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医師監修コラム

歯髄再生治療を受ける前に知っておきたいリスクと医療機関選びの注意点

歯髄再生治療は、神経を残せる可能性がある画期的な治療ですが、始める前に知っておきたいリスクや注意点もあります。

本記事では、治療を検討する際に確認しておきたいリスクと、信頼できる医療機関を選ぶためのポイントを解説します。

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、こうしたリスクを踏まえたうえで丁寧なカウンセリングを行っています。

「リスクがあるなら不安」と感じる方も、内容を正しく理解しておけば、治療を受けるかどうかを冷静に判断しやすくなります。

どのようなリスクがあり、どう備えればよいのかを知ることは、納得のいく治療選びの第一歩です。

歯髄再生治療について詳しく知りたい方は、次の動画もご覧ください。


歯髄再生治療で知っておきたいリスク

歯髄再生治療は多くのメリットがある一方で、事前に知っておきたいリスクもいくつかあります。

歯髄幹細胞が増殖しない可能性

歯髄再生治療は、抜歯した不要歯から採取した歯髄幹細胞を培養して移植する治療です。

歯の状態や年齢などによっては、細胞がうまく増殖せず、治療を行えない場合があります。

多くのクリニックでは、増殖しなかった場合の費用返金制度を設けているため、契約前に確認しておくと安心です。

増殖の可否は、抜歯した歯の状態や保管方法によっても左右されるため、抜歯後はできるだけ早くクリニックへ持ち込むことが望ましいとされています。

治療の対象外となるケースもある

歯髄再生治療は、根の状態によっては治療の適応外となったり、歯髄幹細胞の培養ができなかったりする場合があります。

根の炎症が大きい場合は外科処置が必要になることがあり、根が完全に破折している場合は抜歯になることもあります。

こうした条件に当てはまるかどうかは、CT検査などをもとに担当医が個別に判断するため、まずは検査を受けて確認することが大切です。

再生に時間がかかり、経過観察が必要

歯髄が再生するまでには半年から1年程度かかることが一般的です。

その間は仮の詰め物や被せ物で過ごすことになり、定期的な通院も必要になります。

遠方から通院する場合は、通いやすさも治療を続けるうえで重要なポイントです。

通院回数の目安や1回あたりの所要時間についても、事前にカウンセリングで確認しておくと通院計画を立てやすくなります。

治療期間中の生活で気をつけたいこと

仮の詰め物や被せ物で過ごす期間は、硬いものを噛む際に外れたり欠けたりしないよう注意が必要です。

違和感や痛みが続く場合は、次回の予約を待たずに早めにクリニックへ連絡することをおすすめします。

保険が適用されない自由診療

歯髄再生治療は保険適用外の自由診療のため、費用は全額自己負担となります。

数十万円から百万円近い費用がかかることもあるため、事前に総額を確認しておくことが大切です。

分割払いに対応しているクリニックもあるため、一括での支払いが難しい場合は相談してみるとよいでしょう。

費用面の負担を軽くする具体的な方法については「歯髄再生治療のデメリットへの対処法|負担を減らすポイント」をご覧ください。

信頼できる医療機関を選ぶポイント

歯髄再生治療を安心して受けるためには、医療機関選びも重要なポイントになります。

再生医療の届出を行っているか

歯髄再生治療は再生医療等安全性確保法に基づく届出を行った医療機関でしか受けられません。

届出の有無は、歯科再生医療協会などのサイトで確認できます。

届出番号や実施している治療の種類は、クリニックのホームページにも掲載されていることが多いため、事前にチェックしておくと安心です。

不明な場合は、電話やメールで問い合わせて確認しても問題ありません。

感染対策の体制が整っているか

歯髄幹細胞の培養や移植には高度な衛生管理が求められます。

専用のクリーンベンチや治療室を完備しているか、事前に確認しておきましょう。

見学やカウンセリングの際に、設備について直接質問してみるのもよい方法です。

説明とカウンセリングが丁寧か

治療のリスクや費用について、納得できるまで説明してくれるかどうかも大切な判断材料です。

疑問点があれば遠慮なく質問し、比較検討したうえで治療を決めることをおすすめします。

治療の成功率や、どのような場合に結果が変わりやすいのかを事前に知っておくことも、医療機関選びの参考になります。

詳しくは「歯髄再生治療の成功率は?下がるケースとクリニック選びのポイントも解説」をご覧ください。

症例写真で見る治療結果

CT画像では、歯髄再生治療から6か月後に、歯髄幹細胞の移植によってデンチンブリッジ(象牙質の再生)が形成されている様子が確認できます。

このように治療結果を画像で確認できるかどうかも、医療機関を選ぶ際の一つの目安になります。

カウンセリングの際に、実際の症例写真を見せてもらえるかどうかを確認してみるのもおすすめです。

他の症例については、赤坂さくら歯科・矯正歯科の症例写真ページでもご紹介しています。

リスクに関するよくある質問

ここでは、リスクに関して患者様からよく寄せられる質問にお答えします。

治療前の検査でリスクは分かりますか

事前のCT検査や問診によって、ある程度のリスクは把握できますが、実際に細胞を培養してみないと分からない部分もあります。

検査結果をもとに、担当医からリスクの見込みについて説明を受けたうえで治療を検討しましょう。

不安な点は検査前の段階でも遠慮なく質問し、納得したうえで検査に進むことをおすすめします。

他の治療法と比べてリスクは高いのですか

どの治療法にも一長一短があり、単純にリスクの高低だけで比較することは難しいといえます。

歯髄再生治療以外の選択肢も含めて、症状や目的に合った治療法を比較したい方は「歯の再生医療、症状別にどれを選ぶ?4つの治療法を比較」をご覧ください。

セカンドオピニオンは受けられますか

歯髄再生治療は費用も高額になりやすいため、複数のクリニックで話を聞き、比較検討することをおすすめします。

セカンドオピニオンを受ける際は、これまでの検査結果や画像データを共有できるよう、事前にクリニックへ相談しておくとスムーズです。

複数のクリニックの説明を比較することで、自分に合った治療法や医療機関がより明確になります。

赤坂さくら歯科・矯正歯科でのリスクへの取り組み

赤坂さくら歯科・矯正歯科では、再生医療等安全性確保法に基づく届出を行い、専用の治療室・カウンセリングルームを完備しています。

治療のリスクや費用についても、カウンセリングの段階で丁寧にご説明していますので、疑問や不安がある方もお気軽にご相談ください。

リスクを正しく理解したうえで治療を選ぶことが、後悔のない選択につながります。

少しでも不安に感じることがあれば、治療前でも治療中でも、遠慮なくスタッフやドクターにお声がけください。

歯髄再生治療についてより詳しく知りたい方は、次の動画もご覧ください。


監修医師:土黒 さくら
略 歴
2014年 鹿児島大学歯学部 卒業
2014年 東京医科歯科大学 臨床研修歯科医
2015年 大型医療法人グループ歯科医院 勤務
2016年 大型医療法人グループ歯科医院 分院長就任
2018年 港区赤坂の歯科医院 勤務
2020年 赤坂さくら歯科・矯正歯科 開院
2023年 医療法人社団桜麗会設立 理事長就任
所属学会等
・日本口腔インプラント学会
・日本歯周病学会
・東京SJCD歯科スタディーグループ
・インビザライン 認定ドクター
・日本顕微鏡歯科学会

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カテゴリ:医師監修コラム, 歯髄再生治療に関するコラム