※この記事は、赤坂さくら歯科・矯正歯科院長土黒さくら医師監修のもと作成しています。
「根管治療をしたのに、また痛みが出てきた」
「再治療になったけれど、今度こそ再発させたくない」
根管治療後に痛みや腫れが再発し、赤坂で信頼できる歯科医院を探している方は少なくありません。感染部分を十分に取り除けないと再発しやすく、繰り返し治療や抜歯を勧められる方も多いです。
この記事では、精密根管治療の流れや費用相場、保険診療と自費診療の違い、赤坂で歯科医院を選ぶ際に確認したいポイントを解説します。
根管治療を再発させないための治療法やクリニック選びがわかる内容です。ぜひ参考にしてください。
目次
根管治療が必要になるおもな症状

急性歯髄炎や歯髄壊死、根尖性歯周炎などの症状がある場合は根管治療が必要です。
急性歯髄炎は歯髄に炎症が起きた状態で、何もしなくてもズキズキ痛んだり、冷たいものや熱いものがしみたりします。
歯髄壊死は炎症が進行して神経が機能しなくなった状態です。一時的に痛みが落ち着いたように感じますが、内部では炎症が進行しているケースも少なくありません。
根尖性歯周炎は感染が根の先まで広がった状態で、歯茎の腫れや噛んだときの痛みなどが生じます。
これらの症状が出ている場合、放置すると抜歯が必要になる可能性があるため、早めの受診をおすすめします。
根管治療が再治療になりやすい理由
根管治療を受けたあとに再び痛みや腫れが生じて再治療が必要になるケースは珍しくありません。
東京医科歯科大学附属病院の調査では、日本で根管治療を受けた歯の45〜70%に再発が見られたという報告があります。
根管は神経や血管が通る細い管で、複雑に枝分かれしており肉眼では確認しにくい部位です。そのため、技術や設備が不十分だと感染組織が取り残されやすく、再治療につながりやすいのです。
精密根管治療とは?保険診療との違い
精密根管治療とは、マイクロスコープやCTなどの精密機器を活用して行う自費診療の根管治療です。
根管内部を拡大視野で確認しながら処置を進めるため、感染組織の取り残しや見落としを大幅に減らせるのが特徴です。
日本の保険診療の成功率は初回約30〜50%、再治療では約25〜30%程度といわれています。精密根管治療の初回90〜95%、再治療80〜85%と比べて大きな差があります。
再発リスクを抑えて歯を長く残したい場合は、精密根管治療が有効な選択肢です。
根管治療の保険適用と自費診療の違いは「東京で注目されている精密根管治療とは?保険適用と自費診療の違い」でも解説しています。あわせてご覧ください。
赤坂で精密根管治療のクリニックを選ぶ際に確認したいポイント
赤坂でクリニックを選ぶ際は以下のポイントを確認しておきましょう。
どのような設備・機器を使用しているか
クリニックによって使用する設備は異なります。マイクロスコープ・歯科用CT・ニッケルチタンファイルの3つを使用しているかを確認しましょう。
マイクロスコープは最大40倍まで拡大でき、ルーペでは確認しにくい根管の枝分かれや細菌の取り残しも把握できます。
歯科用CTは根管の形状や病巣を立体的に把握でき、ニッケルチタンファイルは柔軟性が高く曲がった根管にも対応できます。
認定医や専門医が在籍しているか
根管治療を受ける際は、認定医や専門医など技術力の高い医師が担当するかも確認しておきましょう。
認定医や専門医は一定の知識と経験を持ち、審査をクリアした根管治療のエキスパートです。日本歯内療法学会認定医などの資格を持つ医師は、一般の医師とは異なり複雑な症例への対応力が高いのが特徴です。
他院で抜歯や再治療を勧められた場合は、専門医や経験豊富な医師へのセカンドオピニオンを検討することをおすすめします。
受診前にWebサイトで担当医のプロフィールや所属学会を確認しておくと安心です。
感染対策を徹底しているか
感染対策として特に重要とされているのがラバーダム防湿です。
治療する歯にゴム製シートを装着し、唾液や細菌の侵入を防ぐもので、欧米では根管治療の必須処置とされています。
しかし日本での使用率は全体の約1%程度とされており、有無だけで成功率に30〜40%の差が生じるという報告もあります。
精密根管治療を提供しているクリニックでも使用していない場合があるため、事前に確認しておきましょう。
赤坂さくら歯科・矯正歯科の精密根管治療の特徴
赤坂で精密根管治療を検討しているなら、赤坂さくら歯科・矯正歯科も選択肢のひとつです。
ここでは同院の精密根管治療の特徴を紹介します。
根管治療や歯髄再生治療を専門的に担当する歯科医師が対応
治療を担当するのは日本顕微鏡歯科学会・日本再生医療学会に所属し、知識や技術の研鑽を重ねた根管治療専門の医師です。
豊富な経験と知識をもとに、できるだけ歯を残せるよう一人ひとりに合わせた治療計画をご提案します。
再発を繰り返している方、抜歯や神経を取ると言われた方など、難しい症例にも対応が可能です。
また、他院で抜歯や神経を取ると言われた方でも、歯髄再生治療によって神経を残せる可能性があります。
歯髄再生治療とは、失われた歯の神経を再生することを目指す治療で、対応しているクリニックはまだ少ないのが現状です。
歯髄再生治療については当院のInstagramをご覧ください。
精密機器を活用した根管治療
マイクロスコープやニッケルチタンファイルなどの精密機器を活用し、根管内部を詳細に確認しながら治療を進めています。
感染源の見落としを防ぎ隅々まで清掃することで、再感染リスクを抑えられるのが特徴です。
診療ごとに処置前後・処置中の動画や画像を用いて説明を行っており、治療の進み具合を把握しやすい環境を整えています。
CTによる診断で根管内部まで確認
歯科用CTを導入し、院内で撮影・診断を行っています。
従来のレントゲンでは見えにくかった根管の形状や病巣の広がりを立体的に把握し、再発の原因を根本から確認して治療計画を立てます。
再根管治療では、前回治療で見落とされていた感染部分の発見にも役立つほか、大学病院などへ移動する手間がかかりません。
ラバーダム防湿による感染対策
ラバーダムを使用しながら根管治療を行っています。
治療中の細菌混入リスクを軽減できるため、菌の取り残しによる再発リスクを下げることにつながります。
「何度治療しても再発してしまう」と不安な方でも、安心して受けやすいです。

痛みに配慮した根管治療
表面麻酔・電動麻酔・極細針を使用し、治療中は丁寧な声掛けで不安や緊張を和らげながら処置を進めます。
恐怖心が強い方や長時間の治療が不安な方には静脈内鎮静法にも対応しており、うとうとした状態で治療を受けられるため安心です。
治療後に軽い痛みや違和感が出る場合がありますが、多くは1週間程度で落ち着きます。
根管治療後の痛みについては「根管治療後のズキズキはいつまで続く?痛みの原因と対処法を解説」でも解説しています。あわせてご覧ください。
赤坂さくら歯科・矯正歯科の精密根管治療の症例写真
50代男性の患者様です。根の先に大きな病変がみられ、歯のグラつきや違和感を訴えて来院されました。
マイクロスコープを活用して感染した根管内部を丁寧に清掃・消毒し、できるだけ歯を残せるように対応しました。
治療後は炎症やグラつきの改善がみられ、現在も経過観察を継続しています。


| 施術内容 | 精密根管治療(大臼歯) |
|---|---|
| 費用 | 154,000円 |
| 年齢・性別 | 50代男性 |
| リスクと副作用 | 痛みや違和感、腫れ、炎症、再治療、外科処置 |
40代男性の患者様です。歯の根の感染が原因で上顎洞炎(歯性上顎洞炎)を発症しており、違和感や炎症症状がみられました。
CT検査で原因となる歯や病巣の位置を確認したうえで、マイクロスコープを活用して感染した根管内部を丁寧に清掃・消毒しました。
治療後は上顎洞周囲の炎症改善が確認され、現在も経過観察を継続しています。


| 施術内容 | 精密根管治療(大臼歯) |
|---|---|
| 費用 | 140,000円 |
| 年齢・性別 | 40代男性 |
| 治療期間 | 2週間 |
| リスクと副作用 | 痛みや違和感、腫れ、炎症、再治療、外科処置 |
赤坂さくら歯科・矯正歯科の精密根管治療の流れ
まずレントゲンや歯科用CTで根管内部や炎症の広がりを確認します。目安は30〜60分です。
次に麻酔後、ラバーダム防湿を行い、マイクロスコープやニッケルチタンファイルを活用しながら感染組織の除去・洗浄・消毒を進めます。
感染状態によっては複数回に分けて処置を行うため、治療期間は数週間から数カ月かかることもあります。
感染が落ち着いた後はMTAセメントなどの薬剤を充填し、土台や被せ物を装着して治療完了です。
治療後も定期的なメンテナンスや経過観察をおすすめしています。
赤坂さくら歯科・矯正歯科の精密根管治療の費用
赤坂さくら歯科・矯正歯科の精密根管治療の費用は以下の通りです。
根管数は歯の部位によって異なり、一般的に前歯は1根管、大臼歯は3〜4根管となるケースが多いです。
当院では基本的にMTAセメントを使用しています。MTAセメントは生体親和性が高く根管内部を緻密に封鎖しやすいため、細菌の侵入を防ぎ再感染リスクの軽減につながります。
| 赤坂さくら歯科・矯正歯科 | 相場 | |
|---|---|---|
| 1根管 | 11万円 | 10~15万円前後 |
| 2根管 | 13.2万円 | 12~18万円前後 |
| 3、4根管 | 15.4万円 | 15~20万円前後 |
| ファイバーコア(土台) | 2.2万円 | 1~3万円 |
| ウォーキングブリーチ (神経を取った歯の漂白) |
3.3万円 | 2~5万円 |
| 静脈内鎮静法 | 7.15万~8.8万円/回 | 5万~10万円 |
※治療後は土台(ファイバーコア)や被せ物の費用が別途必要になる場合があります。
※再根管治療の場合は被せ物除去や感染状態によって追加費用がかかることもあります。
根管治療の費用は医療費控除の対象になることがあります。
医療費控除についてはこちらで解説しています。あわせてご覧ください。
赤坂で精密根管治療を検討する方のよくある疑問
Q:治療中や治療後に痛みはありますか?
麻酔を使用するため治療中の痛みは抑えられますが、炎症が強い場合は効きにくいケースもあります。治療後の軽い痛みや違和感は、1週間程度で落ち着くことが多いです。
Q:根管治療は何回くらい通院が必要ですか?
初回治療では前歯3〜4回、奥歯6〜9回程度が目安です。再治療はさらに回数が増え、通院間隔は1〜2週間に1回程度です。
Q:根管治療で神経を取ることもあるみたいですが、取るとどうなりますか?
歯が脆くなったり変色しやすくなったりする場合があります。症例によっては歯髄再生治療が選択肢になることもあります。
Q:根管治療中に食事で気を付けることはありますか?
治療直後は麻酔が切れるまで食事を控え、仮蓋の期間中は硬い食べ物を避けましょう。強くかむと痛みや仮蓋の脱離につながる場合があります。
Q:根管治療を途中でやめたらどうなりますか?
細菌が再び増殖し、炎症や痛みが再発する可能性があります。症状が悪化すると抜歯が必要になるケースもあるため、仮蓋のまま放置しないようにしましょう。
Q:根管治療を繰り返しても治らない場合はありますか?
通常の根管治療で改善しない場合は、歯茎を開いて歯根の先端を切除する歯根端切除術など、外科的処置を検討することがあります。
Q:抜歯と言われた歯でも残せる可能性はありますか?
歯の状態によっては残せる可能性があります。根管治療や歯髄再生治療など、歯を残すための治療法があります。
Q:根管治療と抜歯はどちらがいいですか?
可能であれば天然歯を残すことが望ましい場合が多いです。抜歯で痛みはなくなりますが歯を失います。根管治療は時間や費用がかかる場合もありますが、自分の歯を保持できます。
Q:根管治療で治せないケースはありますか?
歯の根が割れている場合や感染が大きく広がっている場合は抜歯が必要になります。
Q:根管治療した歯の寿命はどれくらいですか?
研究では7年後も約9割、20年後でも多くの歯が残っているという報告があります。ただし、長期間歯を維持するためには治療後のメンテナンス継続が重要です。
Q:根管治療を受ける場合、保険診療と自費診療はどちらがよいですか?
精度の高い自費診療の方が良いでしょう。保険診療でも受けられますが、設備や治療体制はクリニックによって異なるため事前確認が必要です。
この記事のまとめ

・根管治療は感染組織の取り残しや細菌混入によって再発しやすく、再根管治療はさらに難易度が高い
・マイクロスコープやCT、ラバーダムを活用した精密根管治療は、再発リスクの軽減につながる
・保険診療でも受けられるが、設備や治療体制はクリニックによって異なるため、事前確認が大切
根管治療は赤坂さくら歯科・矯正歯科にご相談ください
赤坂さくら歯科・矯正歯科では、根管治療専門の医師が、さまざまな精密機器を活用して再発や抜歯の悩みに対応しています。
再発リスクを抑えながら、できるだけ歯を残せるよう、一人ひとりの状態に合わせた治療計画をご提案しています。
赤坂駅から徒歩約30秒、朝7時30分から診療しているため、仕事前や通勤前にも通いやすい環境です。
「今度こそ再発させたくない」「できるだけ歯を残したい」とお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。Web予約は24時間受付、LINE・お電話でもご予約いただけます。

監修医師:土黒 さくら
- 略 歴
- 2014年 鹿児島大学歯学部 卒業
- 2014年 東京医科歯科大学 臨床研修歯科医
- 2015年 大型医療法人グループ歯科医院 勤務
- 2016年 大型医療法人グループ歯科医院 分院長就任
- 2018年 港区赤坂の歯科医院 勤務
- 2020年 赤坂さくら歯科・矯正歯科 開院
- 2023年 医療法人社団桜麗会設立 理事長就任
- 所属学会等
- ・日本口腔インプラント学会
- ・日本歯周病学会
- ・東京SJCD歯科スタディーグループ
- ・インビザライン 認定ドクター
- ・日本顕微鏡歯科学会

