入れ歯
当院の入れ歯(義歯)について
当院では、「よく噛める・食事や会話を笑顔で楽める」入れ歯づくりを追求し、患者さま一人ひとりに合わせた入れ歯をご提供しております。
「初めて入れ歯を作りたい」という方はもちろん、今ご使用されている「入れ歯が合わない」といったお悩みの方もお気軽にご相談ください。
「よく噛める」ことの大切さ
- 脳の働きを活性化する
- 全身の病気の予防や健康づくり
厚生労働省の統計データによると、アルツハイマー患者のほとんどが歯が無くなっていたことが分かっています。よく噛むことで顎がポンプの役割を果たし、血流が良くなることで心臓の働きを助けたり、脳の働きを活性化してくれるとされています。
よく噛むことで唾液の分泌を促すことができます。唾液には殺菌作用や発ガン物質など体に有害なものを対外に排出する働きがあり、よく噛んで食事ができることで病気の予防や健康維持にもつながります。
保険診療と自費診療の
入れ歯の違いについて
主な違いとして、保険診療の入れ歯には材料・作製方法に制限があります。保険適用の入れ歯はレジン(歯科用プラスチック)製のみとなり、部分入れ歯はレジン製のものに金属のバネ(クラスプ)がついたものとなります。
自費診療の入れ歯については材料や作製方法に制限がなく、幅広い選択肢の中からご自身に合う入れ歯をお選びいただけます。
入れ歯の治療メニュー
レジン床義歯
総入れ歯・部分入れ歯ともにレジン(歯科用プラスチック)製の入れ歯となります。
メリット
- 安価で作製できる
- 調整や修理がしやすい
デメリット
- 装着感や噛み心地が悪いと感じる場合がある
- 床(本体・土台部分)の厚みによる違和感
- 耐久性がやや劣る
部分入れ歯
数本の歯を失った場合には部分的な入れ歯を作製します。レジン製の入れ歯を金属のバネ(クラスプ)で固定するタイプとなります。
メリット
- 安価で作製できる
デメリット
- 金属のバネが目立ちやすい
- 固いものを噛みづらい
- バネを引っかける健康な歯に負荷をかける
自費診療の入れ歯
(義歯)
ノンクラスプデンチャー
シリコン素材のため、歯ぐきに当たる部分の負担を軽減できます。部分入れ歯では金属のバネを使用しないため、見た目も自然で目立ちにくい特徴があります。
メリット
- クッション効果で噛み締めることができる
- シリコンが負荷を吸着し周りの歯にやさしい
- 目立ちにくく自然な見た目
- 金属アレルギーの心配がいらない
デメリット
- 飲食物の温度が伝わりにくいことがある
- 使用するうちに変色する場合がある
- 温度変化に弱いため変形には注意が必要
料金
※料金は全て税込表記となっております
ノンクラスプデンチャー(片顎) | 165,000円~275,000円 |
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※価格は部位・本数によります
金属床義歯
本体・土台部分(床)に生体親和性の優れた金属を材料に用いた入れ歯です。身体に優しい金属を使用しているため、金属アレルギーの心配が少ないのも特徴の一つです。
メリット
- 丈夫で汚れにくい
- 軽量で薄い
- 温度が伝わりやすく食事をより楽しめる
- 金属アレルギーの心配が少ない
デメリット
- 自費診療のため高額になりやすい
料金
※料金は全て税込表記となっております
金属床義歯(片顎) | 330,000円 |
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※価格は部位・本数によります
入れ歯の作製後もしっかりと
サポートいたします
入れ歯を長く清潔にお使いいただくためには、毎日のお手入れが大切です。ご使用後は、入れ歯洗浄剤などを用いて適切なお手入れを行いましょう。
あわせて、半年に1回は当院での定期検診をおすすめしています。入れ歯の専門的なクリーニングや、合わない部分があれば裏打ちをして調整するなど、患者さまの「よく噛める」ぴったりの入れ歯を維持できるよう、末長くサポートさせていただきます。