「歯髄再生治療をすすめられたけれどデメリットは?」
「メリットだけでなくデメリットも知りたい」
歯髄再生治療を受けたくても、デメリットが気になる方もいるでしょう。
今回は歯髄再生治療のデメリットについて解説します。
赤坂さくら歯科クリニックは歯髄再生治療を提供しています。
歯髄再生治療が気になっている方、検討中の方はぜひ最後までお読みください。
目次
歯髄再生治療の6つのデメリット
歯髄再生治療は、死んだ歯の神経(歯髄)を再生する治療法です。
歯髄が再生すると、歯の健康が保たれ、異常に早く気づけるようになります。
ただし、受ける前に注意点があります。
後悔しないために、6つの注意点を知っておきましょう。
歯髄再生治療について知りたい方は、こちらをご覧ください。
治療期間が長い
歯髄再生治療は治療期間が長いです。
培養や再生には一定の期間が必要なためです。
抜歯した歯はアエラスバイオ社に送られます。
歯髄幹細胞を採取し培養するまでに約1カ月から2カ月、移植し再生するまでに2週間から3カ月、経過観察に半年から1年かかります。
費用が高額
歯髄再生治療は費用が高額です。
培養や保管、専門機器の使用が必要なためです。
まだ新しい治療法で普及率が低く、設備投資もかかります。
歯髄再生を行うためには根管治療に精通し、熟練である必要があるため、処置ができる歯科医師がかなり限られています。
保険適用外で全額負担の自由診療となります。
歯髄再生治療の費用は以下の通りです。
赤坂さくら歯科クリニックの費用 | 一般的な相場 | |
前歯 | 44万円 | 66~77万円 |
小臼歯 | 66万円 | 77~88万円 |
大臼歯 | 77万円 | 88~99万円 |
当院では、デンタルローンやカードで分割払いも可能です。
利用することで、月々の支払い負担を軽減できます。
また、院内分割も可能な場合もございます。
月々1万から2万円程度の負担で済むため、無理なく完済される方が多いです。
受けられるクリニックが少ない
歯髄再生治療は2024年12月時点で全国で22カ所しかありません。
認可取得や設備費用が高く特別な資格や技術を持つ人員と専用設備が必要なため、受けられるクリニックが少ないのです。
当院は歯髄再生治療を受けられる数少ないクリニックです。
歯髄再生治療の提供施設として、専門的な技術と最新の設備を備えています。
受けられない方もいる
歯髄再生治療は受けられない方もいます。
・神経が生きている不要歯がない方(親知らず、乳歯、矯正で不要な歯など
・適用年齢(7歳以上70歳未満)以外の方
・不要歯の抜歯の際、大きく分割が必要な場合
・残っている歯が不足している方、大きく割れてしまっている方
治療は神経が残っている健康な不要歯から歯髄を採取・培養します。
そのため、不要歯がない方や抜歯できない方、神経が生きていない方は受けられません。
定期的な通院が必要
歯髄再生治療は定期的な通院が必要です。
通うタイミングは以下のとおりです。
・検査
・抜歯
・移植
・経過観察(1カ月~3カ月ペース)
定期的に検査を行い、経過観察をすることで、安全で適切に歯髄を再生します。
通いやすいクリニックを選ぶと、通院の負担が軽減できます。
当院は赤坂駅から徒歩30秒の立地で、遠方の方も通いやすい環境です。
再生できないケースもある
歯髄再生治療は、業界全体の高い成功率が報告されています。
2020年8月以降に実用化された治療法で、これまでにトラブルの報告はありません。
当院でもこれまで良好な治療結果を得ています。
ただし、歯の状態が悪い場合や抜歯時に神経が傷ついた場合、細胞が増えず再生できないことがあるのです。
不要歯はアエラスバイオ社で培養され、使用可能かが判定されます。
細胞が増殖しない場合、再生できず、費用は返金されます。
デメリットがあっても歯髄再生治療が注目される理由
歯髄再生治療はデメリットが6つもありますが、魅力的なメリットがあり、多くの方に選ばれています。
おもなメリットを解説します。
歯が丈夫になり寿命が長くなる
歯髄再生治療で歯の神経が再生すると、歯が丈夫になり長持ちします。
歯髄には歯の成分の象牙質を作る作用があります。
また、栄養や血液などが行き渡ることで歯が丈夫になり、長持ちするのです。
神経を取った歯の寿命は、もともとの歯があまり残っていない場合は5年、残っていた場合は20年〜30年です。
神経を再生することで、歯の寿命が10年延び、年齢を重ねても食事を楽しめます。
歯の異常に気づきやすくなる
歯の異常に気づきやすくなるのも歯髄再生治療のメリットです。
神経を取ると感覚が鈍り、虫歯や歯周病に気づきにくくなります。
歯髄を再生することで感覚が戻り、異常に早く気づけるようになるのです。
また、歯髄は菌への抵抗力があるため、虫歯になりにくくなります。
歯の変色を防ぐ
歯髄再生治療には、歯の変色を防ぐというメリットもあります。
歯の神経が死ぬと血液の巡りが悪くなり、茶色や黒色に変色することがあります。
歯髄を再生することで血液や酸素が流れるようになり、歯の変色を防ぐのです。
歯髄再生治療に関するよくある質問
歯髄再生治療に関するよくある質問です。
歯髄再生治療後のデメリットはある?
歯にトラブルが起きた場合は痛みやしみを感じるようになります。
神経を再生すると、歯の感覚が戻るためです。
歯の健康状態を知らせる大切なサインとなります。
感覚が戻ることで、虫歯や歯周病などの早期発見につながり、適切な治療を受けることができます。
歯髄再生治療は赤坂さくら歯科クリニックにご相談ください
歯髄再生治療は、治療期間が長い、費用が高額、受けられるクリニックが少ないなどのデメリットがあります。
ただし歯の寿命が長くなる、虫歯になりにくく、また異常に気づきやすくなるなどのメリットもあり興味を持っている方は多いです。
赤坂さくら歯科クリニックは、歯髄再生治療を提供しています。
先駆者として活躍中の田中医師が指導・監修を行うほか、専用の設備を備えています。
まずはお気軽にご相談ください。
関連動画はこちらです