赤坂の歯医者 赤坂さくら歯科クリニック

医師監修コラム

前歯にはインプラントがおすすめ?その理由と費用相場を解説

前歯が欠損したりボロボロになってしまったら、見た目や噛み合わせに大きな影響を与えることを考慮してインプラントを検討している方も多いのではないでしょうか。

インプラントは、天然歯に近い見た目と機能を取り戻せるため、多くの方に選ばれている治療法です。

この記事では前歯にインプラントをおすすめする理由と、前歯をインプラントで治療した場合の費用相場について解説します。

赤坂さくら歯科クリニックでは、患者さまの希望や不安を丁寧にヒアリングし、インプラント治療について細かく説明します。相談は無料ですので、お気軽にご相談ください。

前歯にはインプラントがおすすめ

前歯を失ったり、ボロボロの歯の代わりとして、ブリッジや入れ歯といった人工歯を検討している方も多いかと思います。

しかし、前歯にはインプラントがおすすめです。ここでは、前歯にインプラントが最適な理由を解説します。

審美性が高い

前歯は口元の印象を大きく左右するため、審美性が高いインプラントが最適です。

インプラント歯冠部分の被せもの(上部構造)には、天然歯の色や質感や光沢が再現されたセラミックなどが使われています。

セラミックは金属アレルギーのリスクが低く、長期間使用しても変色や劣化が少ない材料です。そのため、一見して、インプラントとは気づかれません。

前歯のインプラントは、見た目を重視する方や、ブリッジや入れ歯の金属が気になる方に特におすすめです。

ブリッジや入れ歯と違い周囲の歯への影響が少ない

前歯のインプラントは、ブリッジや入れ歯と違い周囲の歯への影響が少なく、残っている歯を健康に維持できます。

欠損した歯の両隣の歯を削り人工歯を被せるブリッジは、支えとなっている両隣の歯に負担をかけます。また、歯は一度削ると元には戻らないため、その歯の寿命を短くする可能性が高いです。

入れ歯の場合も同様で、周囲の歯を削って金属の金具で固定するため、健全な歯への負担が大きく、寿命を短くする可能性が高くなります。

その一方、人工歯根をあごの骨に埋め込むインプラントは、周囲の歯に負担をかけず、残っている歯を健康な状態で保つことができるのです。

10年後まで長持ち

『(前略)現在多くの文献では歯科インプラントの残存率は 10 年で 92〜95%と報告されている.患者を対象としたアンケート調査でインプラント治療後のインプラントの残存期間に関する回答では,20 年との回答が最も多く,今後 20 年の長期の予後も報告されてくる.』

引用:歯科インプラント治療指針 日本歯科医学会編

上記に記載がある通り、インプラントは耐久性が高く、10年後でも90%以上の方が機能を維持しています。さらに20年以上使い続けている方も多数います。

ただし、長持ちさせるためには定期的な検診を受け、適切なメンテナンスが必要です。これらを怠らずしっかり行えば、一生涯インプラントを維持することも可能です。

赤坂さくら歯科クリニックでは、3〜6ヶ月に1回の定期的なメンテナンスをしています。噛み合わせの調整やクリーニングなどを行い、治療後のサポートも徹底しております。

また、当院ではインプラント本体には10年間の長期保証もついているため、安心してくださいね。

食事がしやすくお口の健康につながる

インプラントは埋め込んだ骨にしっかり根付くため、自分の歯のように機能してくれます。

つまり、もともとの歯と近い感覚で食事を楽しむことができるのです。

前歯は食べ物を嚙み切る重要な役割を担っているため、咀嚼力があるかどうかはとても大切です。

特に入れ歯の咀嚼力は、天然歯に比べ30%ほど下がってしまうと言われています。咀嚼力が下がれば、当然あごの筋肉は衰え、骨が痩せ細ってしまいます。

一方インプラントは、失った歯の噛む力を回復し、あごの筋肉を鍛え、お口全体の健康を維持・増進することができるのです。

前歯のインプラントの費用相場を解説

ここまで、前歯にはインプラントがおすすめだとお伝えしてきましたが、実際どれくらいの費用がかかるのかを以下で説明していきます。

インプラントは自由診療のため、保険は適用できません。

しかし、視点を変えると保険適用のブリッジや入れ歯よりも結果的に費用が抑えられる場合もあります。

前歯1本の費用相場は30万から80万円

前歯1本のインプラントの費用相場は30万から80万円です。

前歯のインプラントは、奥歯のインプラント治療よりも難易度が上がるため、多少費用が高くなる傾向があります。

前歯が難しい理由は、奥歯よりも骨が少なかったり、歯ぐきが薄かったりするためです。その場合、骨再生術や骨造成法を行い、別途費用がかかります。

前歯は、見た目に大きく影響するため、歯だけでなく歯肉とのバランスもしっかり考慮しなければいけません。審美性の面でも難易度が上がるのです。

赤坂さくら歯科クリニックで前歯を治療する場合の費用

赤坂さくら歯科クリニックのインプラント費用は以下のとおりです。

料金(税抜) 保証期間
インプラント手術埋入手術 1本 300,000円 10年
アバットメント(土台) 50,000円 5年
奥歯 150,000円 3年
前歯 200,000円 3年
プロビジョナル(仮歯) 20,000円

この他にカウンセリング後のCT撮影で5,000円(税抜)、骨再生治療で6万〜10万円や骨造成法で10万〜25万円などがかかる場合があります。

トータルの費用は、お口の状態や埋入本数などによって異なるため、まずは一度ご相談ください。十分納得していただいた上で治療に入ります。

保険適用の人工歯よりも費用が抑えられる可能性も

インプラントは自由診療のため、ブリッジや入れ歯のような保険適用の人工歯に比べ、費用が高くなります。

しかし、インプラントは経年劣化が少なく、メンテナンスを適切に行うことで寿命も長くなるため、ブリッジや入れ歯よりも結果的に費用が抑えられる可能性もあります。

前歯の審美性や機能性なども踏まえ、自分にとって最適な治療法を考えましょう。

インプラントは医療費控除が受けられる

インプラントは、医療費控除を利用することで税金の還付を受けられる場合があります。

医療費控除は、高額な医療費を支払ったときに税金の負担を軽減できる制度です。

医療費控除に関しては「インプラント治療は医療費控除が受けられるって本当?対象になるケースや申請方法を解説」を参照してください。

インプラント治療は医療費控除が受けられるって本当?対象になるケースや申請方法を解説

インプラント治療の際に、医療控除の対象となる可能性がある内容を紹介します。

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前歯のインプラントなら熟練した専門医のいる赤坂さくら歯科クリニックへ

前歯に欠損や損傷が生じた際には、インプラント治療を検討してみてください。理由は、審美性が高いことや、周囲の歯への影響が少ないこと、耐久性が高いことなどが挙げられます。

ただし、保険適用外のため高額になりがちです。しかし、経年劣化が少なく、長持ちするため保険適用のブリッジや入れ歯よりも総合的に費用が抑えられる可能性もあります。

インプラントはメンテナンスをしっかり行い、一生涯使いましょう。

赤坂さくら歯科クリニックでは、他の歯科クリニックで断られた症例にも、熟練した専門医によってインプラント治療を行ったケースがあります。また、骨の再生治療や骨造成にも対応しております。

より詳しくは、赤坂さくら歯科クリニックにてご相談・ご来院をお待ちしております。

監修医師:土黒 さくら
略 歴
2014年 鹿児島大学歯学部 卒業
2014年 東京医科歯科大学 臨床研修歯科医
2015年 大型医療法人グループ歯科医院 勤務
2016年 大型医療法人グループ歯科医院 分院長就任
2018年 港区赤坂の歯科医院 勤務
2020年 赤坂さくら歯科クリニック 開院
2023年 医療法人社団桜麗会設立 理事長就任
所属学会等
・日本口腔インプラント学会
・日本歯周病学会
・東京SJCD歯科スタディーグループ
・インビザライン 認定ドクター
・日本顕微鏡歯科学会

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