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インビザラインで奥歯がパカパカ浮いてはまらない!原因と解決策を解説

インビザライン矯正治療中に「奥歯がパカパカ浮いてはまらない」と悩んでいる方は少なくありません。

奥歯がパカパカすると痛みを伴ったり、矯正治療に影響が出るのではないかと気になったりしますよね。

この記事では、インビザライン矯正治療中に奥歯がパカパカする原因とその解決策、また、インビザラインの症例について解説します。

赤坂さくら歯科クリニックでは、インビザラインの初回カウンセリングが無料です。時間をかけて、丁寧にお伺いしますので、気になる方は一度ご相談ください。

インビザラインで奥歯がパカパカする原因

奥歯がパカパカすると歯並びの悪化や口腔内を傷つける可能性があります。

インビザライン矯正中に奥歯がパカパカする主な原因を解説します。

マウスピースが馴染んでいない

交換したばかりのマウスピースは、すぐには歯に馴染まず、奥歯がパカパカ浮いてしまうことがあります。

インビザライン矯正では、複数のマウスピースを交換しながら装着し、希望の歯並びに近づくよう、徐々に歯列を動かしていきます。

しかし、交換したては歯にフィットせず、違和感を感じる方が少なくありません。

交換後、3日程度で気にならなくなってくるため、しばらく様子をみてみましょう。

20時間以上装着できていない

マウスピースの装着時間が短いと、歯が計画通りに動かず、奥歯がパカパカ浮いてしまう原因になります。

インビザライン矯正の効果を出すためには、1日20時間以上のマウスピース装着が必須です。基本的に、食事と歯磨き以外は、装着することを心掛けましょう

また、着脱回数が多すぎると、マウスピースが変形する可能性があります。

マウスピースは装着時間を正しく守り、頻繁な取り外しをしないよう気を付けましょう。

アライナーチューイーを使用せずマウスピースを装着

マウスピースを奥歯まではめ込んだつもりでも、実際は正しい位置に装着できていないことがあります。正しくはめ込むために使用するのが、アライナーチューイーです。

チューイーは、マウスピースを奥歯に押し込むための補助器具で、シリコン製の弾力ある小さな円柱です。

チューイーを噛むことで、インビザラインのマウスピースのフィット感が増し、正確に装着できます。奥歯のパカパカを防ぐためにも、チューイーを使用しましょう。

アタッチメントの不具合が生じている

アタッチメントに不具合があると、マウスピースと奥歯が馴染まず、パカパカ浮いて感じることがあります。

アタッチメントとは、歯に接着する小さな突起物で、マウスピースと歯の密着度を高めたり、矯正を助けたりといった役割があります。

インビザライン矯正の実績豊富な歯科医師の下、必要な位置に最適な形のアタッチメントを付けることが重要です。

歯の形状が複雑でフィットしていない

特に、以下のような歯の形状は、インビザラインのマウスピースがフィットしづらいとされています。

  • 歯の縦幅や横幅が不十分
  • 生えている歯の高さが足りない
  • 矮小歯、過剰歯、癒合歯など、歯の形態異常がある

インビザラインで奥歯がパカパカならないための解決策

奥歯がパカパカする状態を早めに対処しなければインビザライン矯正に悪影響を及ぼします。

以下で解決策や対処法について解説します。

装着時間や交換時期を守って正しく装着

インビザライン矯正において、マウスピースの装着時間や交換時期を守ることは、矯正をスムーズに進めるために大切です。

専用のスマホアプリもあるため、積極的に利用し、装着時間を管理するのもおすすめです。

また、マウスピースの取り扱い方も気を付けましょう。

高温のお湯で洗ったり、安易にポケットに閉まったりすると、マウスピースの変形につながります。

マウスピースの装着時間や交換時期、取り扱い方は、最低限医師の指示を守り、奥歯がパカパカになる原因を防ぎましょう。

アライナーチューイーを使用して適切に装着

インビザライン矯正で奥歯がパカパカしないための、アライナーチューイーの正しい使い方は、以下のとおりです。

  1. マウスピースを装着する
  2. チューイーを前歯で軽く噛み、奥歯に向かって徐々に移動させながら噛む
  3. 奥歯でしっかりと噛み込み、10秒程度キープする
  4. 左右交互に2〜3回繰り返す

チューイーはフレーバー付きのものや棒付きのものがあるため、自分に合ったものを見つけ、効果的に進めましょう。

医師に相談

インビザライン矯正中、マウスピースが歯から浮く感覚を受ける方はある程度います。

マウスピースがパカパカする許容範囲は約2mmですが、それ以上の場合や、1週間以上続く場合は医師に相談しましょう

アタッチメントが適切に装着できているかを確認したり、計画通り歯が動いているかをチェックしたりします。

医師の判断によっては、治療計画の立て直しや、マウスピースの作り直しになるかもしれません。

もともとマウスピース自体が不良の可能性もあるため、歯列に影響が出る前に相談することが重要です。

赤坂さくら歯科クリニックのインビザラインの症例を紹介

赤坂さくら歯科クリニックでは、インビザライン矯正の症例実績が多数あります。

その中のひとつ、インビザラインフル(コンプリヘンシブ)にて治療した症例を紹介します。

治療前の写真では、前歯の上下に大きな不整が見られ、歯の並びが乱れています。

上顎の歯の間に大きな隙間があり、歯の一部には着色が見られます。下顎の歯も不均一に並んでおり、全体的に噛み合わせが悪い状態です。

治療後の写真では、歯列が整い、前歯の噛み合わせが改善されています。各歯が均等に並び、歯の間の隙間も解消されています。

上下の歯列も綺麗に整い、見た目が大幅に改善されました。歯の着色もなくなり、全体的に健康的な印象を与えています。

インビザライン矯正によって、見た目の改善だけでなく、噛み合わせの向上や口腔内の清掃のしやすさが向上し、口腔内の健康状態も大幅に向上しました。

インビザラインで奥歯がパカパカするとお悩みの方は赤坂さくら歯科クリニックへ

奥歯がパカパカ浮いてしまうのは、インビザライン矯正でよくある悩みのひとつです。

しかし、適切な対処法を講じることで改善できます

赤坂さくら歯科クリニックでは、患者様一人一人に寄り添い、安心してインビザライン矯正を受けていただけるよう、治療中もしっかりサポートいたします。

初回カウンセリングは無料です。気になることがあればお気軽にご相談ください。

より詳しくは、赤坂さくら歯科クリニックにてご相談・ご来院をお待ちしております。

監修医師:土黒 さくら
略 歴
2014年 鹿児島大学歯学部 卒業
2014年 東京医科歯科大学 臨床研修歯科医
2015年 大型医療法人グループ歯科医院 勤務
2016年 大型医療法人グループ歯科医院 分院長就任
2018年 港区赤坂の歯科医院 勤務
2020年 赤坂さくら歯科クリニック 開院
所属学会等
・日本口腔インプラント学会
・日本歯周病学会
・東京SJCD歯科スタディーグループ
・インビザライン 認定ドクター
・日本顕微鏡歯科学会

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