ:インビザラインに関するコラム, 医師監修コラム

インビザラインライトの症例写真 | 費用や治療の流れ、他のインビザラインとの違いまで解説

インビザラインライトとは、軽度の出っ歯やすきっ歯の改善や前歯などの部分矯正、矯正後の後戻りに対応するインビザライン矯正です。

他の矯正治療よりも治療期間が短く、料金も比較的安いため、治療費を極力抑えたい方に適しています。

本記事では、インビザラインライトの概要や症例写真、治療の流れや費用などをまとめました。

部分矯正を検討しており、インビザラインライトの画像を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

東京で失敗しないインビザラインライトを希望する方には、歯科矯正のエキスパートが在籍する赤坂さくら歯科・矯正歯科がおすすめです。

豊富な知識と経験をもとに、一人ひとりに最適なインビザライン矯正を提案させていただきます。

他院で断られた症例であっても治療可能なこともあるため、部分矯正を検討している方はぜひ気軽にご相談ください。


インビザラインライトの症例

まずは、上あごの叢生を改善するためにインビザラインライトを行った症例を紹介します。

叢生とは、歯が前後にずれていたり凸凹していたり、重なり合ったりしている状態を指します。

上あごの歯が下あごの歯よりも後ろに位置していましたが、インビザラインライトにより正しい歯並びに改善されました。

下から見ると、上あごの歯に一部重なりがありましたが、インビザラインライトによりきれいなアーチ型に改善されました。

歯の重なりが解消されると歯磨きもしやすくなるため、虫歯や歯周病の予防にも繋がります。

上記症例の治療期間は5か月間で、費用は396,000円(税込)です。

症例写真 治療前と治療後

※効果・結果には個人差があります。

ガタつきが目立ち少し見栄えも悪い状態でしたが、5ヶ月間のインビザラインライトにより次のように改善されました。

また歯がまっすぐに揃い、見栄えもよくなっています。

前歯が改善されると印象が大きく変わるため、ガタつきが気になる方はぜひ気軽にご相談ください。

インビザラインライトによる後戻り治療の症例写真

次の写真は、矯正後の後戻りで前歯が不揃いになってしまった症例です。

症例写真 治療前と治療後

※効果・結果には個人差があります。

正面から見ると、下あごの前歯が飛び出ていることがよくわかります。

症例写真 治療前と治療後

※効果・結果には個人差があります。

インビザラインライトを7か月間行った結果は、次のとおりです。

不揃いだった前歯がきれいに整いました。正面から見た写真でも、がたつきが改善されていることが確認できます。

インビザラインライトは矯正後の後戻りにも効果的なため、ぜひ気軽にご相談ください。

インビザラインライトとは?インビザラインとの違い

インビザライン矯正とは、交換式の透明なマウスピースを装着して歯を動かす矯正治療です。

ワイヤー矯正よりも目立ちにくい上に、マウスピースは取り外し可能なため、治療中のストレスが比較的少ない傾向にあります。

インビザラインライトは、インビザライン矯正の中でも軽度の症状に対応しているものです。軽度のがたつきや矯正後の後戻りを改善可能で、3〜6か月ほどで治療が完了します。

インビザラインライトと他のインビザライン矯正の違いを、次にまとめました。

治療方法 対応する症例 治療期間 アライナー(マウスピース)の数 歯の移動範囲
インビザラインGO 部分矯正 最大5か月間 最大20枚 上下20本
インビザラインエクスプレス ごく軽度の歯並び 3~4か月ほど 最大7枚 上下16本
インビザラインライト 軽度の歯並び 3~6か月ほど 最大14枚 上下28本
インビザラインモデレート 中度の歯並び 1年ほど 最大26枚 上下28本
インビザラインコンプリヘンシブ 重度の歯並び 1~3年ほど 最大99枚 上下28本

比較的治療期間が短く費用も抑えられる点が、インビザラインライトのメリットです。

インビザラインライトは、次のような方に適しています。

  • 歯のがたつきが軽度である
  • 部分矯正を希望している
  • 極力早く矯正治療を終えたい
  • 治療費を抑えたい

部分矯正の治療方法にはインビザラインGOもありますが、前歯以外にも問題がある場合、インビザラインGOでは対応できません。

一方、インビザラインライトはすべての歯を動かせるため、前歯以外に問題があっても治療可能です。

しかし、実際の治療期間や費用は症状にもよります。

インビザライン矯正を検討している方は、自身にはどの治療方法が適しているかカウンセリングでしっかりと相談しましょう。

インビザラインライト矯正の特徴について、詳しく解説します。

すきっ歯や出っ歯、前歯のみなどの部分矯正が可能

インビザラインライトは、すきっ歯や出っ歯の改善、前歯のみなどの部分矯正に対応しています。

インビザラインライトではすべての歯を動かせるため、前歯以外に問題があるケースでも対応可能です。

ただし、骨格の問題で重度の出っ歯になっている場合は外科手術が必要なケースが多く、矯正治療では改善が難しいと言われています。

一方、癖により歯に傾斜がついてしまった出っ歯に関しては、インビザラインライトできれいに改善可能です。

軽度の不正咬合や後戻り治療に対応する

インビザラインライトは、歯並びや噛み合わせの問題が軽度の治療や、歯科矯正後の後戻り治療にも対応しています。

後戻りとは、歯科矯正でせっかくきれいに整えた歯並びが元に戻ってしまうことです。歯科矯正後の保定期間をおろそかにすると、後戻りのリスクが高まってしまいます。

自身の歯並びがインビザラインライトの適用かどうか気になる方は、カウンセリングで相談してみましょう。

治療期間が短く、費用が抑えられる

インビザラインライトの治療期間は3〜6か月ほどで、他の矯正治療よりも短期間で治療が完了する上に、費用も比較的安く済みます。

参考までに、ワイヤー矯正の治療期間は1〜3年ほど、マウスピース矯正の治療期間は1〜2年ほどです。(いずれも全体矯正の場合)

インビザラインライトの治療費は40〜65万円ほどで、他のインビザライン矯正と比較して安く済みます。

たとえば、全体矯正が可能なインビザラインモデレートの治療費は、70〜90万円ほどと高額です。

極力早く矯正治療を終えたい方や治療費を抑えたい方には、インビザラインライトをおすすめします。

インビザラインライト治療の流れ

インビザラインライトの治療を受ける流れは、次のとおりです。

  1. カウンセリングを受ける
  2. インビザライン適応か確認する
  3. 精密検査や型取りをしマウスピースを作る
  4. 虫歯や歯周病があれば先に治しておく
  5. インビザライン治療開始、2週間に1回通院する
  6. マウスピースに慣れたら1か月に1度、2~3か月に1度の頻度で通院する
  7. 矯正治療が終了したらリテーナーをつける

各ステップについて詳しく解説します。

1.カウンセリングを受ける

まずは、インビザラインライトの治療を受ける歯医者を選び、カウンセリングを受けます。予約が必要なケースも多いため、事前に確認しておきましょう。

カウンセリングでは自身の歯並びに関する悩みを相談し、インビザラインライト治療の説明を受けます。

納得の上で治療に進むことが大切なため、疑問や不安は遠慮なく相談しましょう。

カウンセリングの所要時間は、クリニックにより異なります。

安心してインビザラインライト治療を受けるためにも、カウンセリングに十分な時間を取っているクリニックを選びましょう。

2.インビザライン適応か確認する

カウンセリングで納得できたら、自身の歯並びがインビザラインライトの適応かどうか確認してもらいます。

もし、インビザラインライトの適応外だった場合は、他の矯正治療を提案してもらえるケースが一般的です。

3.精密検査や型採りをしマウスピースを作る

インビザラインライトの適応であれば精密検査や歯の型取りを行い、マウスピースを作成します。

精密検査を行う理由は、パノラマレントゲンやCT撮影により、インビザラインの適応かどうか再度診断する必要があるからです。

インビザラインライト治療を行う際は、「クリンチェック」というシミュレーションで治療計画を立てます。クリンチェックでは歯の動きを3Dで確認できるため、歯並びをきちんと美しく整えることが可能です。

インビザラインライトの治療計画を立てたら、マウスピースが完成するまで2週間ほど待ちましょう。

4.虫歯や歯周病がある場合は先に治しておく

現在虫歯や歯周病がある場合は、インビザラインライト治療を受ける前に治す必要があります。

インビザラインライト治療中に虫歯治療を行うと、詰め物や被せ物により歯の形が変わる恐れがあるからです。歯の形が変わってしまい、インビザラインライトのマウスピースが合わなくなってしまうと、歯の型取りを再度行わなくてはいけません。

治療費が余計にかかってしまう上に治療期間も長引くため、インビザラインライト治療前に虫歯や歯周病を治す必要があります。

5.インビザライン治療開始、2週間に1回通院する

マウスピースが完成したら、インビザラインライト治療を開始します。

最初の数か月は、2週間に1回のペースで通院しましょう。

クリニックでは、歯が治療計画どおりにきちんと動いているかの確認と「アタッチメント」の確認を行います。

アタッチメントとは歯につける小さくて透明な突起物で、歯をしっかりと移動させるために必要なものです。

自身でアタッチメントを外すことはできず、インビザラインライト治療が終了するまでつけたままになります。

アタッチメントは、マウスピースのフィット感を高める上でも必要なものです。

万が一アタッチメントが壊れたり外れたりしたときはつけ直しが必要なため、クリニックで定期的にアタッチメントの状態を確認します。

マウスピースの装着で痛みが出たときの対処法はこちらを参考にしてください。

6.マウスピースに慣れたら1ヶ月に1度、2〜3ヶ月に1度の頻度で通院する

マウスピースに慣れてきたら、1か月に1回、2〜3か月に1回の頻度で通院します。

実際の通院頻度はクリニックで指示されるため、必ず守りましょう。

7.矯正治療が終了したらリテーナーをつける

インビザラインライト治療が終了したら、歯の後戻りを防ぐために「リテーナー」という保定装置を装着します。

マウスピース型のリテーナーも選べるため、インビザラインライト治療時と同様の感覚で装着可能です。

リテーナーの装着期間は、歯の状態や矯正治療を行った期間により異なります。医師に指示された装着期間と装着時間を、必ず守りましょう。

リテーナーについて詳しくは「インビザラインでリテーナーはいつまで使う?装着期間や時間を解説」をご覧ください。

インビザラインライトの費用(料金)

インビザラインライトの費用目安は、40〜65万円ほどです。

軽度の症状や部分矯正に適用される治療方法ゆえ、他のインビザライン矯正よりも費用を抑えられます。

ただし、歯の状態によっては、インビザラインライト治療では対応できません。

カウンセリングや精密検査を受け、最適な治療方法を提案してもらいましょう。

参考までに、赤坂さくら歯科・矯正歯科のインビザライン矯正費用を紹介します。

治療方法 料金(税込)
インビザラインエクスプレス 両顎:220,000円~
片顎:165,000円~
インビザラインライト 418,000円
インビザラインモデレート 770,000円
インビザラインコンプリヘンシブ 1,045,000円

上記に加え、検査料金が55,000円(税込)かかります。

失敗しない部分矯正をするなら赤坂さくら歯科・矯正歯科へ

失敗しない部分矯正を希望する方には、赤坂さくら歯科・矯正歯科がおすすめです。

当院では、部分矯正にはインビザラインライトが最適だと考えています。

インビザライン矯正の中では比較的安価で、治療期間も短いからです。

しかし、歯の状態によって最適な治療方法は異なるため、カウンセリングの上で最適なインビザライン矯正を提案させていただきます。

赤坂さくら歯科・矯正歯科のインビザライン矯正の特徴は、次のとおりです。

  • 他院で断られた症例でも矯正治療が行える可能性がある
  • 精密な治療計画を提示できる
  • 知識と経験が豊富な医師が在籍する
  • デンタルローンが利用できる

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、安心して矯正治療を受けていただくために、治療方法や治療期間や費用を事前にお伝えしています。

また、初回カウンセリングは無料のため、部分矯正を希望する方は気軽にご相談ください。

赤坂さくら歯科・矯正歯科のインビザライン矯正の特徴について、詳しく解説します。

他院で断られた症例でも矯正治療が行える

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、他院で断られた症例であっても矯正治療が可能です。

院長は審美歯科のエキスパートで、矯正歯科の医師とタッグを組み精密な診断と治療計画を立てるからです。

矯正歯科とセラミックの混合治療も可能なため、他院でインビザライン矯正を断られた方も、ぜひ一度ご相談ください。

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、極力歯を削らない・抜かない方法を提案しています。

自身の歯を残したまま矯正治療を行いたい方にこそ、赤坂さくら歯科・矯正歯科はおすすめです。

精密な治療計画を提示できる

最新の3Dスキャナー「iTero」を導入しており、精密な治療計画を提示できる点も、赤坂さくら歯科・矯正歯科の強みです。

粘土のようなものを口の中に入れていた従来の型取りとは異なり、iTeroでは素早く楽に型取りを行えます。

歯型もより正確に採取できるようになったため、より精度の高いインビザライン矯正を希望する方におすすめです。

知識と経験が豊富な医師が在籍する

赤坂さくら歯科・矯正歯科に在籍する医師は知識と経験が豊富で、安心してインビザライン矯正治療を受けていただけます。

インビザライン矯正は最先端の治療方法ゆえ、医師の技術力と経験値が重要です。

歯科衛生のエキスパートが在籍する赤坂さくら歯科・矯正歯科であれば、入念にカウンセリングを行った上で、一人ひとりに最適なインビザライン矯正を提案できます。

インビザライン矯正を検討しているものの失敗しないか不安な方も、ぜひ一度ご相談ください。

デンタルローンが利用できる

インビザライン矯正の中には費用が高額になるものもあるため、赤坂さくら歯科・矯正歯科ではデンタルローンによる分割払いをご用意しています。

デンタルローンは3万円から申請可能で、分割回数は最大120回、実質年率は2.9〜4.8%です。

デンタルローンの申請はタブレットから簡単に行え、当日中に審査結果がわかるため、お急ぎの方もぜひご活用ください。

まとめ

インビザラインライトとは、インビザライン矯正の中でも軽度の症状に対応する治療方法です。

すきっ歯や出っ歯の改善、前歯のみなどの部分矯正や、矯正後の後戻りの改善に対応しています。インビザラインライトの良い点は、他の矯正治療よりも治療期間が短く、費用も比較的安いことです。

極力早く矯正治療を終えたい方で、治療費も安く抑えたい方は、ぜひインビザラインライトを検討してみてください。

東京でインビザラインライト治療を検討している方には、知識と経験が豊富な医師が在籍する赤坂さくら歯科・矯正歯科がおすすめです。

審美歯科と矯正歯科の医師でタッグを組み、一人ひとりに最適なインビザライン矯正を提案させていただきます。

クリニックは東京メトロ千代田線「赤坂駅」より徒歩30秒で、通いやすさを重視する方でも安心です。

他院で断られた症例であっても矯正治療を行えるため、部分矯正を検討している方はぜひ気軽にご相談ください。

より詳しくは、赤坂さくら歯科・矯正歯科にてご相談・ご来院をお待ちしております。

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カテゴリ:インビザラインに関するコラム, 医師監修コラム

インビザラインで変化を実感するのは何枚目?変化を実感しやすくなる方法も解説

インビザラインは、透明なマウスピースを交換していくことで歯を調整する矯正方法です。

インビザライン矯正は、歯並びの変化が比較的分かりやすい特徴がありますが、何枚目のマウスピースからその変化を実感できるのか、気になる方も多いことでしょう。

この記事では、インビザライン矯正において変化を実感し始めるのは通常何枚目のマウスピースからなのかについて詳しく解説します。

インビザラインの効果を最大限に引き出すための方法も併せて紹介しますので、歯並びの改善を早めたい方はぜひ参考にしてください。


インビザラインで変化を実感するのは何枚目から?

インビザライン矯正において、歯並びの変化を感じ始める一般的なタイミングは、通常14〜20枚目のマウスピースのあたりとされています。

各マウスピースは0.25㎜ずつ歯を動かすことができるため、14枚交換すると約3.5㎜歯が移動します。

歯が3.5㎜動くと目に見えて歯の変化を認識でき、歯並びの改善が実感しやすくなります。

通常、マウスピースの交換頻度は1〜2週間ごととなっています。

そのため、最短で3ヶ月半ほどで初めての変化を実感することができるでしょう。

ただし、個人差があり歯並びの程度や歯の動きやすさによって感じる効果のタイミングは異なります。

一部の患者様は14〜20枚よりも前に変化を感じることがある一方で、逆にそれよりも遅くなることもあります。

インビザライン治療完了までに必要なマウスピースの枚数

インビザライン矯正が完了するまでに必要なマウスピースの平均は、一般的に40〜50枚程度と言われています。

しかし、インビザライン矯正は患者様の歯並びの状態や症例により、必要なマウスピースの枚数が大きく異なります。

これは、歯の動きやすさ・歯並びの初期状態・治療目標の達成度などが個々の症例に影響を与えるため、必要な枚数は患者様ごとに異なるためです。

一部の方は40枚未満で満足のいく結果が得られることもありますし、逆に50枚以上必要な場合もあるでしょう。

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、患者様の歯並びの程度やご希望に応じて、様々なメニューが提供されています。

これにより、より効果的かつ満足のいく結果を得るために、治療プランを柔軟に調整することができます。

赤坂さくら歯科・矯正歯科のインビザラインメニュー

以下の表は、赤坂さくら歯科・矯正歯科のインビザラインメニューとそれぞれに必要なマウスピースの枚数です。

適応範囲 マウスピースの枚数 治療の特徴
インビザライン
エクスプレス
軽度矯正 最大7枚 ・軽微な部分矯正
・矯正後の後戻り
・審美的な改善
インビザライン
ライト
中度矯正 最大14枚 ・部分矯正
・審美的な治療
・矯正後の後戻り
・セラミック矯正の前の全処置
インビザライン
フル
通常矯正 無制限 ・どんな症例の方にも対応

自分の歯並びがどのメニューに適しているのかについては、お気軽に当院にご相談ください。

当院には歯列矯正のエキスパートである医師が在籍しており、患者様の歯並びやお悩みに合わせた最適な治療をご提案させていただきます。

インビザラインの効果を高める方法

インビザラインの効果を得るためには一定の期間が必要ですが、効率よく矯正治療を進めるための方法も存在します。

以下で、インビザラインの変化を実感しやすくするための方法について詳しく解説します。

マウスピースを正しく着用する

第一に、決められたマウスピースの着用方法や着用時間をしっかり守ることが大切です。

マウスピースの装着方法が正しくないと、思うような効果を得られない可能性があります。

マウスピースは、奥歯から前歯にかけて指でゆっくりと押して装着し、チューイー(シリコン製のチューブ)を噛んでしっかりと密着させます。

また、1日20〜22時間の着用時間を守ることも大切です。

この長時間の着用により、歯に均等に圧力がかかり、効果的な矯正が期待できます。

基本的には、食事と歯磨きの際を除いて、マウスピースを常に着用することで、治療のスムーズな進行が可能です。

このような基本的なケアや着用ルールを守ることで、インビザライン治療の効果を最大限に引き出すことができます。

矯正補助装置を使用する

矯正治療をより迅速に進めインビザラインの効果を高めるためには、矯正補助装置の活用が有効です。

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、光加速装置である「オルソパルス」を導入しています。

オルソパルスは、光を歯に当てることで歯を動きやすくし、矯正治療をより効率的に進めることができる装置です。

この装置の使用により、歯の動きが促進され、治療の進行が向上することが期待されます。

実際の研究結果によれば、オルソパルスの導入により治療期間を最大66%短縮できるという報告もあります。

この効果的な補助装置を組み合わせることで、より効率的な歯並びの改善が可能です。

インビザライン矯正を受ける際に、オルソパルスの使用を検討している方は、当院にお気軽にご相談ください。

赤坂さくら歯科・矯正歯科のインビザライン症例

赤坂さくら歯科・矯正歯科でのインビザライン矯正治療の症例をご紹介します。

<症例1>

症状:叢生
治療費用:396,000円(税込)
治療期間:7ヶ月

こちらは、当院でインビザライン・ライトを受けた患者様の症例です。

治療前の下顎の歯並びでは、歯と歯の重なりが確認できる箇所がありました。

この状態は歯並びに違和感を感じたり歯磨きが困難なため、虫歯の原因になるおそれがあります。

しかし、当院でのインビザライン矯正治療を受けることで、部分的な歯並びの問題が改善され、歯が綺麗に整列しています。

この患者様は、部分的な矯正に適したインビザライン・ライトが採用され、比較的短期間で歯並びの改善が達成されました。

<症例2>

症状:叢生
治療費用:880,000円(税込)
治療期間:2年

こちらの患者様は、治療前に下顎の歯が前に出ている部分や歯が重なっている箇所が見られ、全体的に歯並びに凸凹が目立つ状態でした。

そこで、赤坂さくら歯科・矯正歯科でインビザライン矯正治療を受けたところ、歯が前に出ている部分が改善され、歯が綺麗に整列しました。

このような歯並びを全体的に改善する場合でもインビザラインは有効です。

治療期間は2年と長期になりますが、歯並びを徹底的に改善したい方におすすめです。

インビザライン矯正なら赤坂さくら歯科・矯正歯科へ

インビザライン矯正で変化を実感し始めるのは、通常14〜20枚目のマウスピースを交換するあたりです。

しかし、効果の実感の仕方は、患者様の歯並びの状態や歯の動きやすさなどによって個人差があります。

より効率的にインビザライン矯正を進めたい方は、丁寧にマウスピースを装着することや、矯正補助装置を使用することで効果を実感しやすくなるでしょう。

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、歯列矯正の専門医が在籍し、患者様に合わせた適切な治療を提供しています。

インビザラインをご検討中の方は、赤坂さくら歯科・矯正歯科へぜひお問い合わせください。

患者様のお悩みや希望を丁寧にお聞きし、理想の歯並びを実現するお手伝いをさせていただきます。

より詳しくは、赤坂さくら歯科・矯正歯科にてご相談・ご来院をお待ちしております。

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歯を残す治療 | 歯や神経を抜くしかないと言われた人にも適用できる方法とは

歯を残すための治療には、虫歯治療(MI治療)・歯周組織再生治療・根管治療・歯髄再生治療の4種類があります。

歯髄(歯の神経)を抜く必要があると言われた方には、歯髄再生治療がおすすめです。

歯髄(歯の神経)を抜かなければならなくなった歯に、歯髄の幹細胞を移植し、歯髄を再生させることで、自身の歯が長持ちします。

その治療の際、神経が死んだことで変色した歯を白くする処置も行えます。

また、治療の際に採取する歯髄幹細胞は長期保存が可能なため、全身疾患への治療に応用できる可能性もあります。

本記事では、歯を残すための治療方法の効果とメリットをまとめました。

歯を残す治療を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

東京で歯を残す治療を希望する方には、歯髄再生・根管治療のプロフェッショナルが在籍する赤坂さくら歯科・矯正歯科がおすすめです。

他院で「歯を抜くしかない」と言われた場合でも、丁寧なカウンセリングと的確な診査・診断のうえで、歯を残せる治療方法を提案させていただきます。

歯を抜かずに口腔内の問題を解決したい方は、ぜひ一度ご相談ください。


歯を残すための治療4つ

歯を残すための治療は、次の4つです。

歯を残すための治療 こんな人におすすめ
虫歯治療(MI治療) ・削る範囲を最小限にして虫歯治療を行いたい
・虫歯を早期発見して治療したい
歯周組織再生治療 ・歯周病を治したい
・下がった歯茎を回復させたい
根管治療 ・重症化した虫歯を治したい
・歯を残せる虫歯治療を希望している
歯髄再生治療 ・自身の歯を長持ちさせたい
・虫歯が再発しにくい治療方法がよい

虫歯が重症化して神経にまで到達すると、根管治療で歯髄(歯の神経)を抜かなければいけません。

しかし、歯髄を抜くことには次のようなデメリットがあります。

  • 痛みを知覚できないため、虫歯や歯周病に気づきにくい
  • 歯髄による抵抗力が失われるため、虫歯になりやすい・進行しやすい
  • 歯に栄養が行き届かなくなり、黄色や茶色に変色する
  • 歯の根に膿が溜まることがある
  • 歯がもろくなり、割れる可能性がある

上記のデメリットが気になるときは、自身の歯を元気で美しい状態で保てる歯髄再生治療を検討してみましょう。

歯を残すための治療について、詳しく解説します。

虫歯治療(MI治療)とは?メリット・効果

虫歯治療(MI治療)とは、健康な歯の部分を極力削らない治療方法です。

削る範囲を最小限にするために、拡大鏡やマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用して治療を行います。

初期虫歯の早期発見が可能なうえに、詰め物を隙間なく詰める点も、拡大鏡やマイクロスコープを使用するメリットです。

歯表面のエナメル質が溶け始めた状態の初期虫歯では、虫歯ができている範囲のみ取り除き、詰め物として合成樹脂(レジン)を設置します。

象牙質にまで達した状態の虫歯に対しても、同様の方法で治療を行うケースが一般的です。

ただし、虫歯の範囲が大きい場合は削ってから歯型を採取し、金属やセラミックの詰め物を設置します。

削る範囲を最小限にして虫歯を治療したい方や、虫歯を早期発見して治療したい方には、MI治療がおすすめです。

歯周組織再生治療とは?メリット・効果

歯周組織再生治療とは、歯茎を移植したり骨を増やしたりして、歯周病により下がった歯を支える骨や歯茎を回復させる治療方法です。

治療を行う際は麻酔をして歯茎をめくり、不良肉芽や歯石を除去したあとにエムドゲインという薬剤を注入し、歯茎を縫合します。

エムドゲインの主成分は歯周組織を形成するタンパク質で、患部に塗布することで歯周組織の再生が促されるものです。

歯周病(歯槽膿漏)は、歯茎や骨(歯槽骨)の炎症により引き起こされます。

歯茎や骨が炎症を起こす原因は、口の中に存在する細菌の塊(プラーク)です。

歯周病の症状が進行すると、歯を支える骨が溶けて歯がぐらぐらするようになり、最終的には歯が自然に抜け落ちてしまいます。

初期症状がなく進行する病気のため、極力早く発見して治療を行いましょう。

根管治療とは?メリット・効果

根管治療とは、歯の神経や血管など(歯髄)の炎症・感染に対して行う治療方法です。

虫歯が重症化して神経にまで到達した場合は、根管治療が必要になります。

重症化した虫歯が自然に治ることはないため、根管治療で細菌を除去したうえで、新たに細菌が入らないよう薬を詰めなければいけません。

治療を行う際は歯髄組織を除去し、根管内の消毒とシーリング材の充填を行ったうえで被せ物をします。

根管治療のよい点は、たとえ神経が死んだ歯であっても、治療を行うことで自身の歯を長く使用できる可能性がある点です。

ただし、歯の根に重度の膿が溜まっていたり歯の根が割れている場合は、根管治療で治せないケースがあります。

虫歯が重症化しているものの歯を残したい方は、極力早く根管治療を受けましょう。

根管治療を実際に行っている様子が気になる方は、次の動画をご覧ください。

歯髄再生治療とは?メリット・効果

歯髄再生治療とは、親知らずや乳歯などから歯髄幹細胞を移植し、歯髄(歯の神経)を再生させる治療方法です。

歯髄を抜くと、虫歯になりやすい・歯の見た目が悪くなるなどのデメリットがあるため、歯髄は極力残すべきだと言えます。

歯髄再生治療を行うメリットは、次のとおりです。

  • 再生させた神経が歯に栄養を届けるため、自身の歯が長持ちする
  • 神経が死んだことで茶色く変色した歯を白くできる
  • 虫歯が再発しにくい
  • 採取した歯髄幹細胞を全身疾患への治療に応用できる可能性がある

歯を元気で美しい状態で保ちたい方には、歯髄再生治療をおすすめします。

ただし、歯の根や細胞の状況によっては治療が困難な場合もある点に、注意が必要です。

歯髄再生治療について詳しく知りたい方は、次の動画もご覧ください。

東京で歯を残す治療を受けたいなら赤坂さくら歯科・矯正歯科へ

東京で歯を残す治療を検討している方には、赤坂さくら歯科・矯正歯科がおすすめです。

当院には、次のような特徴があります。

  • 歯を残す治療のプロが在籍
  • 完全予約制で丁寧な治療
  • デンタルローンが利用可能
  • 朝7:30から診療

赤坂さくら歯科・矯正歯科は、第2種再生医療等提供医療機関認可を受けており、歯髄再生治療に対応可能なクリニックです。

怪我や事故で歯をぶつけて神経が死んでしまい「歯を抜くしかない」と言われた方でも、歯髄再生治療を行えば自身の歯を残せる可能性があります。

当院はカウンセリングにも時間をかけているため、歯を残す治療に関する要望や悩みを納得いくまでご相談ください。

赤坂さくら歯科・矯正歯科の特徴について、詳しく解説します。

歯を残す治療のプロが在籍

赤坂さくら歯科・矯正歯科には、歯を残す治療のプロが在籍しています。

歯髄再生・根管治療担当医の田中宏幸医師は、歯髄再生治療の講演やメディア掲載実績も豊富で、知識や技術力は申し分ありません。

また、院長の土黒さくら医師は、生涯にわたり口の健康と美を維持できる治療を心がけており、安心して歯を残す治療の相談ができます。

初診時のカウンセリングや治療相談は院長が行うため、歯のことで少しでも気になる点があればぜひ気軽にご相談ください。

丁寧なカウンセリングと先進機器による的確な診査・診断により、一人ひとりに最適な治療プランを提案させていただきます。

完全予約制で丁寧な治療を行う

完全予約制で丁寧な治療を行う点も、赤坂さくら歯科・矯正歯科の特徴です。

カウンセリングや治療の時間を十分に確保しているため、不安や疑問が残ったまま治療を受けることはありません。

不安や疑問をすべて解消し、納得していただけたら治療を開始します。

初診時のカウンセリング時間は1時間〜1時間半ほどが目安のため、要望や不安を納得いくまでご相談ください。

予約方法は電話・WEB・メールの3種類で、WEBからは24時間予約と空席確認をしていただけます。

日中忙しく電話をする時間がない方は、ぜひWEB予約をご活用ください。

デンタルローンが利用できる

デンタルローンによる分割払いが利用できる点も、赤坂さくら歯科・矯正歯科の特徴です。

アプラス・ジャックス・アイフルのデンタルローンに対応しており、3万円から申請を行えます。デンタルローンの分割回数は最大120回、実質年率は2.9%〜です。

審査結果は即日で出るため、極力早く治療を開始したい方でも気軽に申請していただけます。

他院での審査結果に関しても相談可能なため、料金がネックで歯を残す治療を断念していた方も、ぜひ一度ご相談ください。

歯髄再生治療の症例

神経を失った歯に、当院で歯髄再生治療を行った症例をご紹介します。

歯根端切除術を併用した歯髄再生治療の症例 治療前と治療後のCT画像

※効果・結果には個人差があります。

項目 内容
治療内容 歯髄再生治療・象牙質再生治療(歯根端切除術を併用)
治療期間 約1年
※経過観察のため定期検診での受診をお願いしています
治療費用 770,000円(税込)
※各種検査費用・かぶせ物の費用は別途
※歯髄幹細胞の採取保管料は、アエラスバイオ社との保存契約により別途
リスク・副作用 根の状態によっては治療の適応外となる、または細胞の培養ができない場合があります/移植後に歯髄が再生しない場合があります/根の炎症が大きい場合は外科処置が必要になる場合があります/根が完全に破折している場合は抜歯となります/治療期間が1年以上かかる場合があります

神経が虫歯で死んでしまい、他院で根管治療を受けていた歯の症例です。

根の先に側枝と呼ばれる枝分かれした細い根管があり、洗浄しきれなかったため、歯根端切除術を行ったうえで歯髄幹細胞を移植しました。

移植後1ヶ月で歯髄の反応が回復し、移植後半年でデンチンブリッジ(第二象牙質)の形成が確認されています。

根の先には骨が形成され、根尖が閉じ始めています。

歯髄再生治療の詳しい内容は「歯髄再生治療」のページでご覧いただけます。

まとめ

歯を残すための治療は、虫歯治療(MI治療)・歯周組織再生治療・根管治療・歯髄再生治療の4種類です。

重症化した虫歯を治療するには一般的に根管治療で歯髄を抜きます。

しかし、歯髄を抜くと歯の機能面・審美面に悪影響を及ぼすため、歯髄は極力抜かないべきです。

自身の歯を元気で美しい状態で保ちたい方は、歯髄再生治療を検討してみましょう。

東京で歯を残す治療を検討している方には、歯髄再生・根管治療のプロフェッショナルが在籍する赤坂さくら歯科・矯正歯科がおすすめです。

他院では「歯を抜くしかない」と言われた方に対しても、丁寧なカウンセリングと的確な診査・診断のうえで、最適な治療方法を提案させていただきます。

クリニックは東京メトロ千代田線「赤坂駅」より徒歩30秒で、通いやすさも申し分ありません。

診療時間は平日の7時半〜17時で、早朝しか時間が取れない方でも気軽に来院していただけます。

歯を抜かずに口内の問題を解決したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

より詳しくは、赤坂さくら歯科・矯正歯科にてご相談・ご来院をお待ちしております。


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カテゴリ:医師監修コラム, 歯髄再生治療に関するコラム

インビザラインの変化はいつから?効果を実感するまでの期間や症例を紹介

インビザライン矯正で変化や効果を実感できるまでにかかる期間は、一般的には6か月ほどです。

6か月を過ぎても効果があらわれないと、インビザライン治療が失敗しているか、歯が後戻りしているケースが考えられます。

インビザライン治療で後悔しないためにも、治療中は医師の指示をきちんと守りましょう。

本記事では、インビザライン治療による変化はいつからあらわれるのか解説し、治療期間ごとの症例写真も紹介します。

治療期間ごとにどれくらいの変化があるのか画像で確認したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

後悔しないインビザライン矯正を希望する方には、インビザライン認定医と審美歯科のプロが在籍する赤坂さくら歯科・矯正歯科がおすすめです。

他院で断られた症例であっても対応可能なため、インビザライン矯正を検討している方はぜひ一度ご相談ください。


インビザラインによる変化はいつから?効果を実感するまでにかかる期間

インビザライン矯正による変化を実感するまでにかかる期間は、早いと3か月ほど、一般的には6か月ほどです。

インビザライン矯正では、マウスピース1枚につき0.25mmほど歯が動くため、マウスピースの交換頻度が週1の場合は1か月で1mmほど歯が動きます。

6か月間インビザライン矯正を行った段階では、マウスピースの数が15〜20枚を超えており、歯が3mmほど動いているケースが一般的です。

3mmほど歯が動くと変化を実感する方が多いため、6か月をひとつの目安にしておきましょう。

ただし、マウスピースの交換頻度は人により異なります。

マウスピースは1〜2週間ごとに交換するケースが一般的ですが、医師に指示された交換頻度を守りましょう。

インビザライン治療の効果を早く実感する方法

インビザライン矯正の効果をより早く実感したい方は、「オルソパルス」を検討してみましょう。

オルソパルスは歯列矯正の補助目的で使用する装置で、歯に赤外線を当てることにより、歯の動きを加速させたり痛みを軽減したりします。

オルソパルスの使用方法は簡単で、1日10分ほど装置を口にくわえるのみです。

オルソパルスを使用した研究では、治療期間を最大66%短縮できるという結果も出ています。

通常は3年かかる治療が1年で完了したケースもあるため、インビザライン矯正による変化を早く実感したい方にはおすすめです。

注意点として、オルソパルスはすべてのクリニックで取り扱っているわけではありません。

インビザライン矯正にオルソパルスを取り入れたい方は、カウンセリングの際に取り扱いの有無を確認しておきましょう。

インビザライン治療による変化がわかる症例写真

ここからは、インビザライン治療による変化がわかる症例写真を紹介します。

治療期間5か月のものから2年のものまで合計5パターン紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

治療期間5ヶ月の症例

こちらは、インビザライン矯正を5ヶ月間行った症例です。

治療前は上あごの歯にがたつきがあり、前歯の一部が後ろにずれている状態でした。

5か月間のインビザライン矯正により前歯のがたつきが解消され、歯並びがきれいに改善されています。

口腔内を下から見ても、歯がきれいなアーチ型に整っています。

上記の症例のようなケースでは、短期間のインビザライン矯正でも十分変化を実感可能です。

治療期間9ヶ月の症例

次は、インビザライン矯正を9か月間行った症例です。

治療前は下あごの歯にがたつきがあり、歯が前後に重なり合っている状態でした。

9か月間インビザライン矯正を行った結果、下あごの歯が横一列に整った上に、上あごの歯のがたつきも改善されています。

上記の症例のように複数の歯にがたつきがある場合でも、9か月間しっかりとインビザライン矯正を行えば、きれいな歯並びになるためご安心ください。

治療期間1年4ヶ月の経過症例

続いては、インビザライン矯正を1年4か月行っている症例です。

まだ治療は完了していませんが、すでに八重歯が正しい位置に戻っており、上下ともに歯のでこぼこが大幅に改善されています。

矯正治療で八重歯の位置を整えるためには、歯のスペースを確保する必要がありますが、上記の症例では抜歯を行っていません。

インビザラインは歯と歯の間をわずかに削るのみの処置でも歯のスペースを作れるため、抜歯をしない歯列矯正を希望する方も、ぜひ気軽にご相談ください。

治療期間1年6ヶ月の経過症例

次の写真は、インビザライン矯正を1年6か月行っている症例です。

まだ治療途中ですが、両側の八重歯が正しい位置に戻り、下あごの歯のでこぼこもきれいに整いました。

だいぶ歯並びが改善されたため、今後は上下の歯の正中線のずれを整えていきます。

上記のような複雑な症例でも、抜歯なしで歯並びをきれいに整えることが可能です。

治療期間2年の症例

最後に紹介するのは、インビザライン矯正を2年間行った症例です。

治療前は歯の生え方が互い違いになっている状態で、歯のがたつきが目立ちます。

2年間インビザライン矯正を行った結果、歯のがたつきがきれいに改善され、正しい噛み合わせになりました。

横から見ても、複雑に重なり合っていた歯がきれいな歯並びに改善されています。

一見改善が難しいように思われる複雑な症例でも、時間をかけてインビザライン矯正を行えば、きれいに整えることが可能です。

インビザライン治療でなかなか変化があらわれない原因と対処法

インビザライン矯正でなかなか変化があらわれない理由は、次のとおりです。

  • マウスピースの装着時間や装着ルールを守っていない
  • 定期的な通院をしていない
  • 保定期間中、リテーナーを正しく装着していない
  • 極端に歯並びが悪い

医師の指示を守っていないと、インビザライン矯正で十分な効果を得られません。

歯並びをきれいに整えるためにも、インビザライン治療中は医師の指示を守り、きちんと通院しましょう。

インビザライン矯正で変化があらわれない原因と対処法について、詳しく解説します。

マウスピースの装着時間や装着ルールを守っていない

マウスピースの装着時間や装着ルールを守っていない場合、インビザライン矯正でなかなか変化があらわれません。

インビザライン矯正で歯を動かすためには、マウスピースを正しく装着する必要があるからです。

インビザライン治療中は、1日20時間以上マウスピースを装着しなければいけません。

装着時間が足りないと、治療が予定どおりに進まなかったりマウスピースが合わなくなったりします。

マウスピースを装着する際は両手で持ち、奥歯からゆっくりとはめましょう。

指で押して隙間がないことを確認し、ぎゅっと噛んでマウスピースを密着させれば装着完了です。

マウスピースの交換時期や交換の順番は医師が指示するため、定められたスケジュールを必ず守りましょう。

自己判断でマウスピースを交換すると、治療計画を立て直さないといけなくなります。

定期的な通院をしていない

クリニックにきちんと通院していない場合も、インビザライン矯正の変化がなかなかあらわれません。

インビザライン矯正中の通院では、治療の進み具合を確認したり歯のメンテナンスを行ったりするからです。

クリニックにきちんと通院していないと、万が一虫歯になったりアタッチメントが外れたりした際の対応が遅れてしまいます。

治療のスケジュールに支障をきたす恐れがあるため、医師に指示されたタイミングで必ず通院し、口腔内に問題がないか確認してもらいましょう。

保定期間中、リテーナーを正しく装着していない

インビザライン矯正後の保定期間中にリテーナーを正しく装着していない場合、せっかくきれいになった歯並びが元に戻ってしまいます。

歯列矯正後の歯は元の状態に戻ろうとするため、リテーナーという装置で歯並びをしっかりと定着させる必要があるからです。

基本的にはインビザライン矯正を行った期間と同期間、リテーナーを装着する必要があります。

装着時間は最初の2年間が1日20時間以上で、徐々に装着時間を短くするケースが一般的です。

こちらは当院でのインビザライン矯正後の患者様にワイヤーを使用した固定タイプのリテーナーを取り付けた画像です。

リテーナーには固定式の他にもマウスピース型など様々な種類があります。

リテーナーの具体的な使用方法や期間は医師が指示するため、必ず守りましょう。

保定期間中は3〜6か月に1回の頻度で通院し、歯の状態確認やリテーナーのメンテナンスを受けます。

インビザライン治療中と同様に、保定期間中も必ず通院スケジュールを守りましょう。

極端に歯並びが悪い

極端に歯並びが悪い場合、インビザライン矯正ではなかなか変化があらわれないことがあります。

複雑な歯並びは、ワイヤー矯正の方が向いているケースがあるからです。

より効果の高い矯正治療を希望する方は、インビザライン矯正とワイヤー矯正の併用も検討してみましょう。

治療開始後に後悔しないためにも、最適な治療方法をきちんと見極めてくれるクリニックを選ぶことも大切です。

インビザライン治療で効果を得るにはクリニック選びも重要

インビザライン矯正で十分な効果を得るためには、クリニック選びが重要です。

インビザライン治療の知識や経験が豊富なクリニックであれば、カウンセリングや精密検査で口腔内をしっかりと確認した上で、最適な治療方法を提案してくれます。

安心してインビザライン治療を受けたい方は、インビザライン認定医が在籍するクリニックを選びましょう。

インビザライン認定医であれば、歯並びが複雑な症例であっても対応できるケースが多いからです。

インビザライン治療のみを行うべきか、他の治療方法と併用すべきかの判断も的確なため、安心して治療を受けられます。

変化や効果を実感できるインビザライン治療をしたいなら赤坂さくら歯科・矯正歯科へ

変化や効果をしっかりと実感できるインビザライン治療を希望する方には、赤坂さくら歯科・矯正歯科がおすすめです。

赤坂さくら歯科・矯正歯科のインビザライン治療には、次のような特徴があります。

  • 他院で断られた症例でも矯正治療が行える
  • 精密な治療計画を提示できる
  • インビザライン認定医と審美歯科のプロが在籍
  • デンタルローンが利用できる

赤坂さくら歯科・矯正歯科では事前に治療内容や料金をお伝えするため、通院期間を把握した上で安心して治療を開始できます。

在籍医師は歯列矯正のエキスパートで、インビザライン矯正に関する知識や経験も申し分ありません。

カウンセリングにしっかりと時間をかけ、一人ひとりに最適な治療方法を提案させていただくため、ぜひ一度ご相談ください。

赤坂さくら歯科・矯正歯科のインビザライン治療について、詳しく解説します。

他院で断られた症例でも矯正治療が行える

赤坂さくら歯科・矯正歯科には歯列矯正のエキスパートが在籍しているため、他院で断られた症例であっても矯正治療が可能です。

審美歯科と矯正歯科の医師で精密な診断と治療計画を立て、症例ごとに最適な治療方法を提案させていただきます。

極力歯を抜かない・削らないで済む方法を提案する点も、赤坂さくら歯科・矯正歯科の特徴です。

歯を抜かない矯正治療を希望する方も、ぜひ一度ご相談ください。

精密な治療計画を提示できる

マウスピースの型取りにiTeroという3Dスキャナーを採用しており、精密な治療計画を提示できる点も、赤坂さくら歯科・矯正歯科の強みです。

粘土のようなものを口腔内に入れていた従来の手法とは異なり、iTeroによる型取りでは患者様に負担がかかりません。

ストレスをかけずにマウスピースの型取りを行える上に、従来よりも正確な歯型を採取できるため、より精度の高いインビザライン治療が可能になりました。

完成度の高いインビザライン矯正を希望する方でも、納得して治療を受けていただけます。

インビザラインライン認定医と審美歯科のプロが在籍

インビザライン認定医と審美歯科のプロが在籍しており、安心してインビザライン治療を受けられる点も、赤坂さくら歯科・矯正歯科の特徴です。

インビザライン矯正に関する知識と経験が豊富なため、口腔内の状態を正しく見極めた上で、一人ひとりに最適な治療方法を提案させていただきます。

完成度の高いインビザライン矯正を希望する方や、現在の矯正治療が上手くいっていない方は、ぜひ一度ご相談ください。

デンタルローンが利用できる

インビザライン治療を受ける際にデンタルローンが利用できる点も、赤坂さくら歯科・矯正歯科の特徴です。

デンタルローンは3万円から申し込み可能で、分割回数は最大120回、実質年率は2.5〜4.8%になります。

審査結果はその日のうちにわかるため、治療費用の一括払いが難しくインビザライン矯正を諦めていた方も、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ

インビザライン矯正による変化を実感するまでにかかる期間は、一般的には6か月ほどです。

マウスピース1枚につき0.25mmほど歯が動きますが、3mmほど動いた段階で変化を実感する方が多い傾向にあります。

使用するマウスピースの数が15〜20枚を超えたあたりで、歯が3mmほど動いているケースが一般的のため、ひとつの目安にしておきましょう。

インビザライン矯正でしっかりと変化を実感するためには、クリニック選びが重要です。

インビザライン認定医の在籍するクリニックであれば、口腔内の状態をきちんと見極めた上で、最適な治療計画を立ててくれます。

赤坂さくら歯科・矯正歯科にはインビザライン認定医と審美歯科のプロが在籍しているため、変化や効果を実感できるインビザライン治療を希望する方でも安心です。

クリニックは東京メトロ千代田線「赤坂駅」より徒歩30秒で、定期的な通院も苦になりません。

他院で断られた症例であっても対応可能なため、インビザライン矯正を検討している方はぜひ一度ご相談ください。

より詳しくは、赤坂さくら歯科・矯正歯科にてご相談・ご来院をお待ちしております。


赤坂の歯医者 赤坂さくら歯科・矯正歯科
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インビザライン矯正中に食事・飲み物をとる際の注意点!食後のケアまで解説

インビザライン矯正中は、マウスピースをつけたまま食事をしてはいけません。

マウスピースを外さない状態で食事をすると、虫歯や歯周病になったりマウスピースが変形したりするからです。

本記事では、インビザライン矯正中の食事について徹底解説しています。

急な飲み会や外食でマウスピースを外せないときはどうしたらいいかお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

東京で完成度の高いインビザライン矯正を希望する方には、インビザライン認定医が在籍する赤坂さくら歯科・矯正歯科がおすすめです。

審美歯科のエキスパートである院長と日本矯正歯科学会の認定医の歯科医師が、一人ひとりに最適な治療方法を提案させていただきます。

他院では断られた症例であっても治療可能なため、インビザライン矯正を検討している方はぜひ一度ご相談ください。


インビザライン矯正中も食事は通常通りで問題ない

インビザライン矯正中も、食事内容は通常通りで問題ありません。

食事中は矯正装置のマウスピースを取り外すため、痛みや違和感なく食事をしていただけます。

ただし、マウスピースを装着したまま食事をすると、虫歯や歯周病になったりマウスピースが変形したりする恐れがある点に注意が必要です。

インビザライン矯正中の食事について、詳しく解説します。

食事をする際はマウスピースを外す

インビザライン矯正中に食事をする際は、必ずマウスピースを外しましょう。

マウスピースを装着したままの食事には、次のようなリスクがあるからです。

  • マウスピースが破損する
  • 歯やマウスピースに着色する
  • 虫歯や歯周病のリスクが高まる

食事が終わったら歯磨きをして、すぐにマウスピースを装着しましょう。

インビザライン矯正中は、1日20時間以上マウスピースを装着する必要があるからです。

マウスピースの装着時間が足りないと、治療計画通りに歯が動かなかったり、動いた歯が戻ってしまったりします。

治療が予定通りに進まないと、事前に作っておいたマウスピースが合わなくなる恐れもあるため、装着時間は守りましょう。

しかし、会食や移動などで時間を取られることが多いケースでは、1日20時間以上のマウスピース装着が難しい場合もあります。

装着時間が足りなくても、マウスピースの交換を数日後ろ倒しにすることで調節できるケースもあるため、医師に相談してみましょう。

おやつなどの間食を食べるときも外しておく

インビザライン矯正中は、おやつを食べる際もマウスピースを外す必要があります。

間食のたびにマウスピースを外すことは面倒かもしれませんが、装着したままだと虫歯や歯周病になるリスク、マウスピースが破損するリスクがあるからです。

インビザライン矯正を行った患者様の中には、マウスピースの着脱が面倒なために間食が減り結果的に痩せた方もいます。

おやつを食べる際にマウスピースを外すことが面倒な方は、歯列矯正と同時にダイエットも叶うかもしれません。

食事中に外したマウスピースは必ず専用ケースで保管しておく

食事中に外したマウスピースは、必ず専用ケースに入れて保管しておきましょう。

マウスピースを無造作に置いてしまうと、ホコリが付着したり紛失したりする恐れがあるからです。

マウスピースを紛失した場合、作り直すための追加費用がかかるうえに、治療期間も延びてしまいます。

スムーズに治療を進めるためにも、マウスピースの取り扱いには十分注意しましょう。

食後は必ず歯磨きをしてからマウスピースを装着する

インビザライン矯正中は、食後必ず歯磨きをしてからマウスピースを装着しましょう。

口腔内に食べカスが残っている状態でマウスピースを装着すると、マウスピースの内側に細菌が付着します。

歯に細菌が付着したままの状態は虫歯や歯周病のリスクを高めるため、十分注意が必要です。

万が一虫歯や歯周病になってしまったら、インビザライン矯正を中断して虫歯や歯周病の治療を行わなくてはいけません。

インビザライン矯正中に虫歯や歯周病の治療を行うと、矯正治療の計画が狂い、理想の歯並びにならなくなる恐れがあります。

理想の歯並びを叶えるためにも、インビザライン矯正中は口腔内を清潔な状態で保つよう、とくに意識しましょう。

歯磨きの際に歯間ブラシやデンタルフロスも使用すると、食べカスをしっかりと除去できるためおすすめです。

インビザラインのマウスピースをつけたまま食事をする虫歯や歯周病につながる恐れがある

インビザライン矯正のマウスピースを装着した状態で食事をすると、虫歯や歯周病になる恐れがあります。

マウスピースを装着したまま食事をすると、糖分や食べ物のカスが歯に付着したままの状態になるからです。

通常であれば、口腔内の唾液が歯に付着した糖分や食べ物のカスを洗い流しますが、マウスピースが歯に密着している状態では唾液が歯に届きません。

虫歯や歯周病のリスクを高めてしまうため、マウスピースを装着したまま食事をしないよう十分注意が必要です。

万が一、担当医師からマウスピースを装着したまま食事をするよう指示された場合は、マウスピースの装着方法を再度確認しましょう。

インビザラインを提供するインビザライン・ジャパンのサイトでも、食事中はマウスピースを外すよう記載されています。

マウスピースを装着したまま食事をするよう指示されることはないため、再度マウスピースの付け方を確認してみてください。

マウスピースが外せない時は硬い食べ物を避けよう

どうしても食事中にマウスピースを外せない事情があるときは、硬い食べ物を避けましょう。

アーモンドやホルモンなどの硬い食べ物を噛むと、マウスピースに負担がかかるからです。

食事中の噛む力は女性で約40kgもありますが、マウスピースの厚さは0.5mmと薄く、繰り返し噛むとマウスピースが破損する恐れがあります。

急な外食でどうしてもマウスピースを外せない場合は、柔らかい食べ物を選びましょう。

インビザライン矯正中に飲み物を飲む際の注意

インビザライン矯正中に飲み物を摂る際は、次の点に注意しましょう。

  • 水はマウスピースをつけたまま飲んで良い
  • コーヒーやジュースなどを飲む際はマウスピースを外す
  • 高温の飲み物は避ける

それぞれ詳しく解説します。

水はマウスピースをつけたまま飲んで良い

インビザライン矯正中でも水やお茶や無糖の炭酸水であれば、マウスピースを装着したまま飲んで問題ありません。

水やお茶や無糖の炭酸水は、虫歯の原因になる糖分を含んでいないからです。

ただし、40℃以上の飲み物を摂る場合は、マウスピースを外さなくてはいけません。

コーヒーやジュースなどを飲む際はマウスピースを外す

インビザライン矯正中にコーヒーやジュースなどを飲む際は、必ずマウスピースを外しましょう。

コーヒーやオレンジジュースや赤ワインなどの色の濃い飲み物を摂ると、マウスピースが変色する恐れがあるからです。

飲み物によりマウスピースが変色してしまったら、水で洗い流しても着色が残ってしまいます。

インビザライン矯正で使用するマウスピースは透明で、変色すると目立つ恐れがあるため十分注意が必要です。

万が一、マウスピースを装着したまま色の濃い飲み物を摂ってしまったときは、すぐに水で口をすすぎましょう。

高温の飲み物は避ける

インビザライン矯正中は、マウスピースを装着したまま高温の飲み物を摂らないよう注意しましょう。

マウスピースは熱に弱いプラスチック素材で作られており、変形する恐れがあるからです。

インビザラインを提供するインビザライン・ジャパンのチャット相談では、40℃以上の温水に15分触れると変形の恐れがあると記載されています。

万が一マウスピースが変形してしまうと、冷やしても元の状態に戻ることはありません。

マウスピースが変形すると上手くフィットしなくなり、計画通りに歯を動かせなくなります。

治療をスムーズに進めるためにも、インビザライン矯正中はマウスピースを装着したまま高温の飲み物を摂らないようにしましょう。

失敗しないインビザライン矯正をするなら赤坂さくら歯科・矯正歯科へ

失敗しないインビザライン矯正を希望する方には、インビザライン認定医が在籍する赤坂さくら歯科・矯正歯科がおすすめです。

赤坂さくら歯科・矯正歯科のインビザライン矯正には、次のような特徴があります。

  • 他院で断られた症例でも矯正治療が行える
  • 精密な治療計画を提示できる
  • 知識と経験が豊富な医師が在籍する
  • デンタルローンが利用できる

インビザライン矯正は、医師の技術力により完成度が左右されやすい治療方法です。

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、入念なカウンセリングと精密検査により、一人ひとりに最適なインビザライン治療を提案しています。

完成度の高いインビザライン矯正を希望する方は、ぜひ一度ご相談ください。

赤坂さくら歯科・矯正歯科のインビザライン矯正について、詳しく解説します。

他院で断られた症例でも矯正治療が行える

赤坂さくら歯科・矯正歯科の強みは、他院では断られた症例でも矯正治療を行える点です。

審美歯科のエキスパートである院長と矯正歯科の医師がタッグを組み、精密な診断をもとに矯正治療の計画を立てさせていただきます。

当院では、矯正歯科とセラミックの混合治療も対応可能です。

他院ではインビザライン矯正が難しいと言われた症例であっても、対応させていただくため、ぜひ気軽にご相談ください。

治療では、極力歯を削らない・抜かなくて済む方法を提案しており、自身の歯を維持したまま歯列矯正を行いたい方でも安心です。

精密な治療計画を提示できる

精密な治療計画を提示できる点も、赤坂さくら歯科・矯正歯科のインビザライン矯正の強みです。

マウスピースの型取りには3Dスキャナー「iTero」を使用しており、従来の型取り方法よりも正確な歯型を採取できるようになりました。

粘土のようなものを口腔内に入れる従来の型取り方法と比較して、患者様に負担がかからない点もiTeroのメリットです。

素早く楽にマウスピースの型取りを終えたい方や、より精度の高いインビザライン矯正を希望する方は、ぜひご検討ください。

知識と経験が豊富な医師が在籍する

赤坂さくら歯科・矯正歯科には知識と経験が豊富な医師が在籍しているため、失敗しないインビザライン矯正を希望する方でも安心です。

最先端の治療方法であるインビザライン矯正では、医師の技術力や経験により完成度が左右されます。

赤坂さくら歯科・矯正歯科の医師は歯科矯正のエキスパートのため、患者様一人ひとりの悩みに寄り添い、最適な治療方法を提案可能です。

自身に本当にインビザライン矯正が適しているのかわからない方や、治療に関して不安や疑問がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

デンタルローンが利用できる

赤坂さくら歯科・矯正歯科でインビザライン矯正を受ける際は、デンタルローンによる分割払いをご利用いただけます。

申請可能な金額は3万円〜、分割回数は最大120回、実質年率は2.5〜4.8%です。

デンタルローンの申請はクリニックのタブレットから行え、当日中に審査結果がわかります。

極力早くインビザライン矯正を開始したいものの、費用がネックでお悩みの方は、ぜひデンタルローンをご活用ください。

まとめ

インビザライン矯正中も食事内容は通常通りで問題ありませんが、食事中はマウスピースを外す必要があります。

マウスピースを装着したまま食事をすると、虫歯や歯周病になったりマウスピースが変形したりするため、注意が必要です。

食後にマウスピースを装着する際は、必ず歯磨きを先にしましょう。

歯磨きをせずにマウスピースを装着すると、マウスピースの内側に細菌が付着し、虫歯や歯周病になる恐れがあります。

インビザライン矯正は、医師の技術力や経験により完成度が左右されやすい治療方法です。

東京で失敗しないインビザライン矯正を希望する方には、インビザライン認定医が在籍する赤坂さくら歯科・矯正歯科をおすすめします。

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、入念なカウンセリングと精密検査により、一人ひとりに最適な治療方法を提案可能です。

クリニックは東京メトロ千代田線「赤坂駅」より徒歩30秒で、仕事や用事のついでにでも気軽に通っていただけます。

他院では断られた症例であっても矯正治療が可能なため、インビザライン矯正を検討している方はぜひ一度ご相談ください。

より詳しくは、赤坂さくら歯科・矯正歯科にてご相談・ご来院をお待ちしております。


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インビザラインの部分矯正とは?できる・できないケースと期間、デメリット

前歯の少しのガタつきやすき間だけを直したいのに、歯並び全体を矯正するのは負担が大きいと感じますよね。

インビザラインの部分矯正は、前歯など気になる一部の歯だけをマウスピースで動かす治療です。

奥歯の噛み合わせに問題がなく、ガタつきやすき間、矯正後の後戻りが軽度であれば、部分矯正で整えられることがあります。

一方で、骨格のずれや奥歯の噛み合わせの乱れがある場合は、部分矯正ではなく全体矯正が必要です。

治療期間は、当院で部分矯正に使うプランでは3〜7か月程度が目安です。

以下では、部分矯正でできるケース・できないケース、上の歯だけ・下の歯だけの可否、期間、デメリット、全体矯正との違い、当院のプランと料金を順に取り上げます。

部分矯正で足りるかどうかは奥歯の噛み合わせまで見ないと判断できないため、迷ったら矯正の初診相談(無料)で確かめるのが近道です。

インビザラインの部分矯正とは?一部の歯だけを動かす矯正です

インビザラインの部分矯正は、歯並び全体ではなく、前歯を中心とした一部の歯だけを透明なマウスピース(アライナー)で動かす矯正治療です。

奥歯の位置や噛み合わせは今のまま生かし、見た目が気になる範囲の歯並びを整えることを目的にしています。

部分矯正(MTM)で整えるのは主に前歯の並び

部分矯正は、歯科ではMTM(Minor Tooth Movement:小さな歯の移動)とも呼ばれます。

主な対象は、笑ったときに見える前歯のガタつきや小さなすき間、1〜2本だけ内側や外側にずれた歯です。

被せ物やラミネートベニアの治療の前に、歯の位置を少し整えておく目的で行うこともあります。

動かす歯の本数と距離が小さい分、全体矯正に比べて期間が短く、費用も抑えやすいのが特徴です。

マウスピースで歯を動かす仕組み

インビザラインでは、歯の動きを少しずつ反映した複数のアライナーを、順番に交換しながら歯を動かします。

当院では、iTero(アイテロ)という口の中を読み取る3Dスキャナーで歯型を取り、クリンチェックという治療計画ソフトで歯がどう動くかを治療前に確認します。

歯の表面には、アライナーの力を歯に伝えるためのアタッチメントという小さな突起を歯の色の材料で付けることがあります。

インビザラインには使えるアライナーの枚数で分かれたプランがあり、部分矯正には枚数の少ないエクスプレス(片顎7枚まで)やライト(片顎14枚まで)を使います。

枚数で動かせる量が決まるため、どのプランで足りるかは、治療計画を立てた段階で分かります。

インビザラインで部分矯正ができるケース・できないケース

部分矯正ができるのは、奥歯の噛み合わせが正常で、前歯を少し動かすだけで整う歯並びです。

反対に、上下のあごの骨格がずれている場合や、奥歯の位置から直す必要がある場合は、部分矯正では対応できません。

部分矯正ができるケース

前歯が少し重なっている、軽く凸凹しているといった軽度の叢生(そうせい:ガタつき)は、部分矯正の代表的な対象です。

前歯のあいだにある小さなすき間(すきっ歯)も、閉じる距離がわずかであれば部分矯正で整えられます。

歯の傾きによる軽度の出っ歯は、前歯の角度を内側に戻すことで改善を図れる場合があります。

以前の矯正で整えた歯並びが少し戻ってしまった後戻りも、ずれが小さければ部分矯正の対象です。

部分矯正ができない・難しいケース

あごの骨の大きさや位置が原因の出っ歯や受け口(骨格性の不正咬合)は、歯だけを動かしても根本的には改善しません。

奥歯の噛み合わせがずれている場合や、上下の前歯が噛み合わない開咬(かいこう)の場合も、全体矯正で噛み合わせから整える必要があります。

ガタつきが大きく、歯を並べるすき間が足りない場合は、抜歯や奥歯の移動が必要になり、部分矯正の範囲を超えます。

歯周病で歯ぐきに炎症がある場合や、治療していない虫歯がある場合は、先にその治療を行ってから矯正を検討します。

歯並び・お口の状態 部分矯正 理由
前歯の軽いガタつき(軽度の叢生) 対応できることが多い 前歯を少し動かすだけで並べられる
前歯の小さなすき間 対応できることが多い 閉じる距離がわずか
矯正後の軽い後戻り 対応できることが多い ずれが小さく、奥歯の噛み合わせは保たれている
歯の傾きによる軽度の出っ歯 状態によって対応できる 前歯を下げるすき間があるかで変わる
ガタつきが大きい 難しい 抜歯や奥歯の移動ですき間を作る必要がある
骨格性の出っ歯・受け口 難しい 原因があごの骨にある
奥歯の噛み合わせのずれ・開咬 難しい 噛み合わせ全体を整える必要がある

自分がどちらに近いかを見分ける目安

奥歯でしっかり噛めていて、気になるのが前歯の見た目だけであれば、部分矯正の対象になる可能性があります。

口元全体が前に出ている、奥歯で噛むと前歯が当たらない、左右で噛み合わせの感覚が違うといった場合は、全体矯正が必要なことが多いです。

見た目が軽度でも、歯を並べるすき間や歯の根の向きはレントゲンや歯型の検査をしないと分かりません。

今の歯並びで部分矯正が選べるかどうかは、矯正の初診相談でお口の中を見たうえでご説明します。

上の歯だけ・下の歯だけの部分矯正はできる?

噛み合わせに影響しない範囲であれば、上の歯だけ、または下の歯だけを動かす部分矯正も可能です。

ただし、片方だけを動かすと上下の歯の当たり方が変わるため、検査の結果によっては上下とも動かす計画になります。

下の前歯は矯正後に後戻りしやすい部位のため、下だけの治療でも保定まで含めて考える必要があります。

上だけ・下だけで治す場合のプランと費用については「マウスピース矯正で前歯だけ治す値段と相場は?インビザラインの上だけ・下だけの費用」をご覧ください。

関連記事マウスピース矯正で前歯だけ治す値段と相場は?インビザラインの上だけ・下だけの費用前歯のすき間やガタつきだけを直したいとき、まず気になるのは費用ですよね。 前歯だ…

上だけで足りるかは噛み合わせの検査で分かるため、矯正の初診相談(無料)でご確認ください。

インビザラインの部分矯正の期間はどのくらい?

インビザラインの部分矯正の期間は、当院で使うプランでは、エクスプレスで3〜4か月程度、ライトで4〜7か月程度が目安です。

この期間に加えて、治療前の検査と、治療後に歯並びを安定させる保定期間があります。

期間はアライナーの枚数と交換間隔で決まる

アライナーは一定の間隔で新しいものに交換し、1枚ごとに歯を少しずつ動かします。

使う枚数が少なく、交換の間隔が短いほど、治療期間は短くなります。

実際の期間は歯を動かす量で変わるため、クリンチェックで計画を立てた時点で、おおよその期間をお伝えします。

治療開始から保定までの流れ

まず矯正の初診相談で、気になる歯並びとご希望をお聞きします。

次に検査・診断で歯型や噛み合わせを確認し、クリンチェックで歯の動きと必要な枚数を決めます。

アライナーが届いたら装着を始め、定期的に通院して歯の動きを確認しながら交換を進めます。

予定の枚数を使い終えて歯並びが整ったら、保定装置(リテーナー)で歯を安定させる保定期間に入ります。

期間が延びる主な理由

インビザラインを開発した米国アライン・テクノロジー社は、食事と歯磨きの時間を除いて1日20〜22時間の装着を案内しています。

装着時間が足りないと歯が計画どおりに動かず、追加のアライナーを作り直すことになり、その分期間が延びます。

途中で計画より大きな移動が必要と分かった場合も、プランの変更で期間が長くなることがあります。

通院の間隔や仕事の予定に合わせた進め方も、相談の段階でお気軽にお尋ねください。

インビザラインの部分矯正のデメリット・注意点

部分矯正の主なデメリットは、噛み合わせ全体は整えられないこと、歯を削る処置が必要になる場合があること、装着時間の管理と治療後の保定が欠かせないことです。

期間や費用の短さだけで選ぶと、仕上がりに満足できない場合があるため、始める前に知っておきたい点を挙げます。

噛み合わせ全体は整えられず、仕上がりに限界がある

部分矯正は奥歯の位置を変えないため、動かせる範囲は前歯まわりに限られます。

口元の突出感を引っ込めたい、噛み合わせも改善したいといった希望には、部分矯正では応えられません。

気になる部分だけを無理に動かすと、上下の歯の当たり方が変わり、噛み合わせが悪くなるおそれもあります。

どこまで整うかは、治療前にクリンチェックの画面で仕上がりの見通しを確認してから決めることができます。

歯を削る処置(IPR)が必要になる場合がある

部分矯正では抜歯をしない代わりに、歯と歯のあいだのエナメル質をわずかに削ってすき間を作る処置(IPR)を行うことがあります。

削るのは歯を並べるのに必要な分だけで、場所と量は治療計画の段階で決まります。

IPRを行う理由や痛み、デメリットについては「インビザラインで歯を削るのはなぜ?削る量・痛み・デメリットと削らない方法」をご覧ください。

関連記事インビザラインで歯を削るのはなぜ?削る量・痛み・デメリットと削らない方法インビザラインの相談で「歯を少し削ります」と言われると、健康な歯を削って本当に大…

装着時間を自分で管理する必要がある

アライナーは取り外せる分、着けている時間はご自身の管理に任されます。

食事と歯磨きのとき以外は着けておく生活に慣れるまでは、つけ忘れや外したままの時間が長くなりがちです。

装着時間が足りないと期間が延びるだけでなく、計画どおりの仕上がりにならないこともあります。

治療後も保定装置を使わないと後戻りする

矯正で動かした歯は、治療後しばらくは元の位置に戻ろうとします。

コクラン・レビューでも、矯正後に保定の期間を設けないと、歯は元の位置に戻る傾向があるとされています。

動かす歯が少ない部分矯正でも同じで、治療期間が短いからといって保定を省くことはできません。

保定期間は、歯を動かした期間と同じくらい、またはそれ以上が一般的な目安とされています。

保定期間の考え方やリテーナーの費用については「インビザライン治療後の保定期間とは?費用やリテーナーはいつまでつけるべきか解説」をご覧ください。

関連記事インビザライン治療後の保定期間とは?費用やリテーナーはいつまでつけるべきか解説インビザラインで歯並びが整ったあとは、「保定期間」と呼ばれる歯を安定させる期間に…

途中で全体矯正に切り替えることがある

部分矯正で始めても、歯の動き方によっては、枚数の多いプランや全体矯正に計画を変える場合があります。

プランを変えると、期間と費用も変わります。

無理に部分矯正の範囲に収めるより、治療前の検査で必要な範囲を見極めておくことが、結果的に負担を減らすことにつながります。

ご自身の歯並びで起こりうるデメリットは、検査の結果をもとに治療前にお伝えしています。

部分矯正と全体矯正の違い

部分矯正と全体矯正の違いは、動かす歯の範囲と、噛み合わせまで整えるかどうかです。

部分矯正は前歯の見た目を整える治療で、全体矯正は奥歯を含めた歯並びと噛み合わせを整える治療です。

項目 部分矯正 全体矯正
動かす歯 前歯を中心とした一部の歯 奥歯を含めたすべての歯
目的 気になる部分の見た目を整える 歯並びと噛み合わせを整える
向いている状態 奥歯の噛み合わせが正常で、前歯の乱れが軽い 噛み合わせのずれ、大きなガタつき、口元の突出感がある
期間の目安 数か月程度 1年以上かかることが多い
抜歯 行わないことが多い(IPRですき間を作る場合がある) 状態によって必要になる
費用 全体矯正より抑えやすい 動かす範囲が広い分、高くなる
治療後の保定 必要 必要

前歯の見た目だけが気になり、噛み合わせに問題がなければ部分矯正、噛み合わせや口元のバランスも整えたい場合は全体矯正が向いています。

部分矯正と全体矯正のどちらが合うか迷う場合は、両方の計画と期間を聞いてから決めていただけます。

赤坂さくら歯科・矯正歯科で部分矯正に使うプランと料金

当院では、インビザラインの部分矯正にエクスプレスとライトの2つのプランを使います。

ごく軽い乱れはエクスプレス、少し広い範囲を動かす場合はライトで、部分矯正の範囲を超える場合はモデレートやコンプリヘンシブで計画します。

プラン 主な対象 期間の目安 料金(税込)
エクスプレス(軽度矯正) 前歯1〜2本の小さなずれ・すき間 3〜4か月程度 片顎178,000円/両顎264,000円
ライト(部分矯正) 前歯の軽いガタつき・後戻り 4〜7か月程度 418,000円
モデレート(通常矯正) 部分矯正の範囲を超える場合 検査後にご説明 770,000円
コンプリヘンシブ(通常矯正) 噛み合わせを含む全体の矯正 検査後にご説明 1,045,000円

矯正の初診相談は無料で、治療を始める場合は別途、検査・診断料55,000円(税込)がかかります。

治療後の保定装置(マウスピース型)は、上下1セット22,000円、上下3セット55,000円(税込)です。

インビザラインは再診料がかかりません。

一般的な目安として、インビザラインのライトは30〜50万円程度、モデレートは70〜90万円程度とされています。

料金に検査・診断料や保定装置が含まれるかは医院によって異なるため、比べるときは治療が終わるまでの合計で確認すると分かりやすくなります。

検査・診断料と保定装置まで含めた総額の例は「マウスピース矯正で前歯だけ治す値段と相場は?インビザラインの上だけ・下だけの費用」でまとめています。

マウスピースが合わない方のために、ワイヤーによる部分矯正(330,000円・税込、検査・診断料55,000円、通院ごとの再診料・調整料5,500円、保定装置料55,000円が別途)もご用意しています。

エクスプレスの仕組みや向く歯並びについては「インビザラインエクスプレスとは?メリット・デメリットまとめ」をご覧ください。

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ライトの特徴や他のプランとの比べ方については「インビザラインライトの費用や治療期間は?他のプランとの違いも解説」をご覧ください。

関連記事インビザラインライトの費用や治療期間は?他のプランとの違いも解説インビザラインにはパッケージプランがいくつかあり、どれを選べばいいか迷うのではな…

お支払いには、3万円から申請できるデンタルローン(最大120回払い・実質年率2.9%〜)もご利用いただけます。

そのほかの料金は「料金表」のページでご確認いただけます。

どのプランになるかと総額は、検査とクリンチェックの結果をもとに治療前にお伝えします。

よくある質問

インビザラインの部分矯正について、相談の際によくいただく質問です。

部分矯正で出っ歯は治りますか?

前歯が前に傾いているだけの軽度の出っ歯であれば、部分矯正で改善を図れる場合があります。

あごの骨格が原因の出っ歯や、前歯を下げるすき間が足りない場合は、全体矯正が必要です。

部分矯正でも抜歯は必要ですか?

部分矯正では抜歯をしないことが多く、すき間が必要な場合はIPRで歯の側面をわずかに削って対応します。

抜歯が必要なほどすき間が足りない場合は、部分矯正ではなく全体矯正で計画します。

部分矯正は痛いですか?

新しいアライナーに交換した直後の数日は、歯が締め付けられるような感覚や軽い痛みが出ることがあります。

多くの場合は歯が動くにつれて落ち着きますが、強い痛みが続く場合は通院の際にご相談ください。

部分矯正に保険は使えますか?

見た目を整える目的の部分矯正は、一般的に公的医療保険の対象になりません。

当院は自由診療専門のため保険診療は行っていません。

カウンセリングだけでも受けられますか?

はい、矯正の初診相談は無料で、相談だけでも受けられます。

部分矯正で対応できそうか、上だけ・下だけで足りるかなど、気になる点をそのままお聞かせください。

当日に治療を無理におすすめすることはありませんので、まずは今の歯並びを知りたいという方もご相談ください。

まとめ

インビザラインの部分矯正は、前歯など一部の歯だけをマウスピースで動かし、気になる部分の見た目を整える治療です。

奥歯の噛み合わせに問題がない軽度のガタつき・すき間・後戻りが対象で、骨格のずれや噛み合わせの乱れがある場合は全体矯正が必要になります。

期間はエクスプレスで3〜4か月程度、ライトで4〜7か月程度が目安で、治療後は保定装置で歯並びを保つ期間に入ります。

上の歯だけ・下の歯だけの治療も、噛み合わせへの影響がなければ選べます。

インビザラインの部分矯正は赤坂さくら歯科・矯正歯科にご相談ください

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、iTeroで歯型を取り、クリンチェックで歯の動きと仕上がりの見通しを確認してから、部分矯正で足りるかどうかをご説明しています。

インビザラインの部分矯正は、エクスプレスが片顎178,000円・両顎264,000円、ライトが418,000円(税込)です。

マウスピース矯正とラミネートベニアの両方を1院で相談できるため、歯並びと歯の形や色をあわせて整えたい方にも対応しています。

実際のインビザラインの治療例は「症例写真 インビザラインの症例」のページでご覧いただけます。

赤坂駅4番出口から徒歩30秒の場所にあり、平日は朝7時30分から診療しています。

ご予約はWeb・LINE・お電話から受け付けています。

部分矯正で済むのかを確認したいだけでも構いません。

赤坂さくら歯科・矯正歯科では無料カウンセリングも受け付けており、ご予約はお電話または公式サイトから可能です。

赤坂の歯医者 赤坂さくら歯科・矯正歯科
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カテゴリ:インビザラインに関するコラム, 医師監修コラム

インビザラインで歯を削るのはなぜ?削る量・痛み・デメリットと削らない方法

インビザラインの相談で「歯を少し削ります」と言われると、健康な歯を削って本当に大丈夫なのか心配になりますよね。

インビザラインで削るのは、歯と歯が接している側面のエナメル質をごく薄く整える「IPR(ディスキング)」という処置で、虫歯の治療のように歯を大きく削るものではありません。

削るのは神経のないエナメル質の範囲にとどまるため、麻酔を使わずに行うのが一般的です。

適切な範囲で行えば虫歯や歯周病は増えなかったとする研究がある一方で、削った部分は元に戻らず、一時的にしみることもあります。

ここからは、削る理由と量、痛みやリスク、削らずに済む方法、削ると言われたときに確認したい点を順に説明します。

自分の歯並びで削る必要があるのか、どの歯をどれだけ削るのかは、検査と治療計画のシミュレーションで確認できます。

インビザラインで歯を削るのはなぜ?IPRの目的

インビザラインで歯を削る主な目的は、歯をきれいに並べるためのスペースを作ることと、歯の大きさのバランスを整えることです。

どの目的で削るのかによって、削る場所や量が変わります。

IPR・ディスキング・ストリッピングは同じ処置

矯正治療で歯の側面を削る処置は、IPR(Interproximal Reduction)、ディスキング、ストリッピングなど、いくつかの呼び方があります。

呼び方は医院によって違いますが、いずれも歯と歯が接する面(隣接面)のエナメル質を薄く削って幅を小さくする処置を指します。

インビザラインに限らず、ワイヤー矯正でも行われる方法です。

歯を並べるスペースを作る

歯がでこぼこに重なっている叢生(そうせい)や、前歯が前に傾いている出っ歯は、あごの中に歯が並ぶ場所が足りないことが原因の一つです。

スペースが足りないまま歯を並べようとすると、歯列全体が前に押し出され、口元が出っ張って見えることがあります。

歯と歯の間をわずかずつ削ると、複数の歯の分が合わさって、歯を動かすためのスペースになります。

スペースを作る方法には、ほかに歯列の幅を広げる方法、奥歯を後ろに動かす方法、歯を抜く方法があり、IPRは抜歯を避けるための選択肢の一つとして使われます。

上下・左右の歯の大きさのバランスを整える

上の歯と下の歯の大きさの比率(ボルトン比)が合っていないと、歯がきれいに並んでも噛み合わせにずれや隙間が残ることがあります。

大きい側の歯の幅をわずかに小さくして、上下の歯がかみ合うように整えるのもIPRの役割です。

左右で同じ種類の歯の幅や形が違う場合に、見た目のバランスを整える目的で削ることもあります。

ブラックトライアングルを目立ちにくくする・後戻りを抑える

歯と歯の根元に三角形の黒い隙間(ブラックトライアングル)が見える場合、歯の接する面の形を整えて歯を寄せることで、隙間を小さくできることがあります。

歯と歯が点ではなく面で接するように整えると、矯正後の歯並びの安定を助ける目的にもなります。

リトアニアの大学による2014年の文献レビュー(Lapenaite・Lopatiene、Stomatologija)でも、IPRの目的として、スペースの確保、上下の歯の大きさの調整、ブラックトライアングルの改善、矯正後の安定性の向上などが挙げられています。

ただし、矯正後の歯並びを保つ中心はリテーナー(保定装置)で、IPRだけで後戻りを防げるわけではありません。

後戻りの原因と防ぎ方については「マウスピース矯正は後戻りしやすい?原因・防ぐ方法・後戻りしたときの対処法」をご覧ください。

関連記事マウスピース矯正は後戻りしやすい?原因・防ぐ方法・後戻りしたときの対処法「マウスピース矯正は後戻りしやすいって本当?」 「後戻りを防ぐにはどうすればいい…

自分の場合にどの目的で削るのかは、歯並びと噛み合わせを検査してはじめて決まるため、計画の説明を受けるときに目的もあわせて確認してください。

歯を削る量はどのくらい?削るのはエナメル質の表面だけ

IPRで削るのは歯の側面のエナメル質のごく一部で、当院の院長は1か所(1面)あたり0.1〜0.2mmほどと説明しています。

歯の中の神経(歯髄)に近い象牙質まで削らない範囲で計画するのが原則です。

エナメル質は神経の通っていない歯の外側の層

歯は外側から、エナメル質、象牙質、歯髄(神経)の3層でできています。

エナメル質は体の中で最も硬い組織で、神経や血管は通っていません。

IPRはこのエナメル質の範囲で歯の幅をわずかに小さくする処置で、歯の形そのものを大きく変えるものではありません。

エナメル質の厚みは歯の種類や面によって違い、トルコ・米国の研究者が2025年に発表したCT画像の研究(Fırıncıoğullarıら、Turkish Journal of Orthodontics)では、小臼歯や大臼歯の奥側の面でエナメル質が厚い傾向が報告されています。

そのため、どの歯の間をどれだけ削るかは、歯の種類やエナメル質の厚みを踏まえて1か所ずつ決めます。

研究で報告されている削る量の目安

8〜17歳の矯正治療でのIPRについて、複数の研究をまとめて分析した2025年のシステマティックレビュー(Khoury-Absawiら、European Archives of Paediatric Dentistry)では、削った量は1か所(1面)あたり平均0.3mmでした。

研究で報告されている平均の0.3mmよりやや少ない量として、当院では1か所(1面)あたり0.1〜0.2mmほどを目安にしています。

1か所で削る量はわずかでも、複数の歯の間で少しずつ削ることで、歯を並べるのに必要なスペースを確保します。

必要なスペースがIPRで作れる量を超える場合は、ほかの方法と組み合わせるか、抜歯を検討することになります。

一度に全部削るのではなく、計画に沿って分けて行う

インビザラインでは、治療計画のシミュレーションソフト(クリンチェック)で、どの歯の間を、どのくらい、どの段階で削るかを決めます。

歯が重なったままだと器具が入らないため、歯が少し動いて削りやすくなった段階で行うなど、複数回に分けることが多いです。

実際に削った量は隙間を測る専用のゲージで確認しながら進めます。

イタリアなどの研究者が2020年に発表した研究(De Feliceら、Progress in Orthodontics)では、マウスピース矯正で実際に削られた量は計画より少ない傾向があったと報告されています。

削りすぎだけでなく削り足りないことも起こりうるため、処置のたびに隙間の幅を測って計画と照らし合わせます。

削ってできた隙間は治療の中で閉じていく

IPRの直後は、歯と歯の間にわずかな隙間が見えることがあります。

この隙間は歯を動かすためのスペースなので、マウスピースを交換していくうちに歯が動いて閉じていきます。

IPRの量と、削った隙間がどう閉じていくかについては、院長の土黒さくらが動画で説明しています。

治療の途中で隙間が閉じずに気になる場合は、計画どおりに歯が動いているかを確認しますので、通院の際にお伝えください。

インビザラインで歯を削るのは痛い?処置中の感じ方

IPRは神経のないエナメル質を削る処置のため、強い痛みは出にくく、麻酔を使わずに行うのが一般的です。

痛みの感じ方には個人差があり、もともと歯がしみやすい方は処置中や処置後にしみることがあります。

処置中に感じるのは振動や音、器具の当たる感覚

IPRでは、薄いヤスリ状の器具(ストリップス)を歯の間に通して手で削る方法や、回転する薄い円盤状の器具(ディスク)で削る方法などが使われます。

処置中は、器具が歯の間を通る圧迫感や、削るときの振動や音を感じる程度のことが多いです。

削ったあとは表面を研磨して、なめらかに仕上げます。

歯茎に器具が触れて出血することがある

歯と歯の間の歯茎に器具が触れると、少し出血したり、ひりひりしたりすることがあります。

歯茎に炎症があると出血しやすいため、日頃から歯と歯の間の汚れを落としておくことも大切です。

処置後に出血や痛みが長く続く場合は、我慢せずに相談してください。

マウスピースの締め付けによる痛みとは別のもの

インビザラインで「痛い」と感じる場面の多くは、新しいマウスピースに交換したときの締め付けや、歯が動くときの痛みです。

これは歯を削る処置とは別のもので、歯が新しい位置に慣れるにつれて和らいでいくことが多いです。

マウスピースによる痛みの原因と対処法については「インビザラインは痛いの?痛みを感じるケースと痛みを軽減させる方法について解説」をご覧ください。

関連記事インビザラインは痛いの?痛みを感じるケースと痛みを軽減させる方法について解説インビザラインは、金具やワイヤーを使用せず、透明なマウスピースを使って行う歯科矯…

痛みに不安がある方は、処置の前にその旨を伝えていただければ、様子を確認しながら進めます。

矯正で歯を削るデメリットは?虫歯・しみる・歯が弱くなる心配

歯を削る主なデメリットは、削った部分が元に戻らないこと、一時的にしみることがあること、仕上げが不十分だと汚れがたまりやすくなることです。

一方で、適切な範囲と方法で行ったIPRでは、虫歯や歯周病は増えなかったとする長期の研究があります。

削った部分は元に戻らない

エナメル質は、一度削ると自然に再生することはありません。

そのため、削る量は必要な分にとどめ、削らない方法で対応できないかも含めて計画を立てることが前提になります。

一時的にしみることがある

削った直後に、冷たいものが一時的にしみることがあります。

ポーランドの大学による2009年の研究(Sikorska-Bochińskaら、Annales Academiae Medicae Stetinensis)では、IPRを受けた32人にしみる痛みを尋ねたところ、37.5%が痛みなし、46.9%が軽い痛みと答え、非常に強い痛みと答えた人はおらず、症状はいずれも再発せずに治まったと報告されています。

しみる症状が長く残るかについても、ノルウェーの大学の2007年の研究(Zachrissonら、American Journal of Orthodontics and Dentofacial Orthopedics)で、下の前歯6本にIPRを行ってから10年以上たった61人のうち、59人が温度でしみやすくなっていないと答えています。

もともと知覚過敏がある方や、エナメル質がすり減っている方はしみやすくなることがあるため、処置の前に伝えておいてください。

削ったところは虫歯になりやすい?

「削った面から虫歯になるのでは」という心配に対しては、虫歯が増えなかったとする研究があります。

ノルウェーの大学の2011年の研究(Zachrissonら、American Journal of Orthodontics and Dentofacial Orthopedics)では、IPRから4〜6年たった43人を調べ、削った278面のうち新しい虫歯は2.5%で、削っていない面の2.4%と同程度でした。

上で紹介した2007年の研究でも、下の前歯にIPRを行ってから10年以上たった61人に新しい虫歯は見つからず、歯茎や骨の問題も増えていませんでした。

2022年のシステマティックレビュー(Gómez-Aguirreら、Orthodontics & Craniofacial Research)でも、IPRのあとに虫歯の増加、歯周組織の変化、しみる症状は見られなかったとまとめられています。

ただし、このレビューでは含まれた研究の質は低〜非常に低いとされています。

研究の結果は清掃ができている前提のものなので、削ったあとも歯と歯の間の汚れはフロスなどで落としてください。

歯が弱くなる・寿命が縮むことはある?

IPRで削るのはエナメル質の一部で、歯の神経や根には触れません。

上で紹介した10年以上の経過を見た研究でも、IPRによる歯や歯茎へのダメージは見られなかったと結論づけられています。

一方で、エナメル質を削りすぎて象牙質に近づくと、しみやすくなることがあります。

削りすぎを避けるために、エナメル質の厚みを考えて量を決め、削った量を測りながら少しずつ進めます。

段差や隙間が残ると汚れがたまりやすい

削った面に段差やざらつきが残ると、汚れがたまりやすくなります。

そのため、削ったあとは表面を研磨してなめらかに整えます。

計画どおりに歯が動かず隙間が残った場合は、追加のマウスピースなどで隙間を閉じる対応を検討します。

デメリット・リスク 起こりうること 防ぐ・減らすための対応
元に戻らない 削ったエナメル質は再生しない 削る量を必要な分にとどめ、削らない方法も含めて計画する
しみる 処置後に冷たいものが一時的にしみることがある 知覚過敏の有無を事前に伝える/エナメル質の厚みを考えて量を決める
虫歯 段差やざらつきが残ると汚れがたまりやすい 削った面を研磨する/フロスなどで歯と歯の間を清掃する
歯茎の出血 器具が触れて一時的に出血することがある 歯茎の炎症を落ち着かせてから処置する
隙間が残る 歯の動きが計画とずれると隙間が閉じきらないことがある 通院のたびに歯の動きを確認し、必要に応じて計画を見直す

インビザラインのほかの失敗例と避け方については「インビザラインの失敗例7つ|噛み合わせ悪化・後戻りの原因と回避法」をご覧ください。

関連記事インビザラインの失敗例7つ|噛み合わせ悪化・後戻りの原因と回避法インビザラインは透明なマウスピースを使用して行う歯列矯正法であり、痛みが少なく外…

自分の歯がしみやすいか、虫歯や詰め物がある歯を削ってよいかは、検査で歯の状態を確認したうえで判断します。

歯を削らずにインビザラインはできる?スペースを作るほかの方法

必要なスペースが小さい場合や、ほかの方法でスペースを作れる場合は、歯を削らずにインビザラインで治療できることもあります。

どの方法を使うかは、足りないスペースの量、歯列の幅、奥歯の位置、口元の出方などを見て決めます。

削らずに済む可能性がある歯並び

すきっ歯のように歯と歯の間にもともと隙間がある歯並びは、隙間を閉じる治療になるため、スペースを作る必要がないことが多いです。

がたつきが軽く、歯列の幅を少し広げるだけで並ぶ場合も、削らずに済むことがあります。

反対に、がたつきが大きい場合や上下の歯の大きさの差がある場合は、IPRを組み合わせたほうが仕上がりや噛み合わせを整えやすくなります。

歯列の幅を広げる・奥歯を後ろに動かす

インビザラインでは、歯列を横に広げたり、奥歯を後ろに動かしたりしてスペースを作る方法もあります。

ただし、歯を覆う骨が薄い部分で歯を外側に動かしすぎると、歯茎が下がる原因になることがあります。

奥歯を後ろに動かすには奥にスペースが必要で、親知らずの状態によっては抜歯を検討する場合もあるのが注意点です。

スペースが大きく足りない場合は抜歯を検討する

がたつきが大きい場合や、口元の出っ張りを下げたい場合は、IPRや歯列の拡大だけではスペースが足りず、小臼歯などの抜歯を検討することがあります。

2022年のシステマティックレビューでは、治療期間で比べるとIPRは抜歯より短く済む方法だったと報告されています。

スペースの作り方 方法 向いている状態 注意点
IPR(歯の側面を削る) 歯と歯の間のエナメル質をわずかに削る 軽度〜中等度のがたつき/上下の歯の大きさの差 削った部分は戻らない/一時的にしみることがある
歯列の幅を広げる 歯列を横に広げて並ぶ場所を作る 歯列の幅が狭い 骨が薄い部分では歯茎が下がることがある
奥歯を後ろに動かす 奥歯から順に後ろへ動かす 奥歯の後ろに動かせる余地がある 治療期間が長くなりやすい/親知らずの状態による
抜歯 小臼歯などを抜いて場所を作る がたつきが大きい/口元の出っ張りを下げたい 健康な歯を失う/歯を大きく動かすため計画の難易度が上がる

削らない・抜かないことにこだわりすぎると、口元が前に出たり歯茎が下がったりする場合もあります。

方法は1つに決め打ちせず、仕上がりと歯の健康の両方から比べて選びます。

抜歯が必要になるケースと、抜歯せずに矯正する方法については「インビザラインで抜歯が必要なケースは? 抜歯せずに矯正する方法も解説」をご覧ください。

関連記事インビザラインで抜歯が必要なケースは? 抜歯せずに矯正する方法も解説インビザライン矯正は、抜歯の必要がなく軽度な症状であることが、基本的な適用条件で…

削らない方法を選べるかどうかは、検査の結果とシミュレーションで比べられるため、希望があれば相談の段階でお伝えください。

「歯を削る」と言われたときに確認したいこと

歯を削ると言われて不安なときは、どの歯を・どのくらい・いつ削るのか、削らない場合はどうなるのかを、治療計画の画面で確認するのが確実です。

インターネットの体験談は歯並びも計画も人によって違うため、自分の計画で説明を受けることが不安を減らす近道になります。

削る歯・量・時期をクリンチェックで確認する

クリンチェックでは、どの歯の間を何mm削る計画なのか、治療のどの段階で行うのかを確認できます。

削る量の合計と、そのスペースで歯がどう動くのかを、仕上がりのシミュレーションとあわせて見せてもらうとイメージしやすくなります。

削らない場合の計画との違いを聞く

削らない計画にした場合に、歯列の幅や口元の出方、治療期間がどう変わるのかを聞いておくと、削る理由に納得しやすくなります。

抜歯とIPRのどちらにするかで迷う場合も、それぞれの仕上がりを比べてから決めて構いません。

しみやすさや虫歯・詰め物の有無を伝える

もともと冷たいものがしみる歯や、虫歯・詰め物がある歯は、削る前に状態を確認する必要があります。

虫歯がある場合は、矯正を始める前に治療を済ませておくのが基本です。

削ったあとのケアを確認する

削った歯の間は、フロスなどで汚れを落とす習慣をつけると、虫歯や歯茎の炎症を防ぎやすくなります。

マウスピースを装着している間は唾液が歯に行き渡りにくいため、食後の歯磨きをしてからマウスピースを戻すことも大切です。

矯正中の歯磨きのコツについては「インビザラインで歯磨きできない時はどうする?対処法やリスクを解説」をご覧ください。

関連記事インビザラインで歯磨きできない時はどうする?対処法やリスクを解説インビザライン矯正では、食事中は必ずマウスピースを外さなければいけません。 しか…

他院で「削る」と言われて迷っている方も、計画の内容を持ってご相談いただければ、削る理由や別の方法について説明します。

よくある質問

インビザラインで歯を削ることについて、よくいただく質問にお答えします。

歯を削る処置は何回くらいありますか?

回数は治療計画によって違い、1回で終わる場合もあれば、歯の動きに合わせて数回に分ける場合もあります。

削る時期と回数は、クリンチェックの計画で事前に確認できるので、治療前に聞いておくと安心です。

前歯だけの部分矯正でも歯を削りますか?

前歯だけの部分矯正でも、歯を並べるスペースが足りない場合はIPRを行うことがあります。

部分矯正は動かす歯の範囲が限られるため、その範囲の中でスペースをどう作るかを検査で確認します。

削ったところがしみたらどうすればいいですか?

処置後の一時的なしみは、時間とともに落ち着くことが多いです。

しみる状態が続く場合や、だんだん強くなる場合は、知覚過敏を抑える処置などを検討しますので、早めにご相談ください。

削った歯の隙間はずっと残りますか?

削ってできた隙間は歯を動かすためのスペースなので、治療が進むにつれて閉じていく計画で進めます。

治療の後半になっても隙間が残る場合は、歯の動きを確認して計画を調整します。

カウンセリングだけでも受けられますか?

はい、カウンセリングだけでも受けられます。

当院の矯正の初診相談は無料で、歯を削る必要がありそうか、削らない方法も選べそうかといった疑問にもお答えします。

当日に治療を無理におすすめすることはありませんので、話を聞いてから考えたい方もご相談ください。

まとめ

インビザラインで歯を削るのは、歯の側面のエナメル質をわずかに整えるIPRという処置で、歯を並べるスペースや歯の大きさのバランスを整えるために行います。

エナメル質の範囲で行うため麻酔を使わないのが一般的で、適切な範囲なら虫歯や歯周病は増えなかったとする研究があります。

一方で、削った部分は元に戻らず、一時的にしみることもあるため、削る量は必要な分にとどめます。

削らずに済むかどうかは、足りないスペースの量と歯列の状態によって変わり、検査とシミュレーションで確認できます。

インビザラインで歯を削るか迷ったら赤坂さくら歯科・矯正歯科にご相談ください

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、日本矯正歯科学会 認定医と院長の土黒さくらが、検査の結果をもとに診断と治療計画を立てます。

できるだけ歯を削らない・抜かない方法を提示したうえで、削る必要がある場合は、どの歯をどのくらい削るのかをクリンチェックの画面でご説明します。

型取りに使うのは3Dスキャナー「iTero」で、従来の粘土のような型取り材は使いません。

インビザラインの料金(税込)は次のとおりです。

項目 料金(税込)
初診相談 無料
検査・診断料 55,000円
軽度矯正(エクスプレス) 片顎 178,000円/両顎 264,000円
部分矯正(ライト) 418,000円
通常矯正(モデレート) 770,000円
通常矯正(コンプリヘンシブ) 1,045,000円
保定装置(マウスピース型) 上下1セット 22,000円/上下3セット 55,000円

インビザラインの再診料はかかりません。

どのプランになるかと、IPRを含めた治療計画は、検査・診断のあとにご説明します。

そのほかの料金は「料金表」のページをご覧ください。

お支払いには、3万円から申請できるデンタルローン(最大120回払い・実質年率2.9%〜)もご利用いただけます。

赤坂駅4番出口から徒歩30秒の場所にあり、平日は朝7時30分から診療しています。

ドクターもスタッフも全員女性で、ご予約はWeb・LINE・お電話から受け付けています。

歯を削る必要があるのかを確認したいだけでも構いません。

赤坂さくら歯科・矯正歯科では無料カウンセリングも受け付けており、ご予約はお電話または公式サイトから可能です。

赤坂の歯医者 赤坂さくら歯科・矯正歯科
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インビザラインライトの費用や治療期間は?他のプランとの違いも解説

インビザラインにはパッケージプランがいくつかあり、どれを選べばいいか迷うのではないでしょうか。

この記事では、インビザラインの中でも手軽にできる「インビザラインライト」について紹介します。

費用や治療期間などのライトの特徴だけでなく、のプランと比較したり、実際に治療した症例も紹介したりするので、気になる方はぜひ参考にしてください。

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、インビザラインプラチナドクターの院長が治療計画やカウンセリングを担当しています。

ライトは適応症例も限られるため、ご自身ではライトプランで矯正できるか判断が難しいかと思います。初回カウンセリングは無料なので、お気軽にご相談ください。


インビザラインライトの特徴

インビザラインライトとは、軽度の歯並びの悪さ(不正咬合)や、矯正後の後戻りにたいへん有効なパッケージです。

ここでは、インビザラインライトの費用や治療期間、使用するアライナーの枚数について解説します。

費用相場は30~50万円

インビザラインライトは、自由診療のため歯科クリニックにより費用にばらつきがありますが、30〜50万円が相場です。

この費用の中には、カウンセリング料や検査料、調整費、保定装置料などが入っています。

治療期間は4~7ヶ月

インビザラインライトの治療期間は、4〜7ヶ月です。

インビザラインでは、アライナーと呼ばれる矯正用の透明なマウスピースを交換しながら、徐々に歯に力を加えて治療していきます。

通常アライナーは1週間に1度交換しながら進めていきます。

アライナーの最大枚数は14枚・追加アライナーは1年以内に1回

インビザラインライトでは、アライナーの交換枚数が決まっており最大14枚(片あご)です。

つまり、14枚のアライナーを1週間ごとに交換しながら矯正治療を進めるため、その枚数内で完了できる歯並びだけが、ライトの適用症例になります。

それ以上のアライナーが必要な場合は、他のパッケージを検討しなければいけません。

追加アライナーは1年以内に1回のみ料金に含まれております。

ライトは、奥歯を含めた上下28本の歯を対象としていますが、最大14枚で奥歯まで対応するのは難しいため、部分矯正として利用されることがほとんどです。

インビザラインライトと他のプランを比較検証

種類
(パッケージ)
治療範囲 適応制限 費用相場 アライナー
最大枚数
治療期間 赤坂さくら歯科・矯正歯科での取り扱い
コンプリヘンシブ
(フル)
全体矯正
上下28本
通常 90~110万円 無制限 1~3年 1,045,000円
モデレート 全体矯正
上下28本
中度 70〜90万円 最大26枚 7ヶ月~1年半 770,000円
Go 部分矯正
上下20本
軽度 30~50万円 最大20枚 5~7ヶ月 取り扱いなし
ライト (全体矯正)
上下28本
軽度 30~50万円 最大14枚 4~7ヶ月 418,000円
エクスプレス 部分矯正
上下16本
軽度 20~40万円 最大7枚 3~4ヶ月 両あご
200,000円〜
片あご
150,000円〜

※すべて税抜価格で表示しています。

インビザラインの主なパッケージを上記のようにまとめました。

以下で、それぞれのパッケージとインビザラインライトを比較した際の違いについて紹介します。

インビザラインコンプリヘンシブ(フル)との違い

インビザラインコンプリヘンシブ(フル)は、インビザライン矯正の中で一番適応症例が多く、ほとんどの不正咬合に対応しています。

そのため、インビザラインライトに比べ、費用や治療期間に2〜3倍の差が出てきます。

上下28本の歯に対応している点では同じですが、アライナーの最大枚数にコンプリヘンシブは制限がないため、奥歯を含めた大きな移動に最適です。

インビザラインモデレートとの違い

インビザラインモデレートは、コンプリヘンシブとライトの中間に位置するパッケージで、中度の不正咬合に適応できます。

治療範囲は、コンプリヘンシブやライトと同じく、上下28本の歯の全体矯正です。

「ライトやエクスプレスでは、アライナーの枚数が少なすぎる」「コンプリヘンシブパッケージにするほどアライナーを使わない」という場合が多く、新しく登場したパッケージで、最大枚数や費用、治療期間もライトの約2倍になります。

インビザラインGoとの違い

インビザラインGoは、部分矯正を目的としており、アライナーをライトより6枚多い最大20枚使用し、前歯から第2小臼歯(5番の歯)まで動かすことができます。

つまり、最大枚数は多少違いますが、ライトと比較すると「前歯だけの矯正(Go)」か「奥歯も含めた全体的な矯正(ライト)」かの違いです。

症例により、Goにも向き不向きはありますが、たいていはモデレートやライト、エクスプレスでも代用できます。

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、インビザラインGoの取り扱いがないため、上記の通り、別のインビザラインパッケージで対応しています。

インビザラインエクスプレスとの違い

インビザラインエクスプレスは、インビザライン矯正でもごく軽微な不正咬合の治療にしか対応できません。

最大使用枚数は、ライトの1/2の7枚、追加アライナー数も1回までです。そのため、費用や治療期間もライトの1/2になります。

赤坂さくら歯科・矯正歯科で治療したインビザラインライトの症例

インビザラインライトを検討中の方は、ご自身がライトの適応症例か判断しにくいと思います。

ここでは、赤坂さくら歯科・矯正歯科で矯正治療した、ライトパッケージの症例を2つ紹介します。

症例1

症状:上あごの叢生
治療費用:360,000円(税抜)
治療期間:5ヶ月

こちらはインビザラインライトで、上あごの叢生(歯のがたがた)を矯正治療した症例です。

矯正前は上あご右側2番の歯が、下の歯に隠れるように位置しています。

5ヶ月間矯正を続けることで、右側2番の歯の噛み合わせが正しい位置になりました。

そのため、正面から見たときの歯のアーチが、きれいに整いました。

ただし、上下の正中の位置までは合わせることはできませんでした。

下から上あごを見ると、右側2番の歯のずれが矯正前は目立っていました。

しかし、右側2番が前に押し出されたことで、1〜3番までの歯並びが違和感なく整いました。

インビザラインライトは適応症例に制限はあるものの、このような比較的軽度な歯並びにはたいへん有効なパッケージです。

症例2

症状:下あごの叢生
治療費用:360,000円(税抜)
治療期間:7ヶ月

こちらもインビザラインライトで、下あごの叢生を治療した症例です。

矯正前は左側下あご1番の歯が、前に出ているのが目立っていましたが、7ヶ月かけて徐々に矯正し、正しい位置に戻りました。

上から下あごを見ると、正面からは分かりにくい左側2番の歯も動いていました。

矯正前は、少し前に傾いていた2番ですが、1番が後方に下がったのと同時に2番も少し後方に傾き、きれいなアーチ型になりました。

1本だけ飛び出ているように見える歯列ですが、緻密な治療計画によって全体を少しずつ動かし、きれいな歯並びに整えていきます。

インビザラインライトを検討中の方は赤坂さくら歯科・矯正歯科へ

インビザラインライトは、治療範囲に制限がなく、比較的短期間で費用を抑えた矯正ができます。

しかし、適応症例やアライナーの枚数に限りがあるため、軽度の不正咬合や歯の後戻りにしか対応できません。

ご自身がインビザラインライトが適用できる不正咬合かどうかは、インビザラインの実績が多く、精通している歯科クリニックでなければ分かりません。

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、歯列矯正のエキスパートである医師が在籍しています。

カウンセリングにてしっかりお話しを伺い、最先端の機器によって、的確な診査・診断をさせてもらいます。

その上で、患者様ひとりひとりに合った最適なプランを提案させてもらいますので、お気軽にご相談ください。

より詳しくは、赤坂さくら歯科・矯正歯科にてご相談・ご来院をお待ちしております。

赤坂の歯医者 赤坂さくら歯科・矯正歯科
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カテゴリ:インビザラインに関するコラム, 医師監修コラム

歯の神経とは?役割と「抜くとどうなる」を歯科医がやさしく解説

「歯の神経って、そもそも何のためにあるの?」と疑問に思ったことはありませんか。

虫歯が深いと診断され、「神経を抜きましょう」と言われて不安になった方も多いはずです。

痛みの原因として語られることが多い歯の神経ですが、実は歯を健康に保つために欠かせない大切な組織です。

この記事では、歯の神経(歯髄)とは何か、どんな役割を持っているのか、そして神経を抜くと歯にどんな変化が起こるのかを、歯科医の視点からやさしく整理してお伝えします。

読み終えるころには、ご自身の歯の神経を守る判断ができるようになり、いざ治療を選ぶときに落ち着いて向き合えるようになるはずです。


歯の神経とは?歯髄という組織の正体

歯の神経とは、歯科の専門用語で「歯髄(しずい)」と呼ばれる組織のことを指します。

多くの方は「神経」という言葉から、痛みを感じるだけの細い糸のようなものを想像されるかもしれません。

しかし実際の歯髄は、神経線維だけでできているわけではありません。

歯髄の中には、細い血管(毛細血管)やリンパ管、そして神経線維が一緒に通っており、これらが寄り集まって柔らかい組織のかたまりを作っています。

つまり歯の神経は、単なる「痛みのセンサー」ではなく、血液を介して歯に栄養を届ける「生きた組織」なのです。

歯の構造の中での歯髄の位置

歯は外側から、エナメル質・象牙質・歯髄という三層の構造になっています。

いちばん外側にあるエナメル質は、体の中でもっとも硬い組織で、歯の表面を守る鎧のような存在です。

その内側にあるのが象牙質で、歯の大部分を占めており、エナメル質よりはやわらかく弾力があります。

そして歯のいちばん奥、中心部の空洞に収まっているのが歯髄です。

歯髄から伸びた血管と神経は、歯の根の先端にある小さな穴(根尖孔)を通って、あごの骨の中の血管・神経とつながっています。

このように歯髄は歯の最も内側で守られながら、全身ともつながっている、いわば歯の「心臓部」といえる存在です。

歯の神経(歯髄)の役割とは?歯を守る3つの働き

歯の神経には、大きく分けて三つの大切な役割があります。

これらの働きを知ると、なぜ歯科医院が「できるだけ神経を残しましょう」と考えるのかが見えてきます。

役割1:歯に栄養と水分を届ける

歯髄の中を通る血管は、酸素や水分、カルシウムやミネラルといった栄養を、歯の内側から象牙質へと絶えず送り届けています。

この栄養補給があるからこそ、歯はみずみずしさと弾力を保ち、硬さと粘り強さを両立できています。

逆にいえば、神経を失った歯は内側から栄養が届かなくなり、まるで枯れ枝のように水分を失っていきます。

歯にとって歯髄は、植物にとっての根のように、生命線そのものなのです。

役割2:刺激や痛みを脳に伝える知覚機能

冷たい飲み物がしみたり、虫歯がズキズキ痛んだりするのは、歯髄の神経が刺激を脳に伝えているからです。

痛みと聞くと厄介なものに思えますが、これは歯に異常が起きていることを知らせてくれる重要な警報装置です。

もし痛みをまったく感じなければ、虫歯がかなり進行するまで気づけず、手遅れになってしまいます。

歯がしみる、痛むという感覚は、歯を守るための大切なサインなのです。

役割3:細菌や刺激から歯を守る防御機能

歯髄には、外からの刺激や細菌の侵入に対して歯を守ろうとする防御の働きもあります。

たとえば虫歯がゆっくり進むと、歯髄は刺激を受けた部分の内側に新しい象牙質(第二象牙質)を作り、細菌が神経まで届かないように壁を厚くしようとします。

これは歯髄が生きているからこそできる、自己防衛の反応です。

このように歯の神経は、栄養・知覚・防御という三つの働きで、歯を内側から長く支え続けてくれているのです。

歯の神経を抜くとは?抜髄という処置の意味

では、よく耳にする「歯の神経を抜く」とは、具体的に何をするのでしょうか。

歯の神経を抜く処置は、専門用語で「抜髄(ばつずい)」と呼ばれます。

これは歯の中の炎症を起こした歯髄を取り除き、神経が通っていた管(根管)の中をきれいに清掃・消毒して、薬剤で詰める一連の治療です。

一般に「根管治療」と呼ばれる治療の入り口にあたる処置でもあります。

歯そのものを抜く「抜歯」とは異なり、歯の根や見える部分は残したまま、内部の神経だけを取り除くのが抜髄です。

つまり抜髄は、歯を残すために行う治療であり、歯を失わないための最後の手段ともいえます。

どんなときに神経を抜くのか

神経を抜く判断がなされるのは、主に歯髄の炎症や感染が後戻りできない段階まで進んでしまったときです。

具体的には、虫歯が歯髄まで達して強い炎症(歯髄炎)を起こしている場合や、歯の神経がすでに死んでしまっている場合などが挙げられます。

また、歯にひびや亀裂が入って細菌が神経に達したケースや、重度の知覚過敏が改善しないケースでも、神経を抜く選択がとられることがあります。

大切なのは、神経は一度抜くと二度と元には戻らないという点です。

だからこそ、本当に抜く必要があるのかを慎重に見極めることが重要になります。

歯の神経を抜くとどうなる?歯に起こる4つの変化

神経を抜くと痛みから解放される一方で、歯にはいくつかの変化が起こります。

ここでは、抜髄後に歯がたどる代表的な変化を整理しておきましょう。

歯がもろく、割れやすくなる

神経を抜いた歯は、血管からの栄養と水分の供給が断たれてしまいます。

その結果、歯は内側から少しずつ乾燥し、しなやかさを失ってもろくなっていきます。

枯れた木の枝が簡単に折れてしまうように、神経のない歯は強い力が加わったときに割れたり欠けたりしやすくなります。

歯を失う原因として、虫歯や歯周病だけでなく「歯の破折」が大きな割合を占めることも知られています。

歯が変色して黒っぽくなる

神経を抜いた歯は、時間の経過とともに少しずつ茶色や灰色、黒っぽい色へと変色していきます。

これは神経や血管がなくなったことで歯の内部に色素が沈着し、内側からくすんでくるためです。

特に前歯の場合は見た目への影響が大きく、笑ったときに一本だけ色が違うことを気にされる方も少なくありません。

虫歯やトラブルに気づきにくくなる

神経を抜くと、その歯は痛みやしみる感覚を感じなくなります。

痛みがなくなるのは一見ありがたいことのようですが、これは異常を知らせる警報装置を失うことでもあります。

そのため、再び虫歯になっても痛みが出ず、気づいたときには歯の内部でかなり進行している、ということが起こりがちです。

神経を抜いた歯ほど、定期的なチェックが欠かせなくなるのです。

再び痛みや腫れが出ることがある

神経を抜いた歯でも、根の中に細菌が残ったり再び入り込んだりすると、根の先に膿がたまって痛みや腫れを引き起こすことがあります。

これは根尖性歯周炎と呼ばれる状態で、再治療が必要になる場合があります。

こうした再感染を防ぐためにも、神経を抜く治療は精密さが求められます。

神経を抜いた後の痛みや経過については、詳しくは「神経を抜いた後の痛み」をご覧ください。

神経を抜く理由と、神経を抜いた歯がもろくなる理由は、院長の土黒さくらが動画でも解説しています。

歯髄炎とは?神経が炎症を起こしたときの症状

神経を抜くかどうかの分かれ目となるのが、歯髄炎という状態です。

歯髄炎とは、虫歯菌などによって歯髄に炎症が起きている状態を指します。

初期の歯髄炎は、冷たいものや甘いものがしみる、噛むと一瞬ズキッとするといった軽い症状から始まります。

この段階であれば、炎症が元に戻る「可逆性歯髄炎」であることも多く、神経を残せる可能性があります。

しかし炎症が進むと、何もしなくてもズキズキと痛む自発痛や、夜も眠れないほどの強い痛みが現れます。

ここまで進むと炎症は後戻りできない「不可逆性歯髄炎」となり、神経を抜く処置が避けられなくなることが多くなります。

つまり、しみる・痛むという初期サインを見逃さず、早めに歯科を受診することが、神経を残す最大のカギになるのです。

歯の神経が死ぬとどうなる?放置のリスク

強い痛みを我慢して歯髄炎を放置すると、やがて歯髄は炎症に耐えきれず死んでしまいます。

これを歯髄壊死(しずいえし)といいます。

神経が死ぬと、不思議なことに一時的に痛みが消えるため、治ったと勘違いしてしまう方がいます。

しかし実際には、死んだ歯髄が細菌の温床となり、感染が根の先からあごの骨へと広がっていきます。

その結果、歯ぐきが腫れる、膿が出る、噛むと激しく痛むといった症状が現れ、最終的には歯を残せなくなることもあります。

痛みが消えたから大丈夫、と自己判断するのは非常に危険です。

神経をそのまま放置するとどうなるかについては、詳しくは「歯の神経をそのまま放置すると」をご覧ください。

また、すでに神経が死んでしまった歯への対処については、詳しくは「神経が死んだ歯の治療」をご覧ください。

歯の神経を残す重要性とできるだけ抜かない治療

ここまで読んでいただくと、歯の神経がいかに大切な存在かがおわかりいただけたと思います。

神経を抜いた歯は寿命が短くなりやすく、将来的に歯を失うリスクが高まることがわかっています。

だからこそ、現在の歯科医療では「できるだけ神経を残す」という考え方が大切にされています。

炎症が軽い段階であれば、神経を完全には取らずに守る方法があります。

たとえば、虫歯を取り除いた際に神経の一部が露出しそうな場合、MTAセメントなどの薬剤で神経にふたをして保護する「覆髄(ふくずい)」という治療が行われることがあります。

これにより、神経を生かしたまま歯を修復できる可能性が残ります。

神経を残せるかどうかは、虫歯の深さや炎症の程度、そして受診のタイミングによって大きく変わります。

少しでも違和感を覚えたら、神経が元気なうちに歯科を受診することが、何よりの近道です。

すでに神経を失った歯への新しい選択肢「歯髄再生治療」

「もう神経を抜いてしまったから手遅れだ」とあきらめる必要はありません。

近年では、失われた歯の神経そのものを蘇らせる「歯髄再生治療」という先進的な治療が登場しています。

これは、ご自身の親知らずなどから取り出した幹細胞を利用し、神経が抜かれて空洞になった根管の中に、新しい歯髄組織を再生させる治療です。

神経が再生すれば、歯に再び栄養が届くようになり、もろくなった歯に生命力を取り戻せる可能性があります。

これまで「神経を抜いたら終わり」とされてきた常識を変える、期待の大きい治療といえます。

歯髄再生治療の詳しい内容については、詳しくは「歯髄再生治療」をご覧ください。

神経を失った歯に歯髄再生治療を行った症例

すでに神経を失っていた歯に、当院で歯髄再生治療を行った症例をご紹介します。

歯根端切除術を併用した歯髄再生治療の症例 治療前と治療後のCT画像

※効果・結果には個人差があります。

項目 内容
治療内容 歯髄再生治療・象牙質再生治療(歯根端切除術を併用)
治療期間 約1年
※経過観察のため定期検診での受診をお願いしています
治療費用 770,000円(税込)
※各種検査費用・かぶせ物の費用は別途
※歯髄幹細胞の採取保管料は、アエラスバイオ社との保存契約により別途
リスク・副作用 根の状態によっては治療の適応外となる、または細胞の培養ができない場合があります/移植後に歯髄が再生しない場合があります/根の炎症が大きい場合は外科処置が必要になる場合があります/根が完全に破折している場合は抜歯となります/治療期間が1年以上かかる場合があります

神経が虫歯で死んでしまい、他院で根管治療を受けていた歯の症例です。

根の先に側枝と呼ばれる枝分かれした細い根管があり、洗浄しきれなかったため、歯根端切除術を行ったうえで歯髄幹細胞を移植しました。

移植後1ヶ月で歯髄の反応が回復し、移植後半年でデンチンブリッジ(第二象牙質)の形成が確認されています。

根の先には骨が形成され、根尖が閉じ始めています。

歯髄再生治療の詳しい内容は「歯髄再生治療」のページでご覧いただけます。

歯の神経に関するよくある質問

最後に、歯の神経について患者さまからよくいただく質問にお答えします。

神経を抜いた歯はどのくらいもちますか?

神経を抜いた歯の寿命は、その後のケア次第で大きく変わります。

丁寧な根管治療と適切なかぶせ物、そして定期的なメンテナンスを続ければ、長く使い続けることも十分可能です。

逆に放置すれば、再感染や破折で早期に失ってしまうこともあります。

神経を抜く治療は痛いですか?

抜髄の処置は、基本的に麻酔をしっかり効かせてから行うため、治療中に強い痛みを感じることはほとんどありません。

炎症が強い場合は麻酔が効きにくいこともありますが、その際は麻酔の量や方法を工夫して対応します。

しみるだけでも神経を抜く必要がありますか?

冷たいものが一時的にしみる程度であれば、神経を残せる可能性は十分にあります。

しみる症状の多くは、軽い炎症や知覚過敏が原因のこともあります。

自己判断で放置せず、早めに受診して原因を確かめることが大切です。

まとめ:歯の神経を守ることが歯を長持ちさせる第一歩

歯の神経(歯髄)は、栄養を届け、刺激を伝え、歯を守るという三つの役割を担う、歯にとって欠かせない組織です。

神経を抜くと痛みからは解放されますが、歯がもろくなり、変色し、トラブルに気づきにくくなるという変化が避けられません。

だからこそ、できるだけ神経を残す治療を選び、しみる・痛むといったサインを見逃さないことが、歯を長持ちさせる第一歩になります。

そして、すでに神経を失ってしまった方にも、歯髄再生治療という新しい希望があります。

歯の神経のことで不安や疑問がある方は、どうぞお気軽に赤坂さくら歯科・矯正歯科までご相談ください。

あなたの大切な歯を一本でも多く守るために、私たちが全力でサポートいたします。

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