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ラミネートベニアで知覚過敏になる?しみる原因と治療前に知るべき対策

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ラミネートベニアで知覚過敏になる?しみる原因と治療前に知るべき対策

記事は、赤坂さくら歯科・矯正歯科 院長・歯科医師 土黒さくらの監修のもと作成しています。

「ラミネートベニアをすると知覚過敏になる?」

「もともと知覚過敏があっても治療できる?」

ラミネートベニアを検討しているものの、歯を削ることで知覚過敏にならないか不安な方もいるでしょう。また、もともと歯がしみやすく、治療を受けても問題ないのか気になる方も少なくありません。

この記事では、ラミネートベニアで知覚過敏が起こる原因や症状が続く期間、リスクを抑える方法について解説します。

削らないラミネートベニアの特徴や、もともと知覚過敏がある場合の治療についても分かる内容です。知覚過敏が心配でラミネートベニアを迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

ラミネートベニアで知覚過敏になることはある?

ラミネートベニアで整えた前歯の口元
ラミネートベニアの治療後に、冷たいものや風などの刺激で歯がしみることがあります。

ただし、すべての方に起こるわけではありません。知覚過敏の起こりやすさは、歯を削る量やもともとの歯の状態によって異なります。

また、時間の経過とともに症状は落ち着くことが多いです。

ラミネートベニアで知覚過敏が起こる原因

ラミネートベニアの治療後に起こる知覚過敏には、さまざまな要因が関係しています。

ここでは、知覚過敏が起こるおもな原因を解説します。

歯の表面を削るため

ラミネートベニアでは、セラミックを装着するために歯の表面のエナメル質を薄く削ります。

エナメル質には、冷たいものや熱いものの刺激から歯の内部を守る役割があります。削って薄くなることで内側の象牙質へ刺激が伝わりやすくなり、しみを感じやすくなるのです。

削る量が多いほど、リスクも高くなる傾向にあります。

治療時の刺激が歯に加わるため

歯を削る際の振動や熱、接着処理の刺激によって、治療直後に一時的に歯が敏感になることがあります。また、歯茎が下がって象牙質が露出している場合は、刺激が伝わりやすい状態です。

その結果、熱いものや冷たいものがしみやすくなるのです。

もともと知覚過敏や歯のトラブルがあるため

治療前から知覚過敏がある方は、もともと象牙質が露出するなどして刺激が伝わりやすい状態です。そのため、治療後も刺激を感じやすい傾向があります。

また、虫歯や歯のひび、歯周病、歯茎の退縮などが隠れている場合、治療後の痛みにつながることがあります。

冷たい水や歯磨き、風でしみる症状がある方は、事前に歯科医師へ伝えておきましょう。治療前に歯や歯茎の状態を詳しく確認してもらうことも大切です。

ラミネートベニア治療後の知覚過敏はいつまで続く?

ラミネートベニアの治療後にしみる症状が出ても、多くは時間の経過とともに落ち着き、一般的には2〜4週間程度で軽減することが多いです。

ただし、それ以上症状が続く場合や痛みが強くなる場合は、歯科医院に相談したほうがよいでしょう。何もしなくてもズキズキする、夜眠れないほど痛むといった場合は、早めに受診してください。

こうした症状は、知覚過敏だけでなく歯髄の炎症などが起きている可能性もあります。長引く痛みや強い痛みは我慢せず、歯科医師に相談することが大切です。

知覚過敏のリスクを抑える削らないラミネートベニアとは?

模型を使って治療内容を説明する様子
歯をほとんど削らずに装着できるラミネートベニアであれば、エナメル質を保ったまま歯の色や形を整えられます。

ここでは、削らないラミネートベニアの特徴やメリット、適応できないケースについて解説します。

削らないラミネートベニアの特徴

ラミネートベニアとは、歯の表面に薄いセラミックを接着し、歯の色や形などを整える治療法です。

一般的なラミネートベニアは、セラミックを装着するスペースを確保するために歯の表面を薄く削ります。

一方、削らないラミネートベニアは耐久性のあるセラミックを薄く製作できるため、歯をほとんど削らずに装着できるのが特徴です。「ノンプレップベニア」とも呼ばれています。

切削量 チップの厚み
ラミネートベニア 0.3〜0.8mm程度 0.5mm〜
削らないラミネートベニア 極めて少ない(ほぼゼロ) 約0.1〜0.3mm

削らないラミネートベニアのメリット

削らないラミネートベニアは、エナメル質を多く残せるため、知覚過敏のリスクを抑えられることがメリットです。健康な歯質を残しやすく、天然歯への負担も軽減できます。

また、ラミネートベニアは象牙質よりもエナメル質に接着しやすいため、エナメル質を多く残すことで接着も安定しやすいのが特徴です。

削らないラミネートベニアについては「削らないラミネートベニア(ノンプレップベニア)とは?メリット・デメリットと向いている人を解説」をご覧ください。

関連記事削らないラミネートベニア(ノンプレップベニア)とは?メリット・デメリットと向いている人を解説歯をほとんど削らないタイプの特徴と、向いている人・向いていない人を歯科医師が解説しています。

削らないラミネートベニアが適応できないケース

削らないラミネートベニアは、すべての方に適しているわけではありません。歯並びの乱れや歯の重なりが大きい場合は、セラミックを装着するスペースを確保するために歯を削る必要があるためです。

また、歯ぎしりや食いしばりが強い場合は、強い力によってチップの破損や脱離につながる可能性があります。そのため、ラミネートベニア自体の適応が難しく、ナイトガードなどの対策が必要です。

適応できるかどうかは歯や噛み合わせの状態によって異なるため、治療前に歯科医師へ相談しましょう。

削らないラミネートベニアの費用相場

削らないラミネートベニアは自由診療のため、費用は歯科医院によって異なります。費用相場は以下のとおりです。

赤坂さくら歯科・矯正歯科 相場
ラミネートベニア − 5〜15万円/本
削らないラミネートベニア 19.8万円/本 7〜18万円/本

※カウンセリング料や検査料が追加されることもあります。

費用は歯科医院や使用するセラミックの種類や本数などによって異なります。

削らないラミネートベニアは、歯をほとんど削らずに自然な仕上がりを目指すため、精密な設計や処置が必要です。そのため、一般的なラミネートベニアより費用が高くなる傾向があります。

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、マイクロスコープを使った精密な処置により、削る量を最小限に抑えられるのが特徴です。

エナメル質をできるだけ残すことで知覚過敏のリスクを軽減しており、こうした技術力が費用にも反映されています。

費用相場については「前歯にラミネートベニアを貼ると自然に見える?仕上がり・費用・本数の目安を解説」でも解説しています。

関連記事前歯にラミネートベニアを貼ると自然に見える?仕上がり・費用・本数の目安を解説自然に見せるためのポイントと、費用・本数の考え方をまとめています。

ラミネートベニアによる知覚過敏のリスクを下げる方法

治療前の準備や治療後の過ごし方によって、ラミネートベニアによる知覚過敏のリスクは抑えられます。

ここでは、知覚過敏のリスクを下げるためのポイントを解説します。

精密な治療に対応している歯科医院を選ぶ

ラミネートベニアによる知覚過敏のリスクを下げるには、必要以上に歯を削らない精密な治療に対応している歯科医院を選ぶことが大切です。

たとえば、マイクロスコープなどを使用して細部まで確認しながら処置することで、削る範囲や量を細かく調整できます。エナメル質をできるだけ残すことが、知覚過敏のリスク軽減につながります。

ラミネートベニアを受けるクリニックの選び方は「赤坂でラミネートベニアをお考えの方へ|前歯の印象を変える方法」をご覧ください。

関連記事赤坂でラミネートベニアをお考えの方へ|前歯の印象を変える方法削らないラミネートベニアの特徴と、赤坂で歯科医院を選ぶ際のポイントをまとめています。

虫歯や歯周病などがある場合は先に治療する

虫歯や歯周病、歯のひび、歯茎の退縮などがあると、ラミネートベニアの治療後にしみる症状が出やすくなることがあります。

治療前に歯や歯茎の状態を確認し、問題が見つかった場合は必要に応じて先に治療しましょう。

治療後は刺激の強い飲食物を控える

ラミネートベニアの治療直後は歯が敏感になり、冷たい飲み物や酸味の強い食品などでしみることがあります。

症状がある間は刺激の強い飲食物を控え、落ち着くまで歯への刺激を避けましょう。

定期的にメンテナンスを受ける

ラミネートベニアの治療後は、定期的に噛み合わせや歯、歯茎の状態を確認してもらうことが大切です。

時間の経過とともに歯茎が下がると、ラミネートベニアで覆われていない歯根が露出し、新たに知覚過敏が起こることがあります。

定期的なメンテナンスを受けることで、歯茎の変化やトラブルの早期発見につながります。

もともと知覚過敏でもラミネートベニアはできる?

もともと知覚過敏がある方でも、ラミネートベニアを受けられる場合があります。ただし、治療後にしみる症状が出やすくなる可能性があります。

しみる症状がある場合は、事前に歯科医師へ伝え、虫歯や歯のひび、歯茎の退縮などの原因が隠れていないか確認しておくことが大切です。

原因や歯の状態によって適した治療方法は異なるため、診査を受けたうえでラミネートベニアが適応できるか判断してもらいましょう。

ラミネートベニアと知覚過敏に関するよくある質問

ラミネートベニアをすると必ず知覚過敏になりますか?

必ず知覚過敏になるわけではありません。起こりやすさは歯を削る量やもともとの歯の状態によって異なります。

エナメル質をできるだけ残し象牙質の露出を抑えることがリスク軽減につながります。

削らないラミネートベニアなら知覚過敏に絶対なりませんか?

削らないラミネートベニアでも起こる可能性はあります。

歯をほとんど削らないためリスクは抑えやすいものの、もともと知覚過敏がある場合や虫歯・歯茎の退縮などがある場合はしみることがあります。

ラミネートベニアで歯を削るときは痛いですか?

歯の表面にあるエナメル質には神経が通っていないため、エナメル質の範囲内で削る場合は、強い痛みを感じることはほとんどありません。

ただし、歯の状態や削る量によっては刺激を感じることがあります。必要に応じて局所麻酔を使用するため、治療時の痛みが心配な方は事前に歯科医師へ相談しましょう。

ラミネートベニアをしたあとに噛むと痛むのは知覚過敏ですか?

噛んだときだけ痛む場合は、高さが合っていないことや歯のひび、接着部分のすき間など別の原因が考えられます。自然に改善しにくいため、歯科医院へ相談しましょう。

治療後にしみる症状や痛みが続いた場合はどうすればよいですか?

自己判断で様子を見続けず、治療を受けた歯科医院へ相談しましょう。特に、噛むと痛む、何もしていなくてもズキズキする、夜眠れないほど痛む場合は早めの受診が必要です。

ラミネートベニアで神経を傷つけることはありますか?

ラミネートベニアは歯の表面を薄く削るため、通常は神経を直接傷つけることはありません。

ただし、歯を深く削ると神経を傷つける可能性があります。そのため、必要以上に歯を削らないことが大切です。

ホワイトニングとラミネートベニアはどちらがしみにくいですか?

どちらも歯がしみることがありますが原因が異なり、一概に比較できません。

ホワイトニングは薬剤による刺激、ラミネートベニアは削る量や接着、噛み合わせなどが関係します。

しみるリスクだけでなく、改善したい悩みに合わせて選ぶことが大切です。

この記事のまとめ

ラミネートベニアによる知覚過敏は、歯を削る量や歯の状態によって起こりやすさが変わり、誰にでも必ず起こるわけではありません。

リスクを抑えるには、できるだけエナメル質を残す治療を選び、信頼できる歯科医院で自分の歯の状態に合った方法を相談することが大切です。

もともと知覚過敏がある方も治療をあきらめる必要はありません。気になる症状は我慢せず、事前に歯科医師へ伝えたうえで治療を進めましょう。

知覚過敏が心配な方は赤坂さくら歯科・矯正歯科へご相談ください

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、削らないラミネートベニアのなかでも、歯を全く削らずに装着する「サクラミネートベニア」を提供しています。

以下は、サクラミネートベニアで上の前歯8本を治療した症例です。前歯のすき間や色味が気になっていた歯に、天然歯を削らずすき間を整えながら白く自然な見た目に仕上げています。

Before(前歯の正面)

サクラミネートベニア治療前の前歯

After(前歯の正面)

サクラミネートベニア治療後の前歯

項目 内容
治療 ラミネートベニア(サクラミネートベニア)
年齢・性別 30代女性
治療費用 144万円(ラミネートベニア1本180,000円×8本)
治療期間 2週間
リスク 剥がれや破損

※効果・結果には個人差があります。

※症例の治療費用は治療当時のものです。現在の料金とは異なる場合があります。

また、マイクロスコープを使用して歯の状態を細かく確認し、できるだけエナメル質を残すことで知覚過敏のリスクにも配慮しています。

治療前には歯や歯茎、噛み合わせの状態を確認したうえで、もともと歯がしみる方にも原因を踏まえた治療方法をご提案します。

赤坂駅から徒歩30秒、平日は朝7時30分から診療しており、出勤前や仕事帰りにも通院しやすい環境です。24時間受付のWEB予約のほか、LINE・お電話でも承っています。

「できるだけ歯を削りたくない」「知覚過敏が心配」という方は、お気軽にご相談ください。

赤坂の歯医者 赤坂さくら歯科・矯正歯科
日付:
カテゴリ:医師監修コラム, 審美歯科に関するコラム

インプラントの痛みはいつまで続く?手術中と術後で分けて考える

インプラント治療をためらう理由として、最も多く挙げられるのが痛みへの不安ではないでしょうか。骨に穴を開けると聞けば、身構えてしまうのも自然なことです。

この記事では、港区赤坂で朝7時半から診療している赤坂さくら歯科・矯正歯科が、インプラントの痛みを手術中と術後に分けてお伝えします。あわせて、治っていく過程の痛みと、早めに受診したほうがよい痛みをどう見分けるかもまとめました。

 

インプラントの痛みは手術中と術後で性質が違う

インプラントの痛みは、ひとまとめに語れるものではありません。手術中と術後では、痛みの出方も対処のしかたもまったく違うからです。

手術中は局所麻酔が効いているため、ほとんど痛みを感じずに進みます。一方で術後は、麻酔が切れたあとに数日ほど痛みが出るのが一般的です。この2つを分けて考えると、何を心配すればよいのかがはっきりします。

なお、痛みの感じ方には個人差があるという前提も知っておいてください。同じ手術を受けても、ほとんど気にならなかったという方もいれば、数日つらかったという方もいます。

 

手術中に痛みを感じにくい理由

手術中の痛みは、麻酔によって抑えられます。仕組みを知っておくと、当日の不安はかなり小さくなるでしょう。

局所麻酔で痛みの信号を止める

インプラント手術は局所麻酔で行います。歯を抜くときと同じように、治療する部分の感覚を一時的に遮断する方法です。麻酔が効いているあいだは、器具が触れている感覚や振動は伝わっても、痛みとしては感じにくくなります。

緊張が強い方には静脈内鎮静法

歯科治療そのものが苦手な方や、嘔吐反射が出やすい方には、静脈内鎮静法という選択肢があります。点滴で鎮静薬を入れ、うとうとした状態で手術を受ける方法で、赤坂さくら歯科・矯正歯科では麻酔を専門に担当する歯科医師が対応しているのです。

費用は1回あたり8万8千円で、通常のオペや2時間以内の治療であれば7万1千5百円(いずれも税込)です。

痛みの感じ方には個人差がある

麻酔が効いていても、体が緊張していると痛みを強く感じやすくなります。眠れていない日や体調が優れない日は、感じ方が変わることもあるでしょう。不安が強いときは我慢せず、事前に伝えておいてください。

 

術後の痛みはいつがピークでいつ引くのか

麻酔が切れると痛みが出はじめます。ただ、その経過にはおおよその型があります。

図のなかの写真は、左下6番にインプラントを埋入したあと、腫れが出た症例です。腫れ方には個人差があり、実際にはまったく腫れない方のほうが多くいらっしゃいます。このように腫れた場合でも、下記の経過をたどって引いていきますので、ご安心ください。

なお、この治療の内容はインプラント治療(左下6番)で、費用は埋入手術33万円、アバットメント5万5千円、上部構造18万7千円を合わせておよそ57万円(税込)です。リスクと副作用として、痛み、腫れ、内出血、感染、違和感が生じることがあります。

ピークは手術当日から2〜3日

痛みは手術当日の夜から翌日にかけて強くなり、2日目から3日目あたりがピークになることが多いようです。腫れの経過とほぼ重なります。この時期を越えると、日を追って軽くなっていくのが通常の流れです。

1週間ほどで落ち着いていくのが一般的

その後は徐々に和らぎ、1週間ほどで日常生活に支障がない程度まで落ち着いていくのが一般的です。傷口が塞がるまでの違和感はもう少し続くこともありますが、痛みとして意識する場面は減っていきます。

痛み止めで和らげられることがほとんど

術後には痛み止めが処方されます。一般的な鎮痛薬で和らげられることがほとんどで、痛みが強くなる前に飲んでおくほうが楽に過ごせるでしょう。

自己判断で量を増やしたり、飲むのをやめたりせず、指示された飲み方を守ってください。

 

痛みが強く出やすいケース

同じインプラント手術でも、条件によって術後の負担は変わります。

骨を増やす処置をともなう場合

骨が足りずにGBR(骨誘導再生術)やサイナスリフト(ラテラルアプローチ)、ソケットリフト(クレスタルアプローチ)を併用する場合は、触れる範囲が広くなるぶん痛みや腫れが出やすくなります。

手術の前に、どの処置を併用するのかを確認しておきましょう。

埋入する本数が多い場合

一度に埋める本数が増えるほど、体への負担は大きくなります。本数が多いときは、腫れとあわせて痛みも強く出やすいとお考えください。分けて手術する方法もあるため、心配な方は相談してみるとよいでしょう。

 

治る過程の痛みと異常のサインの見分け方

術後の痛みで本当に知りたいのは、この痛みが放っておいてよいものかどうかです。判断の手がかりは3つあります。

日を追って軽くなっているか

最も分かりやすい目安が、時間とともに軽くなっているかどうかです。ピークを過ぎても痛みが変わらない、あるいは一度和らいだのに再び強くなったという場合は、治る過程から外れている可能性があります。

じっとしていても痛むかどうか

噛んだときや触れたときだけ痛むのであれば、傷が治る過程の痛みであることが多いといえます。一方、何もしていないのにずきずきと痛む場合や、夜眠れないほど痛む場合は、感染などが起きていることも考えられるでしょう。

しびれをともなっていないか

痛みとしびれは別の症状です。唇やあご、舌の感覚が鈍い、触っても分かりにくいといった変化があるときは、痛みとは切り分けて早めに伝えてください。次の章でくわしく説明します。

 

しびれに気づいたときは早く動く

下あごの奥にインプラントを埋め入れる場合、近くを下歯槽神経という神経が通っています。ここに影響が及ぶと、痛みではなくしびれや感覚の鈍さとして現れるのです。

厚生労働省の委託事業としてまとめられた資料(歯科インプラント治療のためのQ&A)によると、インプラント埋入手術後の下歯槽神経麻痺の発現率は調査方法によって幅が大きく、1%に満たない報告から8%台の報告まであるとされています。

この中にはごく短期間の軽微な知覚障害も含まれると考えられますが、重篤な神経損傷では回復までに長期間を要することがあり、永続的な麻痺が残る可能性もあるため厳重な注意が必要とされているのです。

同じ資料は、対処として早期であるほど有効性が高い方法があること、そして神経損傷が疑われる場合は速やかに専門の医療機関へ転院させることが有効だと述べています。つまり、しびれに関しては様子を見る時間そのものが不利に働きます。少しでもおかしいと感じたら、その日のうちに治療を受けた医院へ連絡してください。

なお、こうした事態を避けるために欠かせないのが術前の診断です。赤坂さくら歯科・矯正歯科では、デジタル歯科用CTで顎の骨の立体構造と神経の位置を立体的に把握し、シミュレーションソフトで埋入位置を決めたうえで、サージカルガイドを作製して計画どおりの位置に埋め入れています。

 

数年後に出てくる痛みは別の原因

手術から何年も経ってから痛みが出た場合、原因は手術そのものではありません。多くはインプラント周囲炎という、人工歯根の周りに起きる炎症です。

歯周病に似た状態で、初期には自覚症状がほとんどないまま進みます。痛みを感じる段階になっているときは、すでに骨が失われていることも少なくありません。

厚生労働省の同じ資料でも、治療後に定期的な検診を受けていない方は、受けていた方と比べて残存率が低く、周囲のトラブルの発生頻度が高いことが示されています。

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、治療後は3か月から6か月に1回の定期メンテナンスをお願いしています。痛みが出る前に見つけるための通院だとお考えください。

 

赤坂さくら歯科・矯正歯科の痛みへの配慮

赤坂さくら歯科・矯正歯科は、赤坂駅4出口から徒歩30秒、朝7時半からの診療という通いやすさが特徴です。

インプラントを担当するのは、日本口腔インプラント学会の専門医でEAO認定医でもある歯科医師です。診断にはデジタル歯科用CTを用い、神経や上顎洞との距離を確かめたうえで治療計画を立てています。手術への不安が強い方には、麻酔を専門に担当する歯科医師による静脈内鎮静法もご用意しています。

また、朝7時半から診療しているため、痛みや違和感が出たときには仕事の前に立ち寄っていただくこともできるでしょう。何かあったときにすぐ相談できることは、痛みへの不安をやわらげる支えになるはずです。

 

よくある質問

手術中に痛みを感じることはありますか

局所麻酔が効いているため、手術中はほとんど痛みを感じません。器具が触れる感覚や振動は伝わりますが、痛みとしては認識しにくい状態です。麻酔が効きにくいと感じたときは、その場で遠慮なくお伝えください。

術後の痛みはどのくらい続きますか

手術当日から2日目、3日目あたりがピークで、その後は日を追って軽くなり、1週間ほどで落ち着いていくのが一般的です。ただし骨を増やす処置をともなう場合や本数が多い場合は、もう少し長引くこともあります。

痛み止めはどのくらい飲みますか

処方された指示に従ってください。多くの場合、痛みが強い数日のあいだに服用し、和らいできたら間隔をあけていく形になります。自己判断で量を増やさず、効かないと感じるときは連絡してください。

痛みが1週間以上続くときはどうすればよいですか

受診してください。ピークを過ぎても軽くならない、一度和らいだのに再び強くなった、じっとしていても痛むといった場合は、治る過程から外れている可能性があります。早いほど対処の選択肢は多く残ります。

唇やあごがしびれているのですが大丈夫でしょうか

その日のうちに治療を受けた医院へ連絡してください。しびれは痛みとは別の症状で、神経に関わる可能性があります。対処は早いほど有効とされているため、様子を見ずに伝えることが大切です。

 

インプラントの痛みが不安なら赤坂さくら歯科・矯正歯科へ相談を

インプラントの痛みは、手術中と術後に分けて考えると見通しが立ちます。手術中は局所麻酔でほとんど痛みを感じず、術後は2日目から3日目をピークに、1週間ほどで落ち着いていくのが一般的です。痛み止めで和らげられることがほとんどでしょう。

大切なのは、治っていく痛みと、そうでない痛みを見分けることです。目安になるのは、日を追って軽くなっているか、じっとしていても痛むか、しびれをともなっていないかという3点です。当てはまらないと感じたら、早めに連絡してください。

「痛みが怖くて踏み出せない」「今出ている痛みが心配」という方も、まずは口のなかの状態を確かめてみてください。港区赤坂の赤坂さくら歯科・矯正歯科では、精密なCT診断をもとに、痛みへの備えも含めて治療計画をご説明しています。気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

 

参考文献

関連記事

赤坂の歯医者 赤坂さくら歯科・矯正歯科
日付:
カテゴリ:インプラントに関するコラム, 医師監修コラム

ラミネートベニアは何歳からできる?年齢別の注意点と適応を歯科医が解説

記事は、赤坂さくら歯科・矯正歯科 院長・歯科医師 土黒さくらの監修のもと作成しています。

前歯の色や形が気になり、ラミネートベニアを検討している方も多いのではないでしょうか。

一方で、何歳から受けられるのか、未成年でも可能なのかは気になるところです。

本記事では、年齢の目安と年代別の注意点、適応が難しいケースまで歯科医の視点からわかりやすく解説します。

東京・赤坂でのラミネートベニア治療なら、赤坂さくら歯科・矯正歯科へお気軽にご相談ください。

ラミネートベニアとは?前歯の見た目を短期間で整える審美治療

ラミネートベニアで整えた前歯の口元
ラミネートベニアは、歯の表面をわずかに整えて薄いセラミックのチップを接着する審美治療です。

付け爪のようなイメージで、歯の色や形、すき間などを同時に改善できます。

ホワイトニングでは十分な効果が出にくいテトラサイクリン歯や、神経を失って変色した歯にも対応しやすい点は大きな強みでしょう。

前歯は隣の歯との調和が大切で、4〜6本まとめて行うことが多いです。

削る量は従来型で0.3〜0.5ミリメートル程度、削らないラミネートベニア(ノンプレップベニア)ならほとんど削らずに装着できるため、クラウンより歯を残しやすくなります。

ただし削らないラミネートベニアは外側に厚みが加わるため、歯が前に出ている方には向かない場合もあります。

併せて「赤坂でラミネートベニアをお考えの方へ|前歯の印象を変える方法」という記事をご覧ください。

こちらの記事では、削らないラミネートベニアの特徴や赤坂で歯科医院を選ぶ際のポイントを解説しています。

関連記事赤坂でラミネートベニアをお考えの方へ|前歯の印象を変える方法削らないラミネートベニアの特徴と、赤坂で歯科医院を選ぶ際のポイントをまとめています。

ラミネートベニアは何歳からできる?基本の目安は18歳以上

ラミネートベニアは何歳から受けられるのか、疑問に感じる方も多いでしょう。

ここでは18歳頃が目安とされる理由と、未成年の方に必要な手続きを解説します。

永久歯が生えそろい、顎や歯ぐきの成長が落ち着いてからが原則

ラミネートベニアの施術に法的な年齢制限はなく、歯科医師の見解では18歳頃が目安です。

理由は主に4つあります。

顎や顔の骨格が成長途中だと歯の位置関係が変わり、仕上がりのバランスが崩れることがあります。

10代は歯ぐきのラインが安定せず、数年後に歯ぐきが下がるとラミネートベニアの境目が露出しかねません。

さらに若い永久歯は歯髄腔が大きく知覚過敏が出やすい点、エナメル質が未成熟で接着力が安定しにくい点も理由に挙げられます。

小児期の前歯のすき間は成長とともに自然に閉じることが多いため、急いで審美治療を行う必要はないでしょう。

なお年齢の上限はなく、歯ぐきと土台が健康なら60代以降でも対応できます。

17歳以下の扱い|同意があっても原則は経過観察

17歳以下の方は、保護者の同意があっても成長段階を理由に治療を見送るケースが一般的です。

顎や歯ぐきの成長が続いている時期は歯の位置関係や歯ぐきのラインが変わりやすく、仕上がりが安定しにくいためです。

まずは矯正治療やクリーニングなど、成長を妨げない方法で対応できないかを検討するのが基本になります。

そのうえで、どうしても希望される場合は保護者の同意が必要です。

現在は成人年齢が18歳に引き下げられ、契約に保護者の同意が必要となるのは17歳以下となりました。

多くの医院では、同意書に加えて保護者の同伴をお願いしています。

18歳以上の方|費用の準備とスケジュールの考え方

18歳以上であれば、法的には自身の判断だけでラミネートベニアを受けられます。

ただし自由診療で費用も高額になるため、学生の方はご家族と相談したうえで決めると安心です。

デンタルローンは支払能力の審査があり、収入のない学生の方は保護者名義での申込みになるのが一般的です。

成人式や就職活動に間に合わせたい場合は、製作期間を逆算して早めにカウンセリングを受けるのが良いでしょう。

いずれの場合も、余裕のある準備が満足のいく仕上がりにつながります。

【年齢別】ラミネートベニアの注意点と適応

ラミネートベニアは年齢を問わずに同じ条件で受けられるわけではなく、年代ごとに注意点が変わります。

歯ぐきの状態や虫歯リスク、咬み合わせなどは世代によって異なるためです。

ここからは10代から50代以降まで、年齢別の適応を見ていきましょう。

10代〜20代前半|成長途中の歯ぐきと虫歯リスクへの配慮が必要

17歳以下は原則として適応外のため、まずは矯正治療やクリーニングで対応できないかを検討します。

ホワイトニングも歯髄への刺激を考慮して18歳未満には推奨されないため、成長が落ち着くまで待つのが基本です。

この年代は間食や清涼飲料の頻度が高く、虫歯リスクが下がりきっていないケースも多く見られます。

ラミネートベニアの縁から二次虫歯が起きると、せっかく整えた歯を作り直すことになりかねません。

矯正治療中や矯正直後の方は、歯の位置が安定してからの装着が安全でしょう。

適応となるのは、矮小歯やエナメル質形成不全、テトラサイクリン歯など、歯そのものの形や色に生まれつき、あるいは歯の形成期に生じた問題があるケースなどです。

20代後半〜40代|もっとも適応が広く、仕上がりも安定しやすい年代

顎の成長も歯ぐきのラインも安定し、長期的な見た目の変化を予測しやすい時期です。

見た目の変化を長期的に見通しやすいぶん、設計の自由度が高い時期といえるでしょう。

コーヒーや赤ワイン、喫煙による着色、加齢の黄ばみなどを改善したい方が多く、ホワイトニングで白さが戻りにくくなった方や詰め物の変色が気になる方の相談も増えます。

お酢ドリンクや炭酸飲料など酸性飲料を頻繁に摂る習慣は、エナメル質が溶けて接着面が弱くなることがあるため、気を付けましょう。

50代以降|歯ぐきの退縮・歯ぎしり・すり減りへの対策がポイント

加齢や歯周病で歯ぐきが下がると、露出した歯根部分にラミネートベニアが届かず、境目が見えることがあります。

長年の咬耗で歯の先端がすり減っている場合は、形態を整えたうえでの設計が欠かせません。

歯周病があるなら、まず治療で状態を安定させることが先決です。

土台が不安定なままでは長持ちしないでしょう。

年齢による線引きよりも、歯周組織の健康状態と咬み合わせが可否を分けます。

年齢に関係なくラミネートベニアが向かないケース

ラミネートベニアが何歳から可能かという目安とは別に、年代を問わず適応が難しいケースもあります。

口腔内の状態によっては、別の治療を先に優先すべき場合があるためです。

ここでは代表的な2つのケースを確認していきましょう。

歯ぎしり・食いしばりが強い方

起床時の顎のだるさ、頬の内側に残る歯の圧痕、歯のすり減りは、強い咬合力がかかっているサインです。

ラミネートベニアに使う薄いセラミックは横方向の力に弱く、割れや欠け、脱離などにつながることがあります。

咬み合わせが深く前歯が強く当たる方は、設計上の工夫も欠かせないでしょう。

虫歯・歯周病がある方、歯並びのズレが大きい方

虫歯や歯周病がある場合は、治療を終えて状態が安定してからが前提となります。

前歯の大きなねじれや著しい出っ歯、重度の叢生などは、ラミネートベニア単独では改善しきれません。

無理に形をごまかすと歯を大きく削ることになり、かえって歯の寿命を縮めてしまいます。

こうしたケースは矯正で歯の位置を整えてから進めるほうが、削る量も少なく済むでしょう。

神経を失って歯質が大きく失われた歯には、クラウンのほうが適しています。

まずは診査を受けてください。

ラミネートベニアの費用と治療の流れ

歯科医師が治療計画を説明する様子
ラミネートベニアが何歳から受けられるかを確認したら、次に気になるのは費用と通院回数でしょう。

自由診療のため医院ごとに幅があり、期間の見通しも知っておきたいところです。

ここでは相場と実際の流れを見ていきましょう。

費用相場

ラミネートベニアの費用相場は、1本あたり5〜20万円程度です。

前歯は複数歯でまとめて行うことが多いため、総額は「1本あたりの費用×本数」で決まると考えてください。

審美目的のため保険は適用されず、全額自己負担になります。

なお赤坂さくら歯科・矯正歯科では、1本198,000円(税込)で提供しています。

金額だけで選ばず、使用する素材や技工の精度まで確認しておくと安心です。

費用の内訳や支払い方法については、「ラミネートベニアの費用相場は1本いくら?素材別の値段と保険適用の有無を解説」で詳しく解説しています。

関連記事ラミネートベニアの費用相場は1本いくら?素材別の値段と保険適用の有無を解説素材別の値段の違いと、保険適用の有無・支払い方法までまとめています。

治療の流れと通院回数の目安

まずカウンセリングと精密検査で、口腔内写真やレントゲン・CT撮影、咬み合わせを確認します。

次に治療計画と見積りを説明し、シミュレーションで仕上がりを共有する流れです。

虫歯や歯周病があれば先に治療を済ませます。

その後、歯の表面をわずかに整えて型取りを行い、1〜2週間ほどでセラミックのチップが完成します。

試適で色調を確かめてから接着し、最後に咬み合わせを調整して終了です。

通院は3〜4回、期間は2週間〜1カ月程度が目安になります。

装着後は、状態を保つための定期メンテナンスが欠かせません。

年齢に合わせたラミネートベニアなら東京・赤坂にある赤坂さくら歯科・矯正歯科へ

ラミネートベニアが適しているかどうかは、一人ひとりの歯や歯ぐきの状態によって変わります。

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、矯正と審美の両面から適切な時期を提案しています。

ここでは赤坂さくら歯科・矯正歯科の診療体制と通いやすさを見ていきましょう。

矯正・審美の両面から適切な時期をご提案

赤坂さくら歯科・矯正歯科は自由診療専門のため、保険の制約を受けずに患者様にとって適した方法を1つずつ検討していきます。

各分野に精通した歯科医師が在籍し、幅広いお悩みに対応できる体制を整えております。

医師は勉強会にも多数出席しており、豊富な症例経験を持つ専門性の高いスタッフが揃っている点も強みです。

初診カウンセリングは1時間ほど時間を取り、パノラマレントゲンとCT、口腔内写真の撮影を行ったうえで、院長が責任を持って丁寧にご説明します。

ラミネートベニアが何歳から可能か、矯正を先に行うべきかなども、あわせて一緒に考えていきましょう。

赤坂さくら歯科・矯正歯科でのラミネートベニア治療の症例写真をご紹介します。

症例写真 治療前と治療後

症例写真 治療前と治療後

※効果・結果には個人差があります。

【症例の詳細】

下の2枚は、装着の前後に前歯を近くから撮影したものです。

この方は30代で、顎の成長も歯ぐきのラインも安定している時期にあたります。

歯ぐきの位置が変わりにくいぶん、装着後に境目が露出するリスクを見込みやすく、仕上がりを長期的に予測しやすい年代です。

写真でも、歯ぐきとのあいだに段差が出ないよう、縁の位置を歯ぐきのラインに合わせて設計しているのが確認できます。

10代のように成長が続いている時期は、数年後に歯ぐきが下がって境目が見えてしまうことがあります。

反対に50代以降では、歯ぐきの退縮や歯のすり減りを踏まえた設計が必要になります。

年齢そのものより、歯ぐきの健康状態とかみ合わせが適応を左右することが、この症例からも分かります。

項目 内容
年齢/性別 30代/女性
治療内容 ラミネートベニア(サクラミネートベニア)上顎8本
治療費用 1,584,000円(ラミネートベニア1本:198,000円×8本)
治療期間 2週間
リスク・副作用 ラミネートベニアは接着剤を使用して歯にチップを貼り付ける治療のため、取れたり割れたりするリスクがあります。また、必要以上に力が加わると割れてしまう場合があります。

※効果には個人差があります。

通いやすさと安心の診療体制

赤坂さくら歯科・矯正歯科は患者様のお時間を大切にし、スムーズな診療を心がけています。

ウェブ予約システムを完備しているため、24時間いつでもご予約いただけます。

女性スタッフ・女性医師による優しくきめ細かな対応で、初めての方も安心して受診できる環境です。

朝7時30分から診療しているため、出勤前や午前中の空き時間も活用できます。

アクセスは東京メトロ千代田線赤坂駅4番出口から徒歩30秒と、出勤前やお昼の時間にも立ち寄りやすい立地です。

ラミネートベニアを何歳から始めるか迷っている方も、まずはお気軽にご相談ください。

ラミネートベニアの治療でよくある質問

ラミネートベニアは何歳から受けられるのか、痛みや耐久性はどうなのか、カウンセリングでよくあるご質問をまとめました。

Q.ラミネートベニアは何歳からできますか?

原則として、顎や歯ぐきの成長が落ち着く18歳頃が目安になります。

Q.未成年ですが、保護者の同伴は必須ですか?

ラミネートベニア治療は原則として18歳以上が目安となり、17歳以下の方には成長が落ち着くまでお待ちいただくようご案内しています。

そのうえで、やむを得ずご相談いただく場合は、多くの医院で同意書のご提出と保護者の同伴をお願いしているのが一般的です。

まずはお見積りをお持ち帰りいただき、ご家族とご相談いただくことも可能です。

Q.60代でもラミネートベニアは受けられますか?

年齢の上限はありません。

歯ぐきと咬み合わせの状態を確認したうえで判断いたします。

Q.痛みはありますか?麻酔は必要ですか?

ラミネートベニアで歯を削る量は0.3〜0.5ミリメートル程度と少なく、エナメル質の範囲にとどまることが多いため、麻酔なしで行えるケースも少なくありません。

ただし痛みの感じ方には個人差があるため、不安な方や歯がしみやすい方には麻酔を使用することもできます。

削らないラミネートベニア(ノンプレップベニア)であれば、歯をほとんど削らずに装着できます。

治療中に気になることがあれば、遠慮なくお伝えください。

Q.ラミネートベニアはどのくらい持ちますか?

適切なケアとメンテナンスを続けた場合、10〜20年程度が目安です。

オーストリアの大学病院で318本のラミネートベニアを追跡した研究では、推定生存率が5年で約94.4%、10年で約93.5%、20年で約82.9%と報告されています。

出典:Beier US, Kapferer I, Burtscher D, Dumfahrt H「Clinical performance of porcelain laminate veneers for up to 20 years」International Journal of Prosthodontics, 2012;25:79-85

寿命を左右する要因や長持ちさせるためのポイントは、「ラミネートベニアの寿命は何年?長持ちさせるコツと寿命を縮めるNG習慣」で詳しく解説しています。

関連記事ラミネートベニアの寿命は何年?長持ちさせるコツと寿命を縮めるNG習慣寿命を左右する要因と、長く使うためのセルフケア・メンテナンスのポイントを解説しています。

Q.やり直しや外すことはできますか?

削る量が少ないタイプであれば、外して作り直すこともできます。

ただし削ったエナメル質は元に戻りません。

再施術の条件や費用については、「ラミネートベニアはやり直しできる?剥がし方・再施術の費用・条件を歯科医が解説」で詳しく解説しています。

関連記事ラミネートベニアはやり直しできる?剥がし方・再施術の費用・条件を歯科医が解説外せるケースの条件と、再製作にかかる費用・期間の目安をまとめています。

まとめ

ラミネートベニアには何歳からという明確な制限はありませんが、成長が落ち着く18歳頃が1つの目安になります。

年齢よりも歯ぐきの健康状態や咬み合わせが適応を左右するため、まずは診査が欠かせません。

東京・赤坂でのラミネートベニア治療なら、赤坂さくら歯科・矯正歯科へお気軽にご相談ください。

赤坂の歯医者 赤坂さくら歯科・矯正歯科
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カテゴリ:医師監修コラム, 審美歯科に関するコラム

下の歯にもラミネートベニアはできる?上の歯との違いと注意点を解説

記事は、赤坂さくら歯科・矯正歯科 院長・歯科医師 土黒さくらの監修のもと作成しています。

ラミネートベニアは上の前歯に行う治療というイメージが強いものの、下の歯にも適用できます。

ただし歯の大きさやエナメル質の厚み、噛み合わせの条件が異なるため、上の歯とは違った注意点が出てきます。

本記事では、下の歯のラミネートベニアの適応、費用、後悔しないための判断材料を解説します。

下の歯のラミネートベニアなら、東京・赤坂の赤坂さくら歯科・矯正歯科へお気軽にご相談ください。

下の歯にもラミネートベニアはできる?

シェードガイドで歯の色を確認する様子
ラミネートベニアは、上の前歯に行う治療というイメージが強い方が多いでしょう。

結論から言えば、下の歯にもラミネートベニアは適用できます。

ただし、上の歯とまったく同じ条件で行えるわけではありません。

まずは適用の可否と、症例数が少ない理由から見ていきましょう。

ラミネートベニアは下の歯にも適用可能

ラミネートベニアは上の前歯だけの治療ではなく、下顎の前歯、主に6本を対象として行えます。

加齢や飲食物による変色、前歯のすき間、軽度の凸凹を改善したいという目的で、下の歯にラミネートベニアを選ぶ方がいます。

歯を薄く削ってセラミック製の板を貼り付けるという基本的な手順は上下で変わりません。

ただし、下の歯は誰でも受けられるというわけではない点に注意してください。

まずは口腔内を診査したうえで、可能かどうか判断してもらいましょう。

併せて「赤坂でラミネートベニアをお考えの方へ|前歯の印象を変える方法」という記事をご覧ください。

こちらの記事では削らないラミネートベニアの特徴や、赤坂で歯科医院を選ぶ際のポイントの内容が記載されています。

関連記事赤坂でラミネートベニアをお考えの方へ|前歯の印象を変える方法削らないラミネートベニアの特徴と、赤坂で歯科医院を選ぶ際のポイントをまとめています。

上の歯より症例数が少ない理由

ラミネートベニアの症例は上の前歯に集中しており、下の歯を対象とするケースはそれほど多くありません。

理由の1つは、見え方の違いにあります。

笑ったときや会話中に人の視線が集まりやすいのは上の前歯で、下の歯は唇に隠れて見える範囲が限られるため、審美面での優先度が下がりやすいです。

もう1つの理由として、技術的な難しさが挙げられます。

下顎の前歯は1本ずつが小さく、貼り付けるセラミックも薄く細かくなるため、製作にも装着にもより高い精度が求められるためです。

さらに、下の歯は噛んだときに上の前歯の裏側と接触し、力を受けやすい位置にあります。

こうした条件が重なり、下の歯へのラミネートベニアは上の歯ほど多くは行われていません。

上の歯と下の歯でラミネートベニアはどう違う?

同じラミネートベニアでも、上の歯と下の歯とでは前提となる条件がかなり異なります。

歯そのものの大きさやエナメル質の厚み、噛んだときにかかる力の向きなど、治療計画を左右する違いがいくつも存在します。

ここでは、上下でどのような差があるのかを2つの視点から確認していきましょう。

歯の大きさ・エナメル質の厚みの違い

下顎の前歯は、上の前歯と比べて歯冠の幅が小さく、表面を覆うエナメル質も薄くなっています。

ラミネートベニアは、このエナメル質にセラミックを接着させることで強度を保つ仕組みです。

土台となるエナメル質が薄ければ、当然ながら削れる量にも限りが出てきます。

そのため、下の歯では歯の形を大きく変えるような治療には向きません。

また、貼り付けるベニア自体も上の歯用より薄く小さく仕上げる必要があり、技工所での製作と歯科医院での装着、その両方でより高い精度が求められます。

ほんのわずかな厚みの差が見た目や適合に直結するため、下の歯のラミネートベニアは繊細な作業の連続です。

噛み合わせで加わる力の違い

上下の歯は、噛み合わせたときに下の前歯の先端が上の前歯の裏側へ触れる位置関係です。

つまり下の歯は、日々の生活の中で生じる噛む力をダイレクトに受け止めています。

過蓋咬合のように噛み合わせが深いケースでは、下の前歯の先端に力が集中しやすくなる傾向です。

さらに下顎は、上下に開閉するだけでなく前方へスライドする滑走運動を行います。

このとき下の前歯の先端は上の前歯の裏側を滑るように接触するため、貼り付けたセラミックには剥がれる方向の力が繰り返し加わります。

その結果、上の歯に比べてラミネートベニアの欠けや剥がれなどのトラブルが起こりやすい傾向です。

歯ぎしりや食いしばりの習慣があれば、その負担はさらに大きくなるでしょう。

だからこそ、治療に入る前の段階で噛み合わせの状態を細かく調べる咬合診査が欠かせません。

力の逃がし方まで含めて設計できるかどうかが、治療後の予後を左右します。

下の歯のラミネートベニアが向いているケース

ラミネートベニアは、条件が合えば比較的短い期間で見た目の改善が期待できる治療です。

特に色や形に関するお悩みとは相性がよく、ほかの方法では改善しにくい状態にも対応できる場合があります。

ここからは、下の歯のラミネートベニアが向いているケースを確認していきましょう。

色を整えたい場合

ラミネートベニアが力を発揮するのは、ホワイトニングでは改善しにくい変色です。

抗菌薬の影響によるテトラサイクリン歯や神経を失って黒ずんだ失活歯は、内側から変色しているため漂白が困難になります。

こうした場合、セラミックを表面に貼り付けて色そのものを覆ってしまう方法が有効です。

また、上の歯だけホワイトニングをした結果、下の歯との色の差が目立つようになったという相談も多く寄せられます。

笑ったときに上下の明るさがそろっていないと、かえって不自然な印象を与えかねません。

全体の色調を整えたいという目的であれば、下の歯へのラミネートベニアは十分検討する価値があります。

形やすき間を整えたい場合

色だけでなく、歯の形やすき間に悩んでいる方にもラミネートベニアは適しています。

例えば、下の前歯のあいだに軽度のすき間があるケースでは、セラミックの幅を調整することで自然に閉じられる場合があります。

起床時や就寝中の歯ぎしり・食いしばり、お酢などの酸性飲料の頻回摂取によって歯の先端がすり減り、下の前歯だけ短く見えてしまう状態も対象になります。

ただしすり減りが軽度で、ナイトガードなどで力をコントロールできることが前提です。

歯の長さを補うことで、口元の印象が変わることもあります。

さらに、ごくわずかな凸凹であれば、表面をわずかに整えたうえでベニアを装着することで、並んで見えるように仕上げられる場合もあります。

ただし対応できる範囲には限りがあるため、まずは診査を受けたうえで判断してもらってください。

下の歯のラミネートベニアが向かないケース

一方で、下の歯にラミネートベニアが勧められないケースも存在します。

条件が合わないまま治療を進めると、短い期間で欠けたり外れたりして、かえって負担が増えてしまいかねません。

ここでは、下の歯のラミネートベニアが向かないケースを確認していきましょう。

歯ぎしり・食いしばりが強い場合

就寝中の歯ぎしりや日中の食いしばりがある方は、下の前歯に装着したラミネートベニアが割れたり剥がれたりするリスクが高まります。

そのため事前の確認が不可欠であり、治療を行う場合も就寝時のナイトガード装着による負荷の分散が前提となります。

マウスピースの使用が難しい場合は、別の治療法を提案することもあるでしょう。

噛み合わせや歯並びに問題がある場合

噛み合わせ自体に問題がある場合も、下の歯のラミネートベニアには不向きです。

上の前歯が下の前歯を深く覆う過蓋咬合や反対咬合では、特定部位に力が集中しやすくトラブルの原因になります。

重度の歯並びの凸凹(叢生)も、表面を削るだけでは綺麗な歯並びに整えられないため、無理に貼り付けると不自然な仕上がりになりかねません。

さらに、進行したむし歯・歯周病がある場合やエナメル質が極端に薄いケースも対象外です。

これらに該当する場合は、まず矯正や歯周病などの治療を優先し、口腔内環境を整えたうえで審美治療を検討することになります。

ダイレクトボンディング・クラウン・矯正との違い

下の歯にラミネートベニアが向かない場合でも、ほかの方法で改善が期待できるケースがあります。

歯の欠けやごく軽度のすき間であれば、コンポジットレジンを直接盛って形を整えるダイレクトボンディングという方法があります。

歯をほとんど削らずに1日で終わることが多く、費用は1本あたり2万〜7万円程度が目安です。

ただしレジンは経年で変色やすり減りが起こりやすく、耐久性という点ではセラミックに劣ります。

変色が強い失活歯や、歯質が大きく失われている歯には、歯全体を覆うセラミッククラウンが選択肢になります。

歯の全周を1ミリメートル前後削る必要があるため負担は大きくなりますが、強度を確保しやすい点が特徴です。

費用の目安は1本あたり8万〜20万円程度とされています。

叢生や過蓋咬合など、歯並びや噛み合わせそのものに原因がある場合は矯正治療が適しています。

歯を削らずに位置を動かせる一方、期間は数カ月から数年かかり、費用は部分矯正で30万〜60万円程度、全体矯正では80万〜120万円程度が目安です。

いずれも自由診療のため金額は医院ごとに異なります。

どの方法が適しているかは口腔内の状態によって変わるため、診査を受けたうえで判断してもらいましょう。

下の歯にラミネートベニアを行うときの注意点

下の歯のラミネートベニアは、適応が合っていればそれで安心というわけではありません。

仕上がりの自然さや治療後の持ちを左右する要素がいくつかあり、事前に知っておくかどうかで満足度は大きく変わります。

ここからは、押さえておきたい注意点を紹介します。

上の歯とのバランスを考える

意外に見落とされがちなのが、上の歯との調和です。

下の歯だけを白くすると、会話や笑顔の際に上下の色の差が際立ち、不自然な印象を与えることがあります。

そのため、下の歯のラミネートベニアは上の歯の色や形を基準に設計するのが基本です。

上の歯も同時に治療するか、上の歯に合わせたシェード(色調)を慎重に選ぶか、事前の方針相談が重要になります。

口元全体をひとまとまりとして捉える視点が、自然な仕上がりには不可欠です。

長持ちさせるためのケア

装着後の過ごし方も、下の歯のラミネートベニアの寿命を大きく左右します。

まず、就寝時にナイトガードを使用すれば、無意識の歯ぎしりの力を分散し、破折や脱離のリスクを抑えやすくなります。

日常生活では、せんべいや氷などの硬いものを前歯で噛み切らず、奥歯を使うよう意識して負担を減らしましょう。

また、歯ブラシだけでなく歯間ブラシやフロスを用いたセルフケアも欠かせません。

そのうえで定期検診に通い、接着部分や辺縁の状態をチェックしてもらう習慣が、長く使い続けるための土台となります。

下の歯のラミネートベニアにかかる費用と治療の流れ

模型を使って治療内容を説明する様子
実際に下の歯のラミネートベニアを検討するなら、費用がどのくらいかかるのか、どのような手順で進むのかも気になるところでしょう。

通院の回数や期間、事前に知っておきたい前提などもあわせて押さえておくと安心です。

ここからは、費用と治療の進み方を順に見ていきます。

費用の目安

下の歯のラミネートベニアは審美目的の治療にあたるため、保険は使えず全額が自己負担になります。

保険診療のように国が料金を定めているわけではないので、金額は医院ごとに大きく異なる点をまず理解しておいてください。

使用する素材が長石系セラミックなのか、e.maxに代表される二ケイ酸リチウムガラスセラミックなのか、どの技工所へ依頼するのかによっても変動します。

1本あたりの相場としては7万〜15万円程度が1つの目安ですが、10万〜20万円とする医院もあれば5万〜10万円程度で設定している医院もあり、幅はかなり広めです。

下の前歯4本なら約28万〜60万円、6本であれば約42万〜90万円が総額のイメージです。

複数本をセット料金にして割安にしている医院もあります。

治療の流れ

治療はカウンセリングから始まり、型取り、仮歯の装着を経て本装着へと進みます。

最初の来院では悩みや希望をじっくり伺い、写真撮影、レントゲン、噛み合わせの診査を行うのが一般的です。

下の歯は適応の見極めが結果を左右するため、この段階に時間をかける医院が多く見られます。

次の来院で前歯表面のエナメル質を0.3〜0.5ミリメートル程度削り、型取りを実施します。

下の前歯はエナメル質が薄いため、上の歯よりも削除量を抑えて設計するのが一般的です。

エナメル質には神経が通っていないので、麻酔を使わずに済むケースも少なくありません。

なお医院によっては、印象材を使わず口腔内スキャナーで歯の形を読み取る光学印象に対応している場合もあります。

読み取ったデータをもとにCAD/CAMで設計・製作する方法では、型取り時の不快感を抑えやすい点が特徴です。

削った当日に仮歯を装着し、約2週間後の来院で色や形を確認したうえで、接着性レジンセメントを用いて本装着へ移ります。

また、削除量がごくわずかな場合は、仮歯を装着せずに経過を見ることもあります。

ラミネートベニアを装着したあとは、適合や噛み合わせを確認する定期検診が続きます。

通院回数と期間の目安

下の歯のラミネートベニアにかかる通院回数は、3回程度です。

カウンセリングと検査、型取り、装着という流れで完了するケースが多く、治療期間はセラミックの製作期間を含めて約2週間から1カ月ほどが目安になります。

ただし、治療する本数が多い場合や噛み合わせの細かな調整が必要な場合には、回数も期間も延びると考えておいてください。

それでも、数年単位の時間がかかることもある矯正治療と比べれば、かなり短い期間で見た目を整えられる点は大きな違いでしょう。

一度削ると元に戻せない

削ったエナメル質は再生しないため、ラミネートベニア治療は後戻りできません。

ラミネートベニアが外れたり欠けたりした場合も放置はできず、作り直しや別の被せ物への切り替えが必要です。

特に下の前歯はエナメル質が薄く慎重な見極めが求められるため、事前の診査とカウンセリングで納得いくまで話し合いましょう。

歯を削らないノンプレップベニアを選べる場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

下の歯のラミネートベニアに関するよくある質問

下の歯のラミネートベニアの仕上がりや本数、寿命、費用などカウンセリングでよく寄せられる質問をまとめました。

順に確認していきましょう。

Q.下の歯だけラミネートベニアをしても不自然になりませんか?

上の歯の色を基準にシェードを合わせれば、自然な仕上がりを目指せます。

下の歯だけ極端に白くすると上下の色差が際立ち、かえって違和感が出てしまうため注意が必要です。

笑ったときの見え方や唇の位置まで踏まえて設計するのが基本になります。

Q.何本から治療できますか?

ラミネートベニアは1本からでも治療可能です。

ただし色や形の統一感を考えると、下の前歯を4本または6本まとめて行うケースが多く見られます。

医院によっては6本以上を原則とするなど、最低本数を設けている場合もあるようです。

何本必要になるかは変色や形の状態次第なので、診査を受けたうえで判断してもらってください。

Q.どのくらい保ちますか?

一般的な寿命の目安は10〜20年程度とされています。

セラミック自体の耐久性は高いものの、接着部分は経年的に劣化していくといわれています。

下の歯は噛み合わせの力を受けやすいぶん、上の歯より寿命が短くなる可能性があります。

歯ぎしりの有無やセルフケアの状況でも大きく変わるため、定期検診で接着部をチェックしてもらう習慣が、下の歯のラミネートベニアを長持ちさせるでしょう。

Q.保険は使えますか?

下の歯のラミネートベニアは審美目的の治療にあたるため保険は適用されず、自由診療として全額が自己負担になります。

医院によっては複数本をセット料金に設定している場合もあるようです。

分割払いやデンタルローンに対応している医院も少なくないため、費用面の不安があれば事前に相談しておきましょう。

Q.痛みはありますか?

ラミネートベニアで削る量はごくわずかなので、麻酔を使わずに進められることも多い治療です。

装着後に冷たいものがしみるなどの一時的な知覚過敏が出る場合もありますが、多くは数日から数週間で落ち着いていきます。

下の歯の状態によっては削らないタイプを選べる場合もあり、負担を抑えられます。

症状が続くようなら歯科医院へご相談ください。

下の歯のラミネートベニアなら東京・赤坂の「赤坂さくら歯科・矯正歯科」へ

下の歯のラミネートベニアは、適応の見極めと削る量の判断が仕上がりを大きく左右する治療です。

だからこそ、どの歯科医院で受けるかが結果に直結します。

東京・赤坂の「赤坂さくら歯科・矯正歯科」の特徴を紹介します。

症例経験にもとづく精密な診療

下の前歯は小さくエナメル質も薄いため、削る量の見極めが仕上がりと予後を左右します。

赤坂さくら歯科・矯正歯科には勉強会に多数出席する歯科医師と豊富な症例経験を持つスタッフが揃っており、マイクロスコープを用いた精密歯科診療を実施しています。

審美歯科では歯や歯肉との調和が欠かせないため、肉眼では捉えきれない部分まで確認できる環境は大きな強みでしょう。

見た目だけでなく、噛み合わせや将来のメンテナンスまで見据えたラミネートベニア治療を提供しています。

削る量を抑えた方法にも対応

赤坂さくら歯科・矯正歯科では削らないラミネートベニアにも対応し、歯の状態に合わせた方法を提案しています。

すき間や変色、形の不揃い、欠けた歯、軽度のねじれなど幅広い悩みに対応可能です。

治療回数や時間も一人ひとりに合わせて組み立て、資料を用いながら分かりやすく説明します。

以下は、上の前歯8本に歯をほとんど削らないラミネートベニア(サクラミネートベニア)を装着した症例です。

下の歯の治療を検討する際も、色や形の基準になるのは上の前歯です。

ラミネートベニア8本の症例 治療前と治療後(お顔全体)

※効果・結果には個人差があります。

【症例の詳細】

このケースでは上あごの左右4番から4番までを治療し、下の歯には手を加えていません。

写真のように上の歯を明るい色調に整えたあとで下の歯を治療すると、上下の色をそろえやすくなります。

反対に、下の歯だけを先に白くすると上下の差が目立ち、かえって不自然に見えることがあります。

また、下の前歯は1本ずつが小さくエナメル質も薄いため、上の歯と同じ厚みのシェルは使えません。

装着できる厚みが限られるぶん、形を大きく変える治療には向かない点も上の歯との違いです。

下の歯への適応は、上の歯の色や形を基準にしながら、かみ合わせの診査を行ったうえで判断します。

項目 内容
治療内容 ラミネートベニア(サクラミネートベニア)上顎前歯8本
年齢・性別 30代女性
治療費用 1,440,000円(ラミネートベニア1本180,000円×8本)
治療期間 2週間
リスク・副作用 自由診療のため保険は適用されません。強い衝撃や歯ぎしりで割れたり外れたりすることがあります。装着後に一時的にしみる症状が出る場合があります。

※症例の治療費用は治療当時のものです。現在の料金とは異なる場合があります(現在は1本198,000円・税込)。

ラミネートベニア以外の選択肢もあわせて相談できる

下の歯は叢生や噛み合わせの状態によって、ベニアより矯正が適している場合もあるでしょう。

赤坂さくら歯科・矯正歯科には各分野に精通した歯科医師が在籍し、矯正やインプラント、根管治療まで院内で連携できる体制が整っています。

「ラミネートベニアありき」で進めるのではなく、口腔内を診査したうえで適切な方法を提案しています。

通いやすさと相談しやすさ

赤坂駅から徒歩約30秒、朝7時30分から診療を開始しているため、出勤前や昼休みの通院も可能です。

待ち時間が少なくスムーズな診療を心がけており、ウェブ予約なら24時間いつでも申し込めるところも便利です。

女性スタッフ・女性医師によるきめ細かな対応に加え、完全個室のカウンセリングでは画像や動画を用いた「見える治療」を受けられます。

下の歯のラミネートベニアが不安な方も、納得したうえで治療へ進められるように配慮を徹底しています。

まとめ

下の歯にもラミネートベニアは適用できますが、エナメル質の薄さや噛み合わせの条件から、上の歯以上に慎重な見極めが必要です。

下の歯のラミネートベニアなら、東京・赤坂の赤坂さくら歯科・矯正歯科へお気軽にご相談ください。

赤坂の歯医者 赤坂さくら歯科・矯正歯科
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インプラントの保証は何年?保証される範囲と対象外になる条件

インプラント治療を検討していると、医院ごとに「10年保証」「5年保証」といった言葉を見かけるでしょう。ただ、その年数が何を指しているのかまで説明されることは、あまり多くありません。

この記事では、港区赤坂で朝7時半から診療している赤坂さくら歯科・矯正歯科が、インプラントの保証がどの部品を、どんな条件で守るものなのかをお伝えします。年数の長さだけで比べると見落としてしまう点を、先に押さえておきましょう。

 

インプラントの保証は部位ごとに年数が違う

インプラントの保証は、治療全体に1つの年数がかかるものではありません。人工歯根、土台、被せ物という3つの部品それぞれに、別々の年数が設定されているのが一般的です。赤坂さくら歯科・矯正歯科の場合、インプラント本体が10年、アバットメントが5年、上部構造が3年となっています。

「10年保証」という表示を見たときは、それが本体だけを指しているのか、被せ物まで含むのかを確かめてください。ここを取り違えると、被せ物が欠けたときに対象外だと知って驚くことになりかねません。

 

部位ごとに保証年数が分かれる理由

3つの部品は、置かれている環境も受ける力もまるで違います。年数の差は、その違いをそのまま反映したものです。

骨と結合する人工歯根

チタン製の人工歯根は顎の骨のなかにあり、骨と結合したあとは直接ものを噛むわけではありません。外からの力や汚れにさらされにくい位置にあるため、3つのなかで最も長い年数が設定されるのです。赤坂さくら歯科・矯正歯科では10年としています。

力を受け止めるアバットメント

アバットメントは人工歯根と被せ物をつなぐ部品で、噛む力を伝える中継地点にあたります。ねじのゆるみや金属疲労が起こり得る位置のため、人工歯根より短い5年が目安でしょう。

毎日すり減る上部構造

上部構造は実際に食べ物を噛む部分で、3つのなかで最も消耗します。素材が欠けたり、すり減ったりすることは、使い続けている以上どうしても起こり得るでしょう。赤坂さくら歯科・矯正歯科では3年としています。

 

保証で確かめるのは年数より3つの点

医院を比べるとき、年数の数字だけを並べても実際の中身は見えてきません。次の3点を聞いておくと、その保証がどれだけ役に立つのかを判断できます。

何が対象になるのか

保証の対象は部品ごとに分かれています。人工歯根が骨と結合しなかった場合と、被せ物が欠けた場合とでは、扱いが変わるのが普通です。骨造成の処置や仮歯が対象に入るのかどうかも、あわせて確認しておきましょう。

もう1つ見落としやすいのが、保証されるのが何の費用なのかという点です。部品そのものの代金だけが対象なのか、作り直しの技工料や手術の費用まで含むのかで、実際の負担は大きく変わります。人工歯根を入れ直す場合には、埋入手術の費用が改めて発生するかどうかが最も大きな差になるため、ここは必ず聞いておいてください。

どんな条件がつくのか

多くの医院では、定期的なメンテナンスに通っていることが保証を受ける条件になっています。通院が途切れた期間があると対象から外れることもあるため、どのくらいの頻度で通う必要があるのかを最初に聞いておくと安心です。また、保証が使えた場合に費用が全額免除されるのか、一部の負担が残るのかという点も医院によって異なります。

どこで使えるのか

インプラントの保証は、原則として治療を受けた医院でのみ使えます。全国どこでも使える共通の制度ではありません。引っ越しの予定がある方や、長く通えるかどうかに不安がある方は、この点を早めに確認しておいてください。

 

保証の対象から外れやすいケース

保証があっても、状況によっては使えないことがあります。あらかじめ知っておくと、避けられるものも多くあるでしょう。

定期メンテナンスを受けていない

これが最も多い理由です。厚生労働省の委託事業としてまとめられた資料でも、治療後に定期的な検診を受けていない方は、受けていた方と比べてインプラントの残存率が低く、周囲のトラブルの発生頻度が高いことが示されています。(歯科インプラント治療のためのQ&A)

通院が途切れていると、トラブルの原因が管理不足にあったのか判断できなくなるため、保証の適用も難しくなるのです。

歯ぎしりや強い力がかかっている

歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合、上部構造には設計上の想定を超えた力がかかります。ナイトガードなどの対策をすすめられたのに使っていなかったときは、対象外と判断されることがあるでしょう。

転院や引っ越しをした

治療を受けた医院に通えなくなると、保証は事実上使えなくなります。国民生活センターは、インプラント治療で不具合が生じた場合には他の医療機関への相談も検討するよう呼びかけていますが、その場合の費用は自己負担になるのが通常です。

 

欠けても丸ごと作り直しになるとは限らない

被せ物が欠けたと聞くと、上部構造をまるごと新しく作り直すことになると考えてしまいがちです。けれども実際には、そこまで必要になるケースはそれほど多くありません。

最も多いのは、欠けた部分だけを修復したり、当たっている面を研磨して整えたりする対応です。小さな欠けや、噛み合わせが強く当たっていることが原因の場合は、その日のうちに処置が終わることもあります。この段階で収まるのであれば、作り直しの費用も期間もかかりません。

丸ごと作り直しが必要になるのは、大きく破損した場合や、素材そのものが寿命を迎えている場合などに限られます。長く使ってきた上部構造であれば作り直しを選ぶこともありますが、欠けたからといって必ずそうなるわけではないとお考えください。

そして、作り直しになった場合でも、交換するのは上部構造だけです。骨のなかの人工歯根はそのまま使えるのが一般的でしょう。赤坂さくら歯科・矯正歯科では、上部構造の作り直しにかかる費用は奥歯で18万7千円、前歯で22万円(いずれも税込)としています。人工歯根の埋め直しから始めることに比べれば、負担はずいぶん軽くなるはずです。

言い換えれば、保証で本当に守りたいのは骨のなかの人工歯根だといえます。上部構造のトラブルは想定の範囲で、対処のしかたも決まっているからです。

そのため、被せ物が欠けたときにすぐ「保証は使えるのか」と考えるより、まずどこがどう欠けたのかを診てもらうほうが近道でしょう。研磨や部分的な修復で収まるのであれば、保証を使うかどうかを気にせずに済みます。

一方で、ぐらつきや痛みをともなう場合は人工歯根の側に原因があることも考えられるため、早めの受診が必要になります。

 

トラブルに気づいたときの進め方

違和感が出たときに大切なのは、早く動くことです。国民生活センターの報告(あなたの歯科インプラントは大丈夫ですか)によると、歯科インプラントの相談は2013年度以降の約5年間で409件が登録され、毎年60件から80件程度が寄せられています。そのうちおよそ48%では身体症状が1年以上続いており、およそ21%は3年を超えて続いていました。

症状が長引いた背景には、受診が遅れたケースも含まれていると考えられます。ぐらつく、噛むと痛い、歯ぐきが腫れる、被せ物が欠けたといった変化に気づいたら、まず治療を受けた医院へ連絡してください。原因が人工歯根にあるのか上部構造にあるのかは、レントゲンで状態を確かめてはじめて分かります。

 

保証だけに頼らない備え方

保証は、何かが起きたあとに費用の負担を軽くするしくみです。起きないようにする力はありません。

同じ厚生労働省の資料によると、部分および全部欠損症例における10年から15年の累積生存率は、上顎で約90%程度、下顎で94%程度と報告されています。多くのインプラントは10年という単位で機能を保っているわけですが、その前提にあるのは日々の清掃と定期的な通院でしょう。

国民生活センターも、治療前に口のなかと全身の状況、治療方法や費用、リスクについて歯科医師に説明を求めること、そして自分自身での適切な口腔清掃と定期検診が欠かせないことを挙げています。保証書の年数を確かめるのと同じくらい、この2点に時間をかけてください。

 

赤坂さくら歯科・矯正歯科の保証とメンテナンス

赤坂さくら歯科・矯正歯科は、赤坂駅4出口から徒歩30秒、朝7時半からの診療という通いやすさが特徴です。保証は、インプラント本体を10年、アバットメントを5年、上部構造を3年としています。

使用するのはノーベルバイオケア社とストローマン社の純正品です。世界で広く使われているメーカーを選んでいるのは、年数が経ったあとも交換部品が手に入り、修理という選択肢を残せるからです。保証の年数だけが長くても、部品が手に入らなければ直せません。

治療後は3か月から6か月に1回の定期メンテナンスをお願いしており、噛み合わせの調整やクリーニングを行っています。保証の適用条件や対象の範囲については、治療を始める前の説明のなかで具体的にお伝えしていますので、気になる点は遠慮なくお尋ねください。

 

よくある質問

保証期間が過ぎたあとにトラブルが起きたらどうなりますか

自費での対応になります。ただし上部構造のトラブルであれば、部分的な修復や研磨で済むこともあり、必ずしも作り直しになるとは限りません。まずは状態を確かめるところから始めてください。

保証を使えば費用は全額かからないのですか

医院によって異なります。全額が免除される場合もあれば、経過した年数に応じて一部を負担する場合もあります。赤坂さくら歯科・矯正歯科でも治療前の説明でお伝えしていますので、契約の前に確認しておいてください。

他の医院で入れたインプラントも診てもらえますか

状態を確認したうえでご相談を承ります。ただし他院で受けた治療の保証を当院が引き継ぐことはできず、費用は自費での対応になります。使われているメーカーが分かる資料があれば、お持ちください。

保証書はもらえますか

医院ごとの取り扱いになります。治療を受ける医院に、保証の内容が書面で残るかどうかを確認しておくと安心です。口頭の説明だけでは、数年後に条件の解釈が食い違うことがあります。

メンテナンスに通えない時期があると保証は切れますか

多くの医院では、定期的な通院が保証の条件になっています。仕事や体調で通えない時期がありそうなときは、放置せずに事前に相談してください。事情が分かっていれば、対応を検討できることもあります。

 

インプラントの保証で迷ったら赤坂さくら歯科・矯正歯科へ相談を

インプラントの保証は、人工歯根、アバットメント、上部構造という3つの部品にそれぞれ年数が設定されているのです。赤坂さくら歯科・矯正歯科では10年、5年、3年としています。

比べるときに見るべきなのは年数の長さではなく、何が対象になるのか、どんな条件がつくのか、どこで使えるのかという3点です。そして保証は起きたあとの備えであって、防ぐ力はありません。日々の清掃と定期的な通院、それに部品が長く供給されるメーカーを選ぶことが、結果として最も確実な備えになります。

「保証の内容がよく分からないまま契約してよいのか不安」「他院で入れたインプラントが心配」と迷う方も、まずは口のなかの状態を確かめてみてください。港区赤坂の赤坂さくら歯科・矯正歯科では、保証の範囲と条件を治療計画とあわせてご説明しています。気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

 

参考文献

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症例写真

Zenyumの部分矯正で叢生と空隙を整え、矯正終了時に欠損している右上5番部分にノーベルバイオケア社のインプラントを埋入し、上部構造がセットされた後にリテーナー(保定装置)に移りました。

料金 埋入手術:33万円/アバットメント:5万5千円/上部構造(奥歯):18万7千円
矯正費用は別途かかります(すべて税込)
年齢・性別 20代男性
リスクと副作用 痛み、腫れ、内出血、感染、違和感、歯周病、虫歯

赤坂の歯医者 赤坂さくら歯科・矯正歯科
日付:
カテゴリ:インプラントに関するコラム, 医師監修コラム

歯ぎしりがあるとラミネートベニアはできない?割れを防ぐ対策を解説

記事は、赤坂さくら歯科・矯正歯科 院長・歯科医師 土黒さくらの監修のもと作成しています。

「歯ぎしりがあるとラミネートベニアはできない?」

「治療しても、歯ぎしりで割れてしまわないか心配」

ラミネートベニアを検討しているものの、歯ぎしりがあっても治療を受けられるのか、不安な方もいるでしょう。また、歯ぎしりをしているか分からず、治療後に割れたり外れたりしないか心配な方も少なくありません。

この記事では、歯ぎしりによるラミネートベニアへの影響や破損を防ぐ対策について解説します。

歯ぎしりがあってもラミネートベニアを受けられる可能性や、治療後の破損リスクを抑える方法が分かる内容です。歯ぎしりを理由に治療を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

歯ぎしりがあってもラミネートベニアはできる?

歯科医師が噛み合わせについて説明する様子
歯ぎしりや食いしばりがあっても、必ずしもラミネートベニアが適応外になるわけではありません。

歯科医師が歯ぎしりの程度や噛み合わせ、歯の状態などを確認し、適応できるか判断します。

ただし、歯ぎしりが強い場合や、上下の前歯の先端同士が当たる切端咬合など、前歯に強い力がかかる噛み合わせでは慎重な判断が必要です。

ナイトガードなどで対策できる場合もあるため、自己判断せず、まずは歯科医師に相談しましょう。

歯ぎしりがラミネートベニアに与える影響

歯ぎしりや食いしばりで強い力が繰り返しかかると、ラミネートベニアや接着部分に負担がかかります。

特に歯ぎしりでは横方向の力が繰り返しかかるため、ラミネートベニアの割れや欠け、脱離につながりやすいのです。

実際に323枚のラミネートベニアを対象とした研究では、歯ぎしりのある患者で脱離・破折が多くみられたことが報告されています。

具体的には、確認された破折13件のうち8件、脱離29件のうち22件が歯ぎしりのある患者に生じており、あわせてマウスピース型装置(ナイトガード)の使用によって破折のリスクが下がることも示されています。

(参考:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4192563/)

歯ぎしりしているかを確認する方法

就寝中の歯ぎしりは無意識に行われるため、自分では気づいていないことがあります。

就寝中の歯ぎしりは、家族から指摘されて気づくことがあります。歯のすり減りや欠け、朝の顎のだるさ、頬や舌の歯の跡なども歯ぎしりのサインです。

ただし、これらの症状だけで有無や程度を判断するのは困難です。

歯科医院では噛み合わせや顎の状態から兆候を確認できるため、心当たりがある場合はラミネートベニアの治療前に歯科医師へ相談してみましょう。

歯ぎしりがある場合に使用するナイトガードとは

ナイトガード(マウスピース型装置)
ナイトガードとは、主に就寝時に装着するマウスピース型の装置です。上下の歯が直接こすれ合うのを防ぎ、歯ぎしりや食いしばりによる力を分散させる役割があります。

ラミネートベニアを装着している場合は、特定の歯への力の集中を防ぎ、接着部分への負担を軽減する目的でも使用します。歯科医院で、歯並びや噛み合わせに合わせた作製が可能です。

歯ぎしりによる破損リスクを抑えるためにも、必要に応じてナイトガードの使用を検討しましょう。

ナイトガードを使用するメリット

ナイトガードを装着すると、歯ぎしりによる強い力が分散され、ラミネートベニアや接着部分への負担を軽減できます。

割れや欠け、脱離などのリスクを抑えられるほか、天然歯のすり減りや顎関節への負担軽減にもつながります。

ナイトガードのデメリット

ナイトガードを使用しても、ラミネートベニアの破損や脱離を完全に防げるわけではありません。また、使用を続けると摩耗や変形が生じることもあります。

そのため、装着後も定期的に歯科医院で状態を確認してもらいましょう。

そのほか、装着し始めは異物感や圧迫感を覚えることもあります。また、就寝中は唾液に触れ続けるため雑菌が繁殖しやすく、使用後の洗浄が必要です。

ナイトガードの使い方

ナイトガードは基本的に毎晩装着します。使用する期間は歯ぎしりの程度によって異なるため、歯科医師の指示に従って継続しましょう。

使用後は毎回洗浄します。熱湯は変形の原因になるため、水かぬるま湯で洗い、十分に乾燥させてから保管してください。

外れやすい、噛み合わせに違和感があるといった場合は、歯科医院で調整してもらいましょう。

また、ナイトガードを装着したまま飲食するのは避けてください。

ナイトガードの費用

ナイトガードの費用は、自由診療の場合で2〜5万円程度です。また、歯ぎしりや顎関節症の治療を目的とした保険診療の場合は3割負担で3千円〜6千円程度が目安です。

自由診療の場合でも、治療目的で作製したものは医療費控除の対象となることがあるため、領収書を保管しておきましょう。

ラミネートベニアとあわせて検討する場合は、必要性や費用について治療前に確認しておくと安心です。

医療費控除については「歯科治療費における医療費控除」をご覧ください。

ラミネートベニアの割れを防ぐための歯ぎしり対策

ナイトガードの使用に加えて、噛み合わせや日常生活にも注意することで、ラミネートベニアへの負担を抑えられます。

ここでは、ラミネートベニアの割れや脱離を防ぐためにできる対策を解説します。

噛み合わせを確認・調整する

噛み合わせのバランスが崩れていると、一部の歯に強い力が集中し、ラミネートベニアに負担がかかることがあります。

治療時に確認・調整するほか、装着後も違和感があれば早めに歯科医師へ相談しましょう。

硬いものを前歯で噛まない

氷や硬いせんべいなど、前歯で噛み切るタイプの硬い食べ物は、ラミネートベニアに瞬間的な強い力がかかり、割れや欠けの原因になります。

普段の食事を制限する必要はありません。ただし、硬いものは奥歯で噛む、あるいは小さくカットしてから口に運ぶなど、前歯に直接強い力がかからないよう工夫しましょう。

定期的にメンテナンスを受ける

治療後は定期的に歯科医院でメンテナンスを受けましょう。

小さな欠けやひび、接着部分のゆるみを早期に見つけられれば、大きな破損や脱離を防ぎやすくなります。

歯ぎしりがある場合は、ナイトガードや噛み合わせの状態もあわせて確認してもらいましょう。

毎日の歯磨きなどのセルフケアを続けることも、ラミネートベニアを長く使用するためには欠かせません。

日中の食いしばりに気をつける

食事や会話をしていないときは、上下の歯がわずかに離れているのが自然な状態です。

しかし、仕事やスマートフォンの操作などに集中していると、無意識に歯を接触させたり食いしばったりすることがあります。

日中も上下の歯が触れていないか意識し、気づいたときは力を抜いて歯を離すようにしましょう。

こうした癖はTCH(歯列接触癖)と呼ばれ、歯や顎に負担をかける原因となります。

ラミネートベニアに関するよくある質問

歯ぎしり以外でラミネートベニアが割れたり外れたりすることはありますか?

氷や硬いせんべいなどを前歯で噛んだり、噛み合わせで一部の歯に強い力がかかったりすると、割れや欠けにつながることがあります。

また、装着した歯がむし歯になると接着力が低下することもあるため、毎日の歯磨きや定期的なメンテナンスが大切です。

歯科医院で作るナイトガードと市販品はどう違いますか?

歯科医院のナイトガードは歯型をもとに一人ひとりの歯列に合わせて作製し、噛み合わせも調整できます。

市販品は手軽ですが歯列に十分適合しないことがあり、就寝中にずれたり一部の歯に負担が集中したりする可能性があります。

ナイトガードをつけるとラミネートベニアは割れなくなりますか?

ナイトガードは歯ぎしりによる力を分散させるものであり、破損を完全には防げません。噛み合わせの確認や定期的なメンテナンスもあわせて受けましょう。

ラミネートベニアが割れたり外れたりしたらどうなりますか?

状態によっては再装着できることもありますが、大きく割れている場合は作り直しが必要です。

外れたラミネートベニアは捨てずに保管し、自分で接着し直さず早めに歯科医院を受診しましょう。

ナイトガードをつけたまま眠っても大丈夫ですか?

ナイトガードは歯列を覆うだけの装置で喉の奥をふさぐ構造ではないため、装着したまま眠っても呼吸に大きな影響はありません。

歯列に合わせて作製されているため、睡眠中に外れる心配も少ないといえます。

歯ぎしりがあるとラミネートベニアの寿命は短くなりますか?

繰り返し強い力がかかるため、割れや脱離が起こりやすくなり、再治療が早まる可能性があります。

ただし寿命は歯ぎしりだけでなく、噛み合わせやむし歯の有無、メンテナンス状況にも左右されます。

歯ぎしりがある場合はほかの治療法のほうが向いていますか?

ほかの治療法には、ダイレクトボンディングやセラミッククラウンなどがあります。

ただし、いずれも歯ぎしりによって摩耗や破損が起こる可能性があり、治療法を変えるだけで影響を避けられるわけではありません。

歯ぎしりの程度や噛み合わせを踏まえ、歯科医師に相談しましょう。

ダイレクトボンディングやセラミッククラウンなど、ほかの審美治療については「歯医者で行う審美歯科とは?おもな治療内容を5つ紹介」をご覧ください。

関連記事歯医者で行う審美歯科とは?おもな治療内容を5つ紹介ホワイトニングやセラミック、ダイレクトボンディングなど、審美歯科で行う代表的な治療をまとめています。

矯正治療で噛み合わせを整えると歯ぎしりは改善しますか?

噛み合わせの乱れが歯ぎしりに関係している場合は、矯正治療で噛み合わせを整えることで改善が期待できます。

歯ぎしりが改善すれば、その後にラミネートベニアを受けられる可能性があります。

ただし、歯ぎしりには噛み合わせ以外の要因も関わるため、矯正治療で改善できるかは診査・診断が必要です。

この記事のまとめ

歯ぎしりや食いしばりがあっても、必ずしもラミネートベニアが適応外になるわけではありません。

ただし、強い力が繰り返しかかることで、割れや欠け、脱離などのリスクが高くなる可能性があります。

破損を防ぐには、対策を組み合わせながら、治療後もセルフケアやメンテナンスを続けることが大切です。

歯ぎしりの程度や噛み合わせ、歯の状態によって適応は異なります。「歯ぎしりがあるからラミネートベニアはできない」と自己判断せず、まずは歯科医師に相談してみてください。

ラミネートベニアは赤坂さくら歯科・矯正歯科にご相談ください

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、天然歯への負担をできるだけ抑えるため、削らないラミネートベニア(ノンプレップベニア)を提供しています。

治療前には歯や噛み合わせの状態を詳しく確認し、歯ぎしりや食いしばりがある方もラミネートベニアが適応できるか診査します。必要に応じてナイトガードなど、負担を抑える方法のご提案も可能です。

以下は、歯を全く削らないラミネートベニア(サクラミネートベニア)で、上の前歯8本の色や形を整えた症例です。前歯のすき間が目立っていましたが、装着によりすき間を改善するとともに、歯の色や形を整えています。

ラミネートベニア8本の症例 治療前と治療後(かみ合わせた状態)

※効果・結果には個人差があります。

【症例の詳細】

上の2枚は、かみ合わせた状態で治療前と治療後を比べたものです。

ラミネートベニアでは、装着前に上下の前歯がどこで当たるかを必ず確認します。

下の前歯の先端が上の前歯の裏側を強くこすっていると、その力がセラミックの縁に集中し、欠けや脱離の原因になるためです。

このケースでは前歯の当たり方に無理がなく、装着後も強く当たる部分が残っていないかを確認したうえで調整しています。

歯をほとんど削らない方法のため、もともとのかみ合わせを大きく変えずに仕上げられる点も利点です。

なお、歯ぎしりや食いしばりの自覚がある方には、装着後にナイトガードを併用して力を分散させる対策をご提案しています。

装着して終わりではなく、3〜6カ月ごとに縁の状態やかみ合わせを見直すことが、長く使ううえで欠かせません。

項目 内容
治療 ラミネートベニア(サクラミネートベニア)
年齢・性別 30代女性
治療費用 144万円(ラミネートベニア1本18万円×8本)
治療期間 2週間
リスク 知覚過敏、剥がれや破損

※症例の治療費用は治療当時のものです。現在の料金とは異なる場合があります。

歯並びや噛み合わせが気になる方は、インビザラインなどの矯正治療とあわせたご相談も可能です。

以下は、インビザライン矯正とラミネートベニアを組み合わせた症例です。歯並びだけでなく歯の大きさや形にばらつきが見られましたが、矯正で歯並びを整えたあと、ラミネートベニアで前歯の色や形を整えています。

項目 内容
治療 インビザライン矯正・ラミネートベニア
年齢・性別 20代女性
治療費用 117万円(インビザライン矯正99万円・ラミネートベニア1本18万円)
治療期間 2年
リスク 痛みや違和感、歯周病や虫歯、後戻り、知覚過敏、剥がれや破損

※効果・結果には個人差があります。

※症例の治療費用は治療当時のものです。現在の料金とは異なる場合があります。

このように、お口の状態や希望に合わせて治療方法をご提案します。

デンタルローンもご利用いただけるため、月々1〜2万円程度の分割払いで治療を受けることも可能です。ナイトガードが必要な場合は、費用についても事前にご案内します。

赤坂駅から徒歩30秒、平日は朝7時30分から診療しているため、出勤前や仕事帰りにも通院しやすい環境です。Web予約は24時間受付のほか、LINE・お電話でも承っています。

「歯ぎしりがあってもラミネートベニアを受けられるか知りたい」という方は、お気軽にご相談ください。

赤坂の歯医者 赤坂さくら歯科・矯正歯科
日付:
カテゴリ:医師監修コラム, 審美歯科に関するコラム

ラミネートベニアの治療期間は?通院回数と完成までの流れを歯科医が解説

記事は、赤坂さくら歯科・矯正歯科 院長・歯科医師 土黒さくらの監修のもと作成しています。

「ラミネートベニアはどのくらいの期間で終わる?」

「仕事をしながらでも通院できる?」

ラミネートベニアは、前歯の色や形、軽度のすきっ歯などを比較的短期間で整えられる治療法です。

ただし、実際の治療期間や通院回数が気になり、仕事や予定と両立できるか不安に感じている方も多いでしょう。

この記事では、ラミネートベニアの治療期間や治療の流れをはじめ、期間が延びるケースなどを解説します。

治療に必要な期間を把握し、仕事や予定と両立できるかを具体的にイメージできる内容です。ぜひ参考にしてください。

ラミネートベニアの治療期間はどのくらい?

ラミネートベニアで整えた前歯の口元
ラミネートベニアは、おもに上下の前歯12本を対象に、歯の表面へ薄いセラミックのチップを貼り付けて見た目を改善する治療です。歯の色や形、軽度のすきっ歯などを整えられます。

治療期間は一般的に2週間〜1カ月程度、通院回数は2〜3回が目安です。

ただし、治療する本数が多い場合や、虫歯・歯周病の治療が必要な場合は、1〜2カ月程度かかることもあります。

希望する時期がある場合は、余裕を持って歯科医院へ相談しましょう。

ラミネートベニア症例写真

こちらは、上の前歯8本に全く削らないラミネートベニア(サクラミネートベニア)をおこなった30代女性の症例です。

治療期間は2週間で、歯の色や形、前歯のすき間を整えています。

複数本を治療する場合でも、歯の状態や治療内容によっては2週間程度で完了するケースがあります。

ラミネートベニア8本の症例 治療前と治療後(お顔全体)

※効果・結果には個人差があります。

【症例の詳細】

上の2枚は、治療前と装着後にお顔全体を撮影したものです。

このケースは初診から装着までを2週間で終えています。

1回目の来院でカウンセリングと検査、口腔内写真の撮影を行い、そのまま歯の表面を整えて型取りまで進めました。

セラミックのシェルは技工所で製作し、2回目の来院で色と形を確認したうえで8本を装着しています。

歯をほとんど削らない方法のため、製作を待つあいだも仮歯を使わずに普段どおり過ごしていただけました。

このように本数が多くても、虫歯や歯周病の治療が不要で歯の状態が安定していれば、2週間程度で完了するケースがあります。

反対に、先に虫歯の治療が必要な場合や、色や形の調整に時間をかける場合は、1〜2カ月かかることもあります。

項目 内容
治療 ラミネートベニア(サクラミネートベニア)
年齢・性別 30代女性
治療費用 144万円(ラミネートベニア1本18万円×8本)
治療期間 2週間
リスク 剥がれや破損

※症例の治療費用は治療当時のものです。現在の料金とは異なる場合があります。

ラミネートベニアの治療の流れ

歯科医師が治療の流れを説明する様子
ラミネートベニアは、カウンセリングや診査から始まり、歯の形成・型取り、製作、装着という流れで進みます。

ここでは、完成までの一般的な流れを紹介します。

カウンセリング・診査

まずは、歯の色や形、すき間などの悩みや希望する仕上がりを聞いたうえで、虫歯や歯周病の有無、歯並び、噛み合わせなどを診査します。

レントゲンや口腔内写真、噛み合わせのチェックまで行ってくれる医院であれば、装着後の不具合を見落としにくく安心です。

また、希望や不安をこの時点で伝えきれないと、仕上がりのイメージにズレが生じる可能性があります。疑問や不安は、この段階でしっかり共有しておきましょう。

虫歯や歯周病、歯茎の炎症が見つかった場合は、ラミネートベニアの治療前にその治療が必要になり、治療完了までの期間が延びます。

治療計画・シミュレーション

治療を決定したら、診査結果と希望する仕上がりをもとに、治療する歯の本数や削る量、シェルの形・色などを決めていきます。

シミュレーションで自分の歯に合わせた仕上がりを事前に確認できる医院もあります。

製作にかかる期間や次回以降の通院スケジュールもあわせて確認しておけば、治療をスムーズに受けやすいです。

また、装着までの過ごし方(食事制限の有無や仮歯での注意点など)も、このタイミングで確認しておくと安心です。

歯の形成・型取り

治療計画に沿って、装着する歯の表面を薄く削って整えます。ラミネートベニアは麻酔を使用せずに行うことが一般的ですが、痛みが心配な場合は麻酔の使用について事前に相談しておくとよいでしょう。

削る量を抑えたい場合は、ほとんど削らずに治療できるラミネートベニア(ノンプレップタイプ)もあるため、事前に相談してみましょう。

形成後はその場で型取りを行います。初診時の所要時間は、カウンセリング・検査のみの場合は30〜60分、形成・型取りまで行う場合は60〜90分程度が目安です。

ラミネートベニアの製作

型取りした情報をもとに、歯科技工士がラミネートベニアを製作します。製作期間はおおよそ1〜2週間が目安です。

歯を大きく削らない治療のため仮歯が不要なケースも多く、その場合は製作期間中も日常生活に大きな支障なく過ごせます。ただし削る量が多い症例では、仮歯を使用することもあります。

装着・噛み合わせの調整

完成したラミネートベニアを歯に合わせ、色や形、周囲の歯とのなじみを鏡で確認します。問題がなければ歯に接着し、噛み合わせを確認して強く当たる部分を調整すれば治療は完了です。

強く当たる部分が残ったまま過ごすと、シェルの欠けや脱離につながることがあるため、違和感がある場合はその場で伝えましょう。

装着後のメンテナンス

装着後に食事をしてみて違和感がある場合は、必要に応じて調整してもらいましょう。

ラミネートベニアそのものは虫歯になりませんが、天然歯との境目に汚れがたまり虫歯や歯周病が起こることがあります。また、噛み合わせの変化や接着部分の劣化を放置すると、欠けや脱離につながることもあります。

そのため、3〜6カ月に1回程度を目安に、定期的なメンテナンスを受けることが大切です。

ラミネートベニアの治療期間が延びるケース

ラミネートベニアは一般的に2週間〜1カ月程度で治療できます。ただし、歯の状態や治療する本数などによっては、通常より時間がかかることも少なくありません。

ここでは、治療期間が長くなる主なケースを紹介します。

虫歯や歯周病の治療が必要な場合

虫歯や歯周病がある場合は、内部での進行や不適切な装着を防ぐため、ラミネートベニアより先にその治療を行います。

その分の治療期間が加わるため、ラミネートベニアが完成するまでの期間も長くなります。

治療する本数が多い場合

1本だけ治療すると周囲の天然歯との色や形の違いが目立つ場合があるため、複数本をまとめて治療することがあります。

本数が多いほどチップの製作や色・形の調整に時間がかかり、治療期間が長くなります。

使用する素材による違い

ラミネートベニアの製作期間は、使用する素材によって異なることがあります。

e.max(イーマックス)やジルコニアなど、素材によって製作方法や工程が異なるため、完成までの日数に差が生じる場合があります。

取り扱う素材や製作期間は歯科医院によって異なるため、希望する時期がある場合は事前に確認しておきましょう。

歯科医院の設備や製作体制による違い

ラミネートベニアの完成までの期間は、歯科医院の設備や製作体制によっても異なります。院内で製作するか歯科技工所へ依頼するかなど、体制は歯科医院によってさまざまです。

結婚式や写真撮影など終えたい時期が決まっている場合は、カウンセリングの際に完成までの期間を確認しておくと安心です。

ラミネートベニア以外の治療法と期間の違い

面接や仕事のイベント、結婚式などまでに「前歯をきれいにしたい」と考えている方もいるでしょう。

ラミネートベニアが希望する時期に間に合わない場合に備えて、ほかの治療法にかかる期間も確認しておきましょう。

治療方法 どんな治療か 対応できる症状 治療期間の目安 費用の目安
ラミネートベニア 歯の表面を薄く削り、セラミックのチップを貼り付ける 歯の色、形、軽度のすきっ歯 2週間〜1カ月程度 5〜20万円/本(治療法によって異なる)
ダイレクトボンディング 歯科用の樹脂を歯に直接盛り足して形を整える 小さな欠け、部分的な変色、わずかなすき間 1回の通院で完了することが多い 1〜7万円/本
セラミッククラウン 歯を全体的に削り、セラミックの被せ物で覆う 大きな虫歯、歯の欠損、形や向きの大きな修正 2週間〜1カ月程度(虫歯治療を伴う場合はさらに延びる) 10〜18万円/本
ホワイトニング 薬剤を使って歯を漂白し、色を明るくする 歯の色のみ(形やすき間は変えられない) 数回の通院で完了することが多い 5千〜20万円
矯正治療 装置を使って歯を少しずつ動かし、歯並びを整える 歯並び、噛み合わせ全体 数カ月〜数年 全体:40万〜100万円
部分:30万〜60万円

※費用は治療方法や治療範囲、歯科医院によって異なります。

審美歯科で行われることが多い治療について「歯医者で行う審美歯科とは?おもな治療内容を5つ紹介」で解説しています。

関連記事歯医者で行う審美歯科とは?おもな治療内容を5つ紹介ホワイトニングやセラミック、ダイレクトボンディングなど、審美歯科で行う代表的な治療をまとめています。

ラミネートベニアの治療をスムーズに進めるポイント

ラミネートベニアの治療をスムーズに進めるには、治療前に希望する仕上がりや予定を整理しておくことが大切です。

ここでは、治療を予定どおりに進めるために確認しておきたいポイントを紹介します。

ラミネートベニアの実績が豊富な歯科医院を選ぶ

ラミネートベニアは、色や形を歯に合わせて調整する必要があるため、歯科医師の技術力に左右される治療です。

追加の調整や作り直しが必要になると、その分だけ治療期間も長くなります。

歯科医院を選ぶ際は、ラミネートベニアの症例数や症例写真、歯科医師の経験などを確認しておくとよいでしょう。

治療や製作のスケジュールを事前に確認する

ラミネートベニアは、初診と施術が別日になったり、チップの製作に日数がかかったりと、スケジュールが歯科医院によって異なります。

なるべく早く治療を進めたい場合は、予約前に公式サイトの治療の流れを確認したり、メールや電話で問い合わせたりしておくとよいでしょう。

初診当日の進め方や製作期間の目安、次回以降の予約間隔などを把握しておくと、予定を立てやすくなります。

カウンセリングで希望を具体的に伝える

カウンセリングでは、希望する歯の色や形、本数、予算を具体的に伝えましょう。

仕事やイベントの予定がある場合は、「遅くとも○日までに終えたい」など余裕を持った完了希望日も伝えることが大切です。

実際の治療期間は歯の状態や本数によって異なるため、この場であらためて確認しておくと安心です。

希望を共有しておくことで治療計画が立てやすくなり、途中の変更や追加調整を減らせます。

ラミネートベニアの治療期間に関するよくある質問

歯を削ってからラミネートベニアを装着するまで目立ちますか?

削る量によって異なります。歯をほとんど削らない場合は仮歯を使用しないこともありますが、必要に応じて歯の色に近い仮歯を装着します。

見た目が気になる場合は、装着までどのような状態で過ごすのか事前に確認しておきましょう。

削らないラミネートベニアは治療期間が短くなりますか?

削る量が少ない分、形成にかかる時間は短い傾向にあります。

ただし、型取りや製作、装着などの工程は通常と同様に必要なため、治療開始から装着までの期間が大幅に短くなるとは限りません。

削らないラミネートベニアについては「削らないラミネートベニア(ノンプレップベニア)とは?メリット・デメリットと向いている人を解説」をご覧ください。

関連記事削らないラミネートベニア(ノンプレップベニア)とは?メリット・デメリットと向いている人を解説歯をほとんど削らないタイプの特徴と、向いている人・向いていない人を歯科医師が解説しています。

ラミネートベニアの治療中に食事制限はありますか?

基本的には普段どおり食事できます。ただし、仮歯の使用中や、ラミネートベニアの装着後は、次の食事から数日程度は硬いものや粘着性の高いものを避けましょう。

その後も破損や脱離を防ぐため、極端に硬いものを前歯で噛むことは避けることが大切です。

ラミネートベニアの治療は仕事に支障がありますか?

大きなダウンタイム(治療後に日常生活へ戻るまでの期間)を伴う治療ではないため、長期間仕事を休む必要はありません。

ただし治療後にしみたり、噛み合わせに違和感が出たりすることがあるため、接客や会食などの予定がある場合は事前に確認しておくと安心です。

仕事などで通院の間隔が空いても大丈夫ですか?

通院の間隔が空くと、その分だけ治療完了までの期間も長くなります。通院できる日が限られている場合は、治療前にスケジュールを伝えておきましょう。

ラミネートベニアはほかの治療法と併用できますか?

矯正治療やホワイトニング、インプラントなどと組み合わせることも可能ですが、治療内容によって適した順番や全体の期間は異なります。

矯正治療などを併用する場合は、ラミネートベニア単独よりも治療期間が長くなることがあります。

以下は、インビザライン矯正とラミネートベニアを組み合わせて治療した20代女性の症例です。治療期間は2年で、矯正治療で歯並びを整えたうえで、ラミネートベニアによって小さな歯を整えています。

項目 内容
治療 インビザライン矯正・ラミネートベニア
年齢・性別 20代女性
治療費用 117万円(インビザライン矯正99万円・ラミネートベニア1本18万円)
治療期間 2年
リスク 痛みや違和感、歯周病や虫歯、後戻り、剥がれや破損

※効果・結果には個人差があります。

複数の治療を希望する場合は、希望する時期も伝えたうえで治療の順番や期間を歯科医師に相談しましょう。

ラミネートベニアは何年くらい持ちますか?

一般的に10〜15年程度が目安ですが、使用する素材や噛み合わせ、日頃のケアなどによって異なります。長く使用するためには、3〜6カ月に1回程度の定期的なメンテナンスが大切です。

この記事のまとめ

ラミネートベニアの治療期間は一般的に2週間〜1カ月程度、通院回数は2〜3回が目安です。ただし、治療する本数や虫歯・歯周病の有無、使用する素材、歯科医院の製作体制などによって期間は異なります。

また、矯正治療やインプラントなどを併用する場合は、ラミネートベニア単独より治療期間が長くなることがあります。

仕事やイベントに合わせて治療したい場合は、希望する完了時期を早めに歯科医師へ伝えておくことが大切です。

ラミネートベニアは赤坂さくら歯科・矯正歯科へご相談ください

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、天然歯への負担をできるだけ抑えるため、歯をほとんど削らないラミネートベニアを行っています。

丁寧なカウンセリングと診査を行い、希望する仕上がりや治療を終えたい時期を踏まえて、一人ひとりに合った治療計画をご提案します。治療期間や通院回数も事前に確認できるため、仕事や予定との調整もしやすいでしょう。

赤坂駅から徒歩30秒、平日は朝7時30分から診療しているため、出勤前や仕事帰りにも通院しやすい環境です。Web予約は24時間受付のほか、LINE・お電話でも承っています。

「できるだけ歯への負担を抑えたい」「仕事や予定に合わせて前歯を整えたい」という方は、お気軽にご相談ください。

赤坂の歯医者 赤坂さくら歯科・矯正歯科
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カテゴリ:医師監修コラム, 審美歯科に関するコラム

ラミネートベニアと差し歯の違いとは?削る量・費用・寿命を歯科医が比較

記事は、赤坂さくら歯科・矯正歯科 院長・歯科医師 土黒さくらの監修のもと作成しています。

「ラミネートベニアと差し歯は何が違うの?」

「自分にはどちらの治療が向いているの?」

前歯の見た目を改善したいと考え、ラミネートベニアと差し歯を比較・検討する方は少なくありません。

どちらも歯の見た目を改善する治療ですが、適応症例や歯を削る量、費用、寿命などに違いがあり、どちらを選べばよいのか迷う方も多いです。

この記事では、ラミネートベニアと差し歯の違いや向いている人について解説します。

差し歯とは

差し歯(クラウン)の治療
差し歯とは、虫歯や外傷などで歯の大部分を失った場合に行う治療です。歯根を残したまま土台を立て、その上にクラウン(被せ物)を装着し、見た目や噛む機能を回復します。

差し歯は、自分の歯の根を生かして機能を回復できるのが特徴です。ただし、歯を大きく削って土台を立てる必要があり、歯根が残っていることが治療の前提となります。

なお、差し歯には保険適用の素材と自由診療のセラミック製があり、本記事では自由診療のセラミック製を前提に解説します。

差し歯・クラウン・被せ物の違い

「クラウン」とは歯を覆う被せ物のことです。

一方、「差し歯」は一般的な呼び方です。以前は土台と人工歯が一体となったものを歯根に差し込んでいたため、「差し歯」と呼ばれていました。

現在は土台とクラウン(被せ物)を別々に作る方法が主流ですが、このような治療も一般的には「差し歯」と呼ばれることがあります。

本記事では、土台の上にクラウンを装着する現在の治療も含めて「差し歯」と表記します。

差し歯が必要になるケース

虫歯が大きく進行した場合や、歯が大きく欠けた場合、根管治療後に歯を補う必要がある場合は、差し歯による治療が必要です。

詰め物では十分に修復できないケースが多く、歯全体を覆うクラウンで見た目や噛む機能を回復します。

ただし、歯根が大きく割れている場合や、歯を支えられないほど歯質が失われている場合は、差し歯が適応できません。歯の状態によっては、抜歯が必要になることもあります。

なお、保険の差し歯には硬質レジン前装冠や銀歯(金銀パラジウム合金)があり、セラミック製とは見た目や耐久性が異なります。素材ごとの違いは「セラミック治療の種類と選び方|e.max・ジルコニア・ラミネートの違い」で整理しています。
関連記事セラミック治療の種類と選び方|e.max・ジルコニア・ラミネートの違いe.max・ジルコニア・ラミネートベニアなど素材ごとの強度と審美性、適応部位を比較表で解説しています。

差し歯(クラウン)ではなくラミネートベニアを選べる場合もある

歯の見た目を改善したい場合でも、すべてのケースで差し歯が必要になるわけではありません。

歯質が十分に残っている場合は、ラミネートベニアで対応できることもあります。

ラミネートベニアとは

ラミネートベニアとは、歯の表面を薄く削り、セラミック製の薄いチップを貼り付けて見た目を改善する治療法です。

天然歯に近い自然な見た目に仕上がり、変色しにくいほか、歯全体を削る差し歯に比べて歯への負担を抑えやすいのが特徴です。

おもに前歯が対象で、歯の色や形の改善、軽度のすきっ歯など見た目を整えたい場合に適しています。

ラミネートベニアの特徴については「前歯にラミネートベニアを貼ると自然に見える?仕上がり・費用・本数の目安を解説」でも解説しています。
関連記事前歯にラミネートベニアを貼ると自然に見える?仕上がり・費用・本数の目安を解説何本貼ると自然に見えるのかという本数の考え方と、前歯特有の色合わせのポイントを解説しています。

ラミネートベニアが適応となる場合

歯質が十分に残っている場合や、歯の変色、軽度のすきっ歯、歯の形を改善したい場合は、ラミネートベニアで対応できることがあります。

一方、虫歯や外傷で歯を大きく失っている場合や、詰め物では修復しきれない場合は、差し歯が適しています。

どちらが適しているかは歯質の残り方や噛み合わせ、治療の目的によって異なるため、歯科医師の診査・診断を受けて判断することが大切です。

ラミネートベニアと差し歯(クラウン)の違い

模型を使って治療内容を説明する様子
ラミネートベニアとセラミック製の差し歯は、どちらも天然歯に近い自然な見た目を目指せる治療です。

治療後に接着剤やセメントが安定すれば、食事や会話など日常生活に大きな制限はありません。

一方で、適応症例や歯を削る範囲・量、歯への負担、費用などには違いがあります。

比較項目 ラミネートベニア 差し歯(セラミッククラウン)
適応部位 おもに前歯 前歯・奥歯
適応症例 歯の色・形の改善、軽度のすきっ歯 歯の色の改善、歯の大きな欠け、虫歯治療後の歯の見た目の改善
削る範囲・切削量 歯の表面を0.3〜0.8mm削る(ほぼ削らない治療法もある) 歯全体を大きく削る(状態によって異なる)
歯への負担 比較的少ない 比較的大きい
健康な歯への影響 差し歯に比べて健康な歯質を残しやすい 歯を大きく削るため、健康な歯質も失われる
寿命 10〜20年 素材によって差があり、セラミック製で10〜15年程度
費用相場 5〜15万円/本(複数本での治療が多い) 10〜18万円/本(1本から治療が可能)
保険適用 適用外 適用外
治療回数・期間 2〜3回(2週間〜1カ月) 2〜4回(2週間〜2カ月)
注意点・リスク 強い衝撃や歯ぎしりで欠けたり、はがれたりすることがある。歯を削ることで知覚過敏が起こることがある。 歯根破折や二次虫歯、クラウンが外れることがある。歯を削った後に知覚過敏が起こることがある。

どちらも長く使い続けるためには定期検診や毎日のセルフケアが大切です。

セラミッククラウンとの詳しい比較は「ラミネートベニアとセラミックの違いとは?削る量・費用・適応で徹底比較」もご覧ください。
関連記事ラミネートベニアとセラミックの違いとは?削る量・費用・適応で徹底比較削る量・費用・適応の3点でセラミッククラウンと比較し、どちらが向いているかを整理しています。

比較からわかるラミネートベニアのメリット・デメリット

ラミネートベニアは、歯を削る量が比較的少なく、歯への負担を抑えやすいことがメリットです。歯の状態によっては、表面をほとんど削らないノンプレップベニアを選べる場合もあります。

2〜3回程度の通院で治療できることが多く、短期間で見た目を改善したい方にも向いています。

一方で、対象がおもに前歯に限られる点はデメリットです。また、色や形のバランスを整えるため複数本まとめて治療することが多く、総額が高くなりやすい傾向にあります。

比較からわかる差し歯(クラウン)のメリット・デメリット

差し歯は、歯を大きく失った場合でも見た目や噛む機能を回復できることがメリットです。前歯だけでなく奥歯にも適応でき、虫歯治療後や根管治療後など幅広い症例に対応できます。

一方で、ラミネートベニアに比べて歯を削る量が多く、健康な歯質も失われる点がデメリットです。一度削った歯は元に戻せないため、歯質を残したい方には不向きといえます。

ラミネートベニア・差し歯(クラウン)が向いている人

ラミネートベニアが向いている人

ラミネートベニアは前歯の変色や軽度のすきっ歯、歯の形など、見た目の悩みがある人に向いています。

また、歯を大きく削らずに済むため、健康な歯質をできるだけ残したい人にも人気です。

さらに、短期間で自然な仕上がりを目指せることから、結婚式や就職活動などのイベントを控えている人にも選ばれています。

差し歯が向いている人

差し歯は、歯を大きく失った人や根管治療後に歯を補う必要がある人に向いています。

また、前歯だけでなく奥歯の治療も希望する人や見た目と噛む機能をあわせて回復したい人にも選ばれています。

ラミネートベニアや差し歯(クラウン)でよくある質問

ラミネートベニアや差し歯はどのような流れで治療しますか?

どちらも、カウンセリングや検査の後に歯を整えて型を取り、セラミックを製作して装着する流れが一般的です。

ラミネートベニアは歯の表面に薄いセラミックを貼り付け、差し歯は必要に応じて土台を立てたうえで歯全体を覆うクラウンを装着します。

完成までの間は、歯を保護するために仮歯を装着することがあります。

ラミネートベニアや差し歯は使っているうちにすり減ったり変色したりしませんか?

セラミック自体は変色しにくく、コーヒーや赤ワインなど色の濃い飲食物による着色も比較的つきにくい素材です。

摩耗にも強い一方、歯ぎしりや食いしばり、硬いものを噛む習慣で欠けたり破損したりすることがあります。

ラミネートベニアや差し歯はメンテナンスをしないとどうなりますか?

人工物自体は虫歯になりませんが、境目に汚れがたまりやすく、セルフケアや定期検診を怠ると二次虫歯や歯周病のリスクが高まります。

また、欠けやはがれに気付かないままで使い続け、修理や再治療が必要になることもあります。

ラミネートベニアや差し歯は保険適用や医療費控除の対象ですか?

ラミネートベニアとセラミック製の差し歯は自由診療のため、保険は適用されません。

ただし、虫歯治療や噛む機能の回復を目的とする場合は、医療費控除の対象となることがあります。

適用可否は治療内容によって異なるため、不明な場合は歯科医院や税務署へ確認しましょう。詳しくは「歯科治療費における医療費控除」をご覧ください。

費用を抑える方法はありますか?

クレジットカード払いやデンタルローンを利用すれば、月々の負担を抑えて治療を受けられます。

ラミネートベニアは複数本の治療になることも多く、結果として総額が高くなることもあるため、事前に確認しておきましょう。

歯ぎしりや食いしばりがあってもラミネートベニアや差し歯はできますか?

治療は可能ですが、強い力が繰り返しかかると欠けや破損の原因になるため、ナイトガードの使用や定期的な状態確認がすすめられます。

この記事のまとめ

ラミネートベニアは、前歯の表面に薄いチップを貼り付けることで歯の色や形、軽度のすきっ歯など、見た目の悩みを整える治療です。歯への負担が少なく、健康な歯質を残しやすい特徴があります。

一方、差し歯は、歯全体を覆うクラウン(被せ物)を装着することで見た目と噛む機能を回復する治療です。虫歯や外傷で歯を大きく失った場合や、根管治療後に歯を補う必要がある場合に行われます。

自分に合った治療法は、歯の状態や治療目的によって異なります。どちらが適しているか迷う場合は、歯科医師に相談しましょう。

ラミネートベニアや差し歯(クラウン)でお悩みなら赤坂さくら歯科・矯正歯科へ

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、ラミネートベニアや差し歯など複数の審美治療が可能です。

歯の状態やご希望を丁寧に診査・診断したうえで、一人ひとりに適した治療法をご提案しています。

また、マイクロスコープを活用した精密治療により、見た目の美しさだけでなく歯への負担や噛み合わせにも配慮した治療を行っています。

症例|ラミネートベニア(サクラミネートベニア)上顎前歯8本・30代女性

ラミネートベニア8本の症例 治療前と治療後(かみ合わせた状態)

※効果・結果には個人差があります。

項目 内容
治療内容 ラミネートベニア(サクラミネートベニア)上顎前歯8本
年齢・性別 30代女性
治療費用 1,440,000円(ラミネートベニア1本180,000円×8本)
治療期間 2週間
リスク・副作用 自由診療のため保険は適用されません。強い衝撃や歯ぎしりで割れたり外れたりすることがあります。装着後に一時的にしみる症状が出る場合があります。

※症例の治療費用は治療当時のものです。現在の料金とは異なる場合があります(現在は1本198,000円・税込)。

治療前は前歯に細かいすき間があり、歯の大きさや形もそろっていない状態でした。

もし歯の大部分が失われていれば、土台を立ててクラウンをかぶせる差し歯の適応になります。

この方は歯質が十分に残っていたため、差し歯にする必要のないケースでした。

表面をほとんど削らずにセラミックのシェルを貼り付ける方法を選び、上の前歯8本に装着しています。

差し歯は歯の全周を大きく削りますが、ラミネートベニアで手を加えるのは歯の表側だけです。

そのぶん健康な歯質を残せるため、将来的に別の治療へ切り替える余地も残ります。

装着後は8本の色と形がそろい、前歯のラインが整いました。

口元の正面から見ると、笑ったときの歯の見え方が変わっているのがお分かりいただけます。

歯が大きく欠けている場合や、神経を失って歯質が乏しい場合は、強度を確保できる差し歯のほうが適しています。

歯質がどれだけ残っているかが、2つの治療を分ける最大の判断材料です。

症例|ラミネートベニア 右上2番1本・30代男性

ラミネートベニア1本の症例 治療前と治療後

※効果・結果には個人差があります。

項目 内容
治療内容 ラミネートベニア 右上2番 1本
年齢・性別 30代男性
治療費用 198,000円(ラミネートベニア1本・税込)
治療期間 2週間
リスク・副作用 自由診療のため保険は適用されません。強い衝撃や歯ぎしりで割れたり外れたりすることがあります。装着後に一時的にしみる症状が出る場合があります。

右上2番(上の前歯の右から2本目)の見た目が、隣の歯となじんでいない状態でした。

歯の根も歯質も健康で、削る量を抑えられる状態です。

差し歯も1本から可能な治療ですが、土台を立てるために歯を大きく削る必要があります。

この方は歯質が健康だったため、削る量を抑えられるラミネートベニアを選択しました。

装着後は、隣の歯との色と幅がそろい、治療した歯が分かりにくい状態になりました。

ラミネートベニアは前歯をまとめて治療するイメージを持たれがちですが、この症例のように1本から行えます。

同じ「1本を治す」でも、残っている歯質の量によって適した方法が変わります。

なお、神経を失って歯の内部から変色している場合や、大きく欠けている場合は、この方法では強度と色の両方で無理が出ます。

症例|インビザライン矯正+ラミネートベニア・20代女性

インビザライン矯正とラミネートベニアの症例 治療前と治療後

※効果・結果には個人差があります。

項目 内容
治療 インビザライン矯正・ラミネートベニア
年齢・性別 20代女性
治療費用 117万円(インビザライン矯正99万円・ラミネートベニア1本18万円)
治療期間 2年
リスク・副作用 自由診療のため保険は適用されません。痛みや違和感、歯周病や虫歯、後戻り、剥がれや破損が起こることがあります。

矯正で歯並びを整えた後、右から2番目の小さい歯にラミネートベニアを装着し、すきっ歯や歯の形を改善した症例です。

歯の位置は矯正で動かし、形と大きさはラミネートベニアで補うという役割分担です。

矯正だけでは矮小歯の大きさは変えられず、ラミネートベニアだけでは歯列の乱れを解消できません。両方を組み合わせることで対応したケースです。

症例|ジルコニアクラウン・50代男性

ジルコニアクラウンの症例 治療前と治療後

※効果・結果には個人差があります。

項目 内容
治療 ジルコニアクラウン
年齢・性別 50代男性
治療費用 285万円(総額)
治療期間 6カ月
リスク・副作用 自由診療のため保険は適用されません。歯を削る必要があります。割れや欠けが起こることがあります。

こちらは差し歯(クラウン)で前歯の見た目を改善した症例です。

歯質の残りが少ない歯を含んでいたため、表面に貼るラミネートベニアでは強度を確保できません。

歯全体を覆うジルコニアクラウンを選び、色や形を整えながら口元全体のバランスにも配慮しました。

治療期間は6カ月と、ラミネートベニアの2週間に比べて長くなっています。

デンタルローンもご利用いただけるため、月々1〜2万円程度の分割払いで治療を受けられる方も多くいらっしゃいます。

当院は赤坂駅から徒歩30秒、平日は朝7時30分から診療しており、出勤前や仕事帰りにも通院しやすいのが特徴です。Web予約は24時間受付のほか、LINE・お電話でもご予約が可能です。

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インプラントの費用相場はいくら?1本の内訳と安さに潜むリスク

インプラント治療を検討しはじめて最初につまずくのが、費用の幅ではないでしょうか。調べてみると1本10万円台から50万円を超えるものまで並んでいて、どれを基準にすればよいのか分からなくなります。

この記事では、港区赤坂で朝7時半から診療している赤坂さくら歯科・矯正歯科が、インプラント1本にかかる費用の相場と内訳、そして安さの裏側で何が起きているのかをお伝えします。金額そのものより、その金額に何が含まれているかを見る視点をお持ちいただけると、医院ごとの表示に振り回されずに済むでしょう。

 

インプラントの費用相場は埋入手術だけで1本30万円前後

インプラント治療は公的医療保険の対象外にあたる自由診療のため、費用は医院ごとに決められています。そのうえで、人工歯根を顎の骨に埋め入れる手術だけを見ると、1本あたりおよそ30万円前後が1つの目安です。赤坂さくら歯科・矯正歯科では、この埋入手術を33万円(税込)でしています。

ただし、この金額だけで治療が終わるわけではありません。実際に食事ができる状態になるまでには、土台と人工歯の費用が別にかかるのです。相場を調べるときは、埋入手術の金額を見ているのか、噛めるようになるまでの総額を見ているのかを、まず切り分けてください。この切り分けができていないことが、費用を比べたときの混乱のほとんどを生んでいます。

 

費用は3つの部品に分かれている

インプラントは見た目には1本の歯ですが、3つの部品を組み合わせて作られています。費用もその部品ごとに分かれており、赤坂さくら歯科・矯正歯科の場合は奥歯1本でおよそ57万円(すべて税込)が目安です。前歯であればおよそ60万円になります。

顎の骨に埋め入れる人工歯根

埋入手術は33万円です。チタン製の部品で、骨と結合して歯の根の役割を果たします。手術と、その前におこなう精密検査や設計が、ここに含まれます。相場としてよく見かける30万円前後という数字は、この部分にあたる金額だと考えてください。

人工歯と根をつなぐアバットメント

アバットメントは5万5千円です。歯ぐきから顔を出す連結部品にあたり、噛む力を人工歯根へ伝える役目を担っています。

実際に噛む面をつくる上部構造

奥歯であれば18万7千円、前歯であれば22万円です。いわゆる被せ物にあたる部分で、素材や部位によって金額が変わります。

 

総額が相場から動く3つの理由

同じ1本でも、口の中の状態によって総額は変わります。動く理由はおおむね3つに整理でき、いずれも検査と診断を受けてはじめて確定するものです。逆に言えば、口の中を診る前に総額を言い切る説明には注意が必要でしょう。

顎の骨の量と骨造成の有無

骨が足りない場合には、埋入の前か同時に骨を増やす処置が必要になります。赤坂さくら歯科・矯正歯科では、骨補填材による骨再生治療であるGBR(骨誘導再生術)が8万8千円から13万2千円、上顎の奥歯で骨の厚みが5mm以上ある場合のソケットリフト(クレスタルアプローチ)が11万円、厚みが4mmから5mm未満の場合のサイナスリフト(ラテラルアプローチ)が27万5千円です。

手術中の負担をどう抑えるか

緊張が強い方や嘔吐反射が出やすい方には、麻酔を専門に担当する歯科医師による静脈内鎮静法をご用意しています。こちらは1回あたり8万8千円で、通常のオペや2時間以内の治療であれば7万1千5百円です。

治療の途中で仮歯を使うかどうか

見た目が気になる部位では、上部構造ができあがるまでプロビジョナルという仮歯を入れます。赤坂さくら歯科・矯正歯科では2万2千円です。

 

「1本10万円」の表示だけで総額を判断しない

広告や医院のページで見かける「1本10万円」といった表示は、多くの場合、埋入手術だけの金額です。そこにアバットメントと上部構造が積み上がり、必要に応じて検査費や骨造成が加わっていきます。結果として、最初に見た金額の何倍かになることも珍しくありません。

これは必ずしも不誠実な表示とは限らず、費用を部品ごとに分けて示しているだけの場合もあります。問題になるのは、総額の見通しを聞かないまま治療に進んでしまうときです。

見積もりを受け取ったら、次の3点を確かめてください。まず、精密検査と診断料が含まれているかどうかです。次に、アバットメントと上部構造の金額が入っているかどうかです。

最後に、骨造成が必要になった場合にいくら追加されるのかという点になります。この3点がそろって、はじめて医院どうしの比較が成り立ちます。

 

極端に安い費用に潜む3つのリスク

相場から大きく外れて安い場合、どこかで費用を削っていると考えるのが自然でしょう。削りどころは大きく3つあります。

使用するメーカーと部品の供給

世界で広く使われているメーカーの純正品は、部品の供給が長く続き、他院へ移ったときにも対応してもらいやすいという利点があるのです。一方、シェアの小さいメーカーや、供給が終了してしまったメーカーの製品では、数年後に交換部品が手に入らないという事態が起こり得ます。

人工歯根そのものは骨に残っていても、合う部品がなければ修理ができず、埋め直しから始めることになりかねません。赤坂さくら歯科・矯正歯科がノーベルバイオケア社とストローマン社の純正品を使っているのは、10年先の修理まで見据えているからです。

検査と設計にかける工程

デジタル歯科用CTで顎の骨の立体構造と神経の位置を把握し、シミュレーションソフトで埋入位置を決めるという手順は、時間も設備も必要とします。ここを省けば費用は下がりますが、神経や上顎洞との距離をつかみきれないまま手術に進むおそれが生じるでしょう。

保証の範囲と年数

何年間、どの部品まで保証されるのかは医院ごとに異なります。赤坂さくら歯科・矯正歯科では、インプラント本体を10年、アバットメントを5年、上部構造を3年としているのです。

 

10年先まで含めて費用を考える

インプラントは入れて終わりではなく、使い続けるための費用がかかります。ここまで含めて比べると、見え方が変わってくるはずです。

厚生労働省の委託事業としてまとめられた資料によると、部分および全部欠損症例における10年から15年の累積生存率は、上顎で約90%程度、下顎で94%程度と報告されています。(歯科インプラント治療のためのQ&A)

10年という単位で見れば、多くのインプラントは機能を保っていると言えるでしょう。

同じ資料では、治療後に定期的な検診を受けていない方は、受けていた方と比べてインプラントの残存率が低く、周囲のトラブルの発生頻度が高いことも示されています。定期メンテナンスの費用は、追加の出費というより、ここまで払った費用を守るための費用だと考えてください。赤坂さくら歯科・矯正歯科では、治療後は3か月から6か月に1回の通院をお願いしています。

なお、長く使ううちに上部構造が欠けたり、ねじがゆるんだりすることはあります。ただ、そうした場合でも丸ごと作り直しになるとは限りません。欠けた部分を修復したり、当たっている面を研磨して調整したりすることで済むケースが多くあります。作り直しが必要になったとしても、交換するのは上部構造だけで、人工歯根はそのまま使えるのが一般的です。

 

費用の負担を軽くする2つのしくみ

まとまった金額であっても、負担を平らにする方法は用意されています。

医療費控除で戻ってくる金額

国税庁によると、1年間に支払った医療費から保険金などで補われる金額を差し引き、そこからさらに10万円、または総所得金額等の5%のいずれか少ない方を引いた金額が控除の対象となり、上限は200万円です。機能を回復させる目的のインプラント治療は、この対象になり得ます。

たとえば奥歯1本でおよそ57万円を支払い、ほかに医療費がなく、10万円を差し引く方の場合、控除の対象は47万円です。ここに所得税の税率をかけた金額が、還付のおおよその目安になります。課税される所得金額が195万円から329万9千円までの方であれば税率は10%のため、還付はおよそ4万7千円です。

695万円から899万9千円までの方であれば税率は23%となり、およそ10万8千円が目安になります。控除を受けるには確定申告が必要で、領収書は保管しておいてください。金額の詳細は税務署や税理士にご確認ください。

低金利のデンタルローン

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、アプラス・ジャックス・アイフルのデンタルローンに対応しています。3万円から申請でき、分割回数は最大120回払いまで、実質年率は2.9%からとなっており、その日のうちに審査結果が分かるのです。たとえば100万円を4年払いにした場合、月々およそ2万3千円からの支払いで進められます。まとまった現金が手元になくても治療を始められるしくみですが、利用には審査がある点にご注意ください。

 

赤坂さくら歯科・矯正歯科の費用への考え方

赤坂さくら歯科・矯正歯科は、赤坂駅4出口から徒歩30秒、朝7時半からの診療という通いやすさが特徴です。費用については、料金表を公開したうえで、検査と診断を経て総額をお伝えする形をとっています。

インプラントを担当するのは、日本口腔インプラント学会の専門医でEAO認定医でもある歯科医師です。矯正を担当する歯科医師も在籍しているため、噛み合わせを含めて相談していただけます。使用するのはノーベルバイオケア社とストローマン社の純正品です。症状とご予算に合わせてご提案しています。

診断にはデジタル歯科用CTを用い、撮影したデータをシミュレーションソフトで解析したうえで、サージカルガイドを作製して計画どおりの位置に埋め入れます。

骨が足りない方には骨再生治療や骨造成で対応しており、他院で難しいと言われた方の治療につなげてきました。手術への不安が強い方には、麻酔を専門に担当する歯科医師による静脈内鎮静法もご用意しています。

 

よくある質問

インプラントの費用が医院によって違うのはなぜですか

自由診療のため、医院ごとに費用を決められるからです。使用するメーカー、検査や設計にかける工程、保証の範囲、そして表示している金額の範囲が医院ごとに異なります。同じ条件で比べるには、噛めるようになるまでの総額を聞いてください。

保険が使えることはありますか

病気や事故で顎の骨を広い範囲で失った場合など、限られた条件のもとで保険が適用されることがあります。ただし、対象となるのは施設基準を満たした医療機関に限られ、一般的な欠損では自由診療となるのが通常です。

支払いは一度にしなければいけませんか

いいえ、まとめてお支払いいただく必要はありません。赤坂さくら歯科・矯正歯科では、治療の進み方に合わせて分けてお支払いいただけます。埋入手術のときには埋入手術の費用を、被せ物の型取りのときには上部構造の費用を、というように、その都度お支払いいただく形で問題ありません。

それでも負担が大きいと感じる場合には、デンタルローンもご用意しています。100万円を4年払いにした場合で月々およそ2万3千円からとなり、利用には審査がありますので、まずはご相談ください。

医療費控除はいくら戻ってきますか

控除の対象となる金額に、ご自身の所得税の税率をかけた金額がおおよその目安です。奥歯1本でおよそ57万円を支払い、10万円を差し引く方であれば、税率10%でおよそ4万7千円が目安になります。正確な金額は所得や他の医療費によって変わるため、税務署や税理士にご確認ください。

治療のあとに追加の費用はかかりますか

定期メンテナンスの費用がかかります。噛み合わせの調整やクリーニングを行うもので、3か月から6か月に1回の通院をお願いしています。上部構造が欠けたりゆるんだりした場合は、状態によって修復や調整で済むこともあれば、作り直しが必要になることもあるでしょう。

 

インプラントの費用で迷ったら赤坂さくら歯科・矯正歯科へ相談を

インプラントの費用は、埋入手術だけで見ればおよそ30万円前後が目安ですが、噛めるようになるまでの総額は、土台と上部構造を含めて考える必要があります。赤坂さくら歯科・矯正歯科の場合、奥歯1本でおよそ57万円が目安です。

そのうえで大切なのは、金額の大小より、その金額に何が含まれ、10年先まで部品と保証が続くのかという点です。極端に安い表示には、メーカーの選択や検査の工程、保証の範囲のどこかに理由があります。医療費控除やデンタルローンを使えば、支払いの負担を軽くすることもできます。

「総額がいくらになるのか知りたい」「見積もりの内容が妥当なのか分からない」と迷う方も、まずは検査を受けて口の中の状態を確かめてみてください。港区赤坂の赤坂さくら歯科・矯正歯科では、精密なCT診断をもとに、費用の内訳と治療計画をあわせてご説明しています。気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

 

参考文献

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症例写真

赤坂さくら歯科・矯正歯科オリジナルのインハウスアライナーのサクライナー矯正で、隙間を閉じた上で一切削らずにインプラントを行いました。

料金 埋入手術:33万円/アバットメント:5万5千円/上部構造(奥歯):18万7千円
矯正費用は別途かかります(すべて税込)
年齢・性別 20代女性
リスクと副作用 痛み、腫れ、内出血、感染、違和感、歯周病、虫歯

赤坂の歯医者 赤坂さくら歯科・矯正歯科
日付:
カテゴリ:インプラントに関するコラム, 医師監修コラム

ラミネートベニアとダイレクトボンディングの違い|費用・持ち・適応を比較

記事は、赤坂さくら歯科・矯正歯科 院長・歯科医師 土黒さくらの監修のもと作成しています。

「ラミネートベニアとダイレクトボンディングは何が違うの?」

「自分にはどちらが向いている?」

前歯の見た目を改善したいと考え、ラミネートベニアとダイレクトボンディングを比較・検討する方は少なくありません。

どちらも前歯の見た目を改善する治療ですが、適応症例や費用、耐久性などに違いがあり、どちらを選べばよいのか迷う方も多いです。

この記事では、ラミネートベニアとダイレクトボンディングの違いや向いている人について解説します。

ラミネートベニアとダイレクトボンディングとは

ラミネートベニアとダイレクトボンディングの違い
ラミネートベニアとダイレクトボンディングは、どちらも前歯の色や形を整える審美治療ですが、治療方法や適応症例は異なります。

ラミネートベニアとは

ラミネートベニアとは、歯の表面を薄く削り、セラミック製のチップを貼り付けて色や形を改善する治療です。前歯のすきっ歯や軽度の歯並びの乱れ、歯の変色、歯の形の改善などに適しています。

天然歯に近い自然な見た目を目指せ、変色しにくく耐久性が高いのが特徴です。

一方、歯の表面を削ることが多く、自由診療のため費用は比較的高くなります。歯並びが大きく乱れている場合は、矯正治療が適していることもあります。

ダイレクトボンディングとは

歯科用レジンを歯に直接盛り付けて形や色を整える治療です。小さなすきっ歯や欠けた歯、部分的な変色、歯の形の修正、虫歯治療跡などの改善に適しています。

歯を削る量が少なく、多くは1回の通院で完了します。費用を抑えやすく、状態によっては修理しやすい点も特徴です。

一方、レジンは経年で変色・摩耗・欠けが起こりやすく、耐久性はラミネートベニアより劣る傾向があります。

費用相場や保険適用については「ダイレクトボンディングの費用相場は?保険適用や前歯1本の値段を解説」で詳しく解説しています。
関連記事ダイレクトボンディングの費用相場は?保険適用や前歯1本の値段を解説1本あたりの費用相場とクリニックで差が出る理由、保険適用や医療費控除の扱い、耐用年数まで解説しています。

ラミネートベニアとダイレクトボンディングの違い

ラミネートベニアとダイレクトボンディングは、それぞれ適応症例や費用、耐久性などが異なります。

適応症例

比較項目 ラミネートベニア ダイレクトボンディング
適応部位 おもに前歯(6〜8本程度が多い) 前歯・奥歯(小さな修復)
対応できる症状 すきっ歯、軽度の歯並びの乱れ、歯の変色、矮小歯、軽度の欠けなど 小さなすきっ歯、欠けた歯、軽度の変色、歯の形の修正、虫歯治療跡など
対応が難しい症状 重度の歯並び・噛み合わせの乱れ、大きな欠損 大きな欠損、広範囲の修復、重度の歯並び・噛み合わせの乱れ、重度の変色(テトラサイクリン歯など)

ラミネートベニアは、歯の表面全体にセラミックを貼り付ける治療です。そのため、歯の色や形を大きく改善したい場合に適しています。

一方、ダイレクトボンディングは、歯科用レジンを必要な部分に直接盛り付けて修復する治療です。そのため、小さな欠けやすきっ歯など、部分的な修復に適しています。

費用や保険適用

比較項目 ラミネートベニア ダイレクトボンディング
費用相場(1本) 5〜15万円/本(削らないラミネートベニアは7〜18万円/本) 約1〜7万円
保険適用 自由診療 自由診療
医療費控除 対象になる場合がある 対象になる場合がある

保険診療は、歯の機能回復を目的とした治療が対象です。そのため、ラミネートベニアや自由診療のダイレクトボンディングは保険適用外です。

費用を抑えたい場合は、保険診療のコンポジットレジン修復が適応となることもあります。

また、クリニックによってはデンタルローンに対応しており、利用することで月々の負担を抑えられる場合があります。

医療費控除については「歯科治療費における医療費控除」をご覧ください。

寿命や耐久性

比較項目 ラミネートベニア ダイレクトボンディング
使用する素材 セラミック レジン(歯科用樹脂)
寿命の目安 約10〜20年 約5〜10年
変色 しにくい 起こりやすい
摩耗 少ない 起こりやすい
欠け・破損 起こることがある 起こることがある
修理 再製作になることが多い 部分修理できることが多い

耐久性や見た目の美しさを重視する場合はラミネートベニア、修理のしやすさを重視する場合はダイレクトボンディングが適しています。

寿命の考え方は「ラミネートベニアの寿命は何年?長持ちさせるコツと寿命を縮めるNG習慣」で詳しく解説しています。
関連記事ラミネートベニアの寿命は何年?長持ちさせるコツと寿命を縮めるNG習慣平均寿命の目安と、素材や使い方で差が出る理由、寿命を縮めてしまう習慣を具体的に紹介しています。

治療期間・通院回数

比較項目 ラミネートベニア ダイレクトボンディング
治療期間 約2週間〜1カ月 多くは1日
通院回数 約2〜3回 多くは1回
治療の流れ 型取り後にセラミックを製作して装着 レジンを直接盛り付けて修復
仮歯 必要になることがある 不要

ラミネートベニアは歯型をもとにチップを製作するため複数回の通院が必要で、完成までは仮歯で過ごします。

一方、ダイレクトボンディングは歯に直接レジンを盛り付けて仕上げるため、多くの場合は1回で治療が完了です。

歯を削る量

比較項目 ラミネートベニア ダイレクトボンディング
削る量 歯の表面を0.3〜0.8mm程度削ることがある(ほぼ削らない方法もある) 少ない
健康な歯への影響 削る量が少ないほど、健康な歯質を残しやすい 健康な歯を残しやすく、修理や再治療にも対応しやすい

ダイレクトボンディングは歯を削る量が少なく、健康な歯を残しやすい治療です。

一方、ラミネートベニアは歯の表面を薄く削ることが多いです。一度削った歯は元に戻せません。

削らないラミネートベニアについては「削らないラミネートベニア(ノンプレップベニア)とは?メリット・デメリットと向いている人を解説」をご覧ください。
関連記事削らないラミネートベニア(ノンプレップベニア)とは?メリット・デメリットと向いている人を解説歯をほとんど削らない方法の適応条件と、従来のラミネートベニアとの費用・寿命の違いをまとめています。

見た目や日常生活への影響

比較項目 ラミネートベニア ダイレクトボンディング
見た目 天然歯に近い透明感 自然な見た目を目指せる
色の変化 起こりにくい 経年で着色しやすい
食事 基本的に普段どおり 基本的に普段どおり
メンテナンス 必要(欠けや剥がれ、噛み合わせなどを確認するため) 必要(着色や摩耗、欠けなどを確認するため)

どちらも普段どおり食事や会話ができ、日常生活への支障はほぼありません。

治療法の選び方と向いている人

歯科医院で治療方法を相談する様子
「見た目を重視したい」「できるだけ歯を削りたくない」「費用を抑えたい」など、優先することによって適した治療法は変わります。

同じ症状でも歯の状態や噛み合わせによっては、セラミッククラウンや矯正治療が適している場合もあります。

ラミネートベニアがおすすめな人

ラミネートベニアは、前歯の色や形をまとめて改善したい人に向いている治療法です。

歯の変色や軽度のすきっ歯、歯並びの乱れなど、見た目の悩みを幅広くカバーできます。

また、天然歯に近い透明感があり変色しにくいため、長期間きれいな状態を維持したい人にもおすすめです。

ダイレクトボンディングがおすすめな人

ダイレクトボンディングは、すきっ歯や小さな欠けを改善したい人、できるだけ歯を削りたくない人に向いています。

費用を抑えて短期間で治療を終えたい人にも適しており、必要に応じて修理しながら長く使いたい人にもおすすめの治療法です。

ラミネートベニアとダイレクトボンディングに関するよくある質問

どちらも適応にならないことはありますか?

あります。歯並びや噛み合わせの乱れが重度な場合や、歯の欠損が大きい場合は、セラミッククラウンや矯正治療のほうが向いていることが多いです。

また、適応となる場合でも、歯周病や虫歯が進行しているときは、それらの治療を優先します。

セラミッククラウンやコンポジットレジン修復との違いは何ですか?

セラミッククラウンは歯を全体的に削り、セラミック製の被せ物を装着する治療で、大きく欠けた歯や重度の変色にも対応できます。

コンポジットレジン修復は虫歯や欠けた歯を白いレジンで修復する保険診療です。ダイレクトボンディングと同じ素材を使いますが目的や使用材料、見た目が異なります。

セラミッククラウンとの違いは「ラミネートベニアとセラミックの違いとは?削る量・費用・適応で徹底比較」で詳しく比較しています。

費用を抑える方法はありますか?

現金・クレジットカードのほか、デンタルローンに対応するクリニックもあります。利用できる支払い方法はクリニックにより異なるため事前に確認しておくと安心です。

ラミネートベニアやダイレクトボンディングは痛いですか?

歯を削る量や治療内容によっては麻酔を使用するため、治療中の痛みは軽減できます。個人差はありますが、麻酔が切れた後や歯を削った場合は、一時的に知覚過敏のような症状が出ることがあります。

治療した歯が虫歯になった場合はどうなりますか?

ラミネートベニアやダイレクトボンディングそのものは虫歯になりません。

ただし、天然歯との境目に汚れがたまると虫歯になることがあります。虫歯の範囲によっては修理や再治療が必要になる場合もあるため、毎日の歯磨きと定期的な検診が大切です。

外れたり欠けたりした場合はどうなりますか?

ダイレクトボンディングはレジンを追加して修理できることが多いです。ラミネートベニアは再装着できる場合もありますが、欠損・破損時は再製作が必要になることがあります。

治療後にホワイトニングするとどうなりますか?

どちらも色は変わりません。天然歯だけが白くなるため、色の差が気になる場合は治療の順番も含めて歯科医師へ相談しましょう。

神経のない歯でも治療できますか?

可能です。ただし変色や強度低下がみられる場合は、ほかの治療法が適していることもあるため、まず診査・診断を受けましょう。

治療後すぐに食事はできますか?

どちらも可能ですが、当日は硬いものや粘着性のある食べ物は避けるよう指示される場合があります。歯科医師の指示に従ってください。

関連記事ラミネートベニアとセラミックの違いとは?削る量・費用・適応で徹底比較削る量・費用・適応の3点でセラミッククラウンと比較し、どちらが向いているかを整理しています。

この記事のまとめ

ラミネートベニアは、セラミック製の薄い板を歯の表面に貼り付ける治療法です。前歯全体の色や形をまとめて整えたい方、天然歯に近い透明感のある見た目を重視する方に向いています。

一方ダイレクトボンディングは、レジンを歯に直接盛って整形する治療法です。小さな欠けやすきっ歯を短期間かつ費用を抑えて改善したい方に向いています。

歯の状態によってはセラミッククラウンや矯正治療など、ほかの治療法が適していることもあります。自分に合った治療法を選ぶためには、歯科医師による診査・診断が重要です。

審美治療は赤坂さくら歯科・矯正歯科にご相談ください

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、ラミネートベニアをはじめダイレクトボンディングなど複数の治療法に対応可能です。

歯の状態やご希望を丁寧に診査・診断したうえで、一人ひとりに適した治療法をご提案します。

また、マイクロスコープを活用した精密治療により、審美性だけでなく歯への負担や噛み合わせにも配慮しています。

症例|ラミネートベニア(サクラミネートベニア)上顎前歯8本・30代女性

ラミネートベニア8本の症例 治療前と治療後(前歯のアップ)

※効果・結果には個人差があります。

項目 内容
治療 ラミネートベニア(サクラミネートベニア)上顎前歯8本
年齢・性別 30代女性
治療費用 144万円(ラミネートベニア1本180,000円×8本)
治療期間 2週間
リスク・副作用 自由診療のため保険は適用されません。剥がれや破損が起こることがあります。装着後に一時的にしみる症状が出る場合があります。

※症例の治療費用は治療当時のものです。現在の料金とは異なる場合があります(現在は1本198,000円・税込)。

前歯の中央にすき間があり、左右の歯で大きさや形にもばらつきが見られる状態でした。

このすき間だけであれば、レジンを盛り足すダイレクトボンディングで閉じる対応も可能です。

今回は、上の前歯8本をまとめて色調と形態からそろえることを優先し、ラミネートベニアを選択しています。

必要な部分にレジンを足していくダイレクトボンディングに対し、ラミネートベニアは前歯全体を同じ素材・同じ色で覆えるため、並んだときの統一感を出しやすいのが特徴です。

装着後は歯の長さと幅のバランスが整い、中央のすき間も目立たなくなりました。

セラミックは経年での変色や摩耗が起こりにくく、レジンより長く同じ状態を保ちやすい点も選択の理由です。

症例|ラミネートベニア 右上2番1本・30代男性

ラミネートベニア1本の症例 治療前と治療後

※効果・結果には個人差があります。

項目 内容
治療内容 ラミネートベニア 右上2番 1本
年齢・性別 30代男性
治療費用 198,000円(ラミネートベニア1本・税込)
治療期間 2週間
リスク・副作用 自由診療のため保険は適用されません。強い衝撃や歯ぎしりで割れたり外れたりすることがあります。装着後に一時的にしみる症状が出る場合があります。

右上2番(上の前歯の右から2本目)に、色と形の不調和がある状態でした。

1本だけの改善であれば、ダイレクトボンディングも選択肢に入ります。通院1回・1〜7万円程度で終えられる点はダイレクトボンディングの強みです。

それでもこの方がラミネートベニアを選んだのは、前歯という見える位置で、長く色が変わらない状態を保ちたいという希望があったためです。

レジンは数年で着色や摩耗が出やすく、そのたびに手を入れ直す必要があります。

セラミックのシェルを1枚貼ることで、隣の天然歯との境目も含めて仕上がりが自然になりました。

費用は1本198,000円(税込)、治療期間は2週間と、ダイレクトボンディングより高く長くなります。

どちらを選ぶかは、費用と期間を優先するか、持ちと見た目を優先するかで判断が分かれます。

デンタルローンもご利用いただけるため、月々1〜2万円程度の分割払いで治療を受けられる方も多いです。

当院は赤坂駅から徒歩30秒、平日は朝7時30分から診療しています。Web予約は24時間受付、LINE・お電話でもご予約いただけます。

赤坂の歯医者 赤坂さくら歯科・矯正歯科
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カテゴリ:医師監修コラム, 審美歯科に関するコラム