インビザライン矯正を開始したばかりの方はマウスピースの外し方がよくわからず、上手く取り外しできないことも少なくありません。
マウスピースの正しい外し方は、奥歯の方から片方ずつ外し、最後に前歯部分を外す方法です。
間違えた方法で外すとマウスピースが破損・変形して作り直しになる恐れがあるため、必ず正しい外し方を守りましょう。
マウスピース・ケースともにきちんとお手入れを行い、雑菌が繁殖しないように保管することも大切です。
ただし、熱湯消毒や煮沸消毒はマウスピースが変形するため、避けてください。
本記事では、インビザライン矯正のマウスピースの正しい外し方とお手入れ方法を解説しています。
マウスピースを外す際のコツや注意点も解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
東京でインビザライン矯正を検討している方には、インビザライン認定医が在籍する赤坂さくら歯科クリニックがおすすめです。
入念なカウンセリングと精密検査を行った上で、一人ひとりに最適なインビザライン治療を提案させていただきます。
他院では断られた症例でも矯正治療を行えるため、ぜひ一度ご相談ください。
目次
インビザラインの正しい外し方の手順
インビザライン矯正のアライナー(マウスピース)の正しい外し方は、次のとおりです。
- 片側の奥から外す
- 反対側の奥を外す
- 前歯部分を外す
間違えた外し方を繰り返すと、マウスピースに亀裂が入ったり形が変わったりする場合があるため、必ず上記の方法を守りましょう。
各ステップについて詳しく解説します。
1.片側の奥から外す
まずは歯の内側に指を入れ、左右どちらか片側の奥からマウスピースを外しましょう。
外し方は簡単で、マウスピースの内側に人差し指の爪を引っかけるだけです。
注意点として、インビザライン治療を開始したばかりの方は、マウスピースが外れにくいことがあります。
治療を開始したばかりで歯のガタつきが強いと、マウスピースの形状が複雑になっており、ガタつきにマウスピースが入り込むことがあるからです。
しかし、治療が進んで歯並びが整うにつれてマウスピースの取り外しは楽になるため、ご安心ください。
2.反対側の奥を外す
片側の奥からマウスピースを外したら、同様に反対側の奥も外します。
治療開始直後はまだ歯が動いていないためマウスピースを外しにくいですが、治療が進めば歯が揺れて移動するため、取り外しもスムーズになります。
3.前歯部分を外す
両側の奥を外したら、最後に前歯部分を外しましょう。
親指と人差し指でマウスピースの前歯部分をつまめば、簡単に外れます。
インビザライン矯正を開始したばかりの方は、マウスピースを上手く外せないかもしれません。
しかし、慣れればスムーズに取り外しできるようになりますから、ご安心ください。
慣れるまでは焦らずゆっくりとマウスピースの取り外しを行いましょう。
インビザラインを正しく外さないとマウスピースが変形する恐れがある
インビザライン矯正のマウスピースは、正しい方法で外さないと変形する恐れがあります。
必ず正しい外し方を守り、着脱の際に力をかけすぎないよう注意しましょう。
マウスピースが変形してしまうと歯に合わなくなり、治療が計画どおりに進まなくなります。
治療計画の変更が必要になるケースもあるため、マウスピースの変形には十分注意が必要です。
マウスピースが2mm以上浮いていたら、変形している危険性があるか、または計画通りに歯が動いていない可能性があります。
一度医師に相談し、マウスピースが変形していないか確認してもらいましょう。
場合によってはリファインメントが必要になる
インビザライン矯正中にマウスピースが変形して歯に合わなくなったら、「リファインメント」が必要になるケースがあります。
リファインメントとは、インビザライン矯正の治療計画を修正し、追加で新たなマウスピースを作成することです。
治療計画と異なる歯の動きが見られたり、かみ合わせがよくないときは、リファインメントを行います。
マウスピースが変形してしまうと、歯の動き方やかみ合わせに悪影響を及ぼす恐れがあるため、十分注意しましょう。
リファインメントについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
インビザラインを外す際のコツと注意点
インビザライン治療で使用するマウスピースを外す際のコツと注意点は、次のとおりです。
- 必ず奥歯のほうから外す
- 半円を描くように外さない
- 表面側から外さない
- アタッチメントがついている箇所は舌側から外す
- 爪が長い人はアライナーリムーバーを使う
それぞれ詳しく解説します。
必ず奥歯のほうから外す
マウスピースを外す際は、前歯ではなく奥歯から外しましょう。
インビザラインのマウスピースは両方の奥歯にしっかりとはまっており、前歯からは外せないからです。
装着時は前歯からはめますが、外す際は奥歯からのため、間違えないよう注意しましょう。
半円を描くように外さない
インビザラインのマウスピースは、半円を描くように外してはいけません。
先に片側だけ外してから半円を描くような外し方は、マウスピースの変形やアタッチメントの剥落に繋がる恐れがあるからです。
マウスピースを外す際は、両方の奥歯部分を片方ずつ外してから前歯部分を外しましょう。
表面側から外さない
マウスピースを外す際は、表面側から外さないことも大切です。
表面側から無理に外そうとすると、マウスピースが壊れたりアタッチメントが取れたりする恐れがあります。
マウスピースを外す際は、必ず内側に爪を引っかけて外しましょう。
アタッチメントがついている箇所は舌側から外す
マウスピースを外す際、歯にアタッチメントがついている箇所は舌側から外す必要があります。
外側から引っかけるやり方だと外れにくいですし、アタッチメントが取れる恐れがあるからです。
アタッチメントが取れた場合は、速やかにクリニックを受診して付け直してもらわないといけません。
アタッチメントがついている箇所に関しては、とくに注意してマウスピースを外しましょう。
爪が長い人はアライナーリムーバーを使う
爪が長い方はマウスピースの取り外しに苦戦しやすい傾向にあるため、必要に応じてアライナーリムーバーを使用しましょう。
アライナーリムーバーはマウスピースの取り外しを補助する器具で、1,000円前後で購入できます。
アライナーリムーバーの使用方法は次のとおりです。
- 輪になっている部分に指を入れる
- フック部分をマウスピースのふちに引っかけて引っ張る
- 同様の方法で反対側も外す
簡単にマウスピースを外せるようになるため、ぜひ活用してみてください。
マウスピースの正しいお手入れ方法
インビザライン矯正中は、マウスピースを外したら毎回きちんとすすぎ洗いを行いましょう。
外したマウスピースを洗わずにしまうと、雑菌が繁殖する原因になります。
マウスピースに雑菌が繁殖すると口内の衛生環境に悪影響を及ぼすため、マウスピースのお手入れは怠らないようにしましょう。
マウスピースを清潔に保つためには、マウスピース洗浄剤の使用がおすすめです。
洗浄剤にマウスピースを浸すと除菌効果が期待できますし、汚れもよりしっかりと落ちます。
リテーナーの正しいお手入れ方法
インビザライン矯正後の保定期間に使用するリテーナーは、毎日の歯磨きの際にお手入れしましょう。
お手入れ方法は簡単で、毛先が柔らかい歯ブラシでリテーナーを水洗いするのみです。
リテーナーを清潔に保つためにも、週に1回程度はリテーナー専用の洗浄剤も使用しましょう。
注意点として、リテーナーのお手入れを行う際は次の洗浄方法は避けてください。
- 熱湯消毒や煮沸消毒
- アルコール消毒
- 入れ歯洗浄剤の使用
上記のお手入れ方法は、リテーナーの変形や劣化の原因になります。
マウスピース・リテーナーケースのお手入れ・保管方法
マウスピースケースやリテーナーケースをお手入れする際は、すすぎ洗いをしたり除菌シートを使用したりしましょう。
ケースを綺麗にしたあとは、マウスピースやリテーナーの水分を拭き取り、完全に乾かしてからしまいます。
水分が残っている状態でマウスピースをしまってケースの蓋を閉めると、中で雑菌が繁殖してしまうからです。
雑菌が繁殖すると臭いの原因になるため、マウスピース・ケースともにきちんとお手入れを行いましょう。
ケースを清潔に保つためにも、こまめに除菌シートを使用したりケースの蓋を開けて風通しを良くしたりすることをおすすめします。
マウスピースやリテーナーは、必ず専用のケースに入れて保管してください。
専用のケースを使用しないと、マウスピースの置き忘れや破損に繋がるからです。
東京でインビザライン矯正をするなら赤坂さくら歯科クリニックへ
東京でインビザライン矯正を検討している方には、インビザライン認定医が在籍する赤坂さくら歯科クリニックがおすすめです。
歯列矯正のスキルが高い医師が診察を行うため、完成度の高いインビザライン治療を受けられます。
赤坂さくら歯科クリニックのインビザライン矯正の特徴を、次にまとめました。
- 他院で断られた症例でも矯正治療が行える
- 精密な治療計画を提示できる
- 知識と経験が豊富な医師が在籍する
- デンタルローンが利用できる
それぞれ詳しく解説します。
他院で断られた症例でも矯正治療が行える
赤坂さくら歯科クリニックの特徴は、他院では断られた症例でも矯正治療が行える点です。
審美歯科のエキスパートである院長が、矯正歯科の医師とともに精密な診断と治療計画を立て、一人ひとりに最適な治療方法を提案させていただきます。
なお、極力歯を削らない・抜かない矯正治療を提案するため、ご安心ください。
他院でインビザライン矯正を断られた方や、抜歯なしでの矯正治療を希望する方には、赤坂さくら歯科クリニックがおすすめです。
精密な治療計画を提示できる
精密なインビザライン治療計画を提示できる点も、赤坂さくら歯科クリニックの強みです。
マウスピースの型取りには3Dスキャナーの「iTero」を使用しており、患者様に負担をかけずに正確な歯型を採取できます。
粘土のようなものを口内に入れる従来の型取りが苦手な方でも、赤坂さくら歯科クリニックなら安心です。
マウスピースの型取りでストレスを感じたくない方や、より精度の高いインビザライン矯正を希望する方は、ぜひ一度ご相談ください。
知識と経験が豊富な医師が在籍する
赤坂さくら歯科クリニックには知識と経験が豊富な医師が在籍しており、安心してインビザライン治療を受けられます。
インビザライン矯正は医師の技術力に左右されやすい治療方法のため、慎重にクリニックを選ばなくてはいけません。
赤坂さくら歯科クリニックには、インビザライン認定医をはじめ歯科矯正のエキスパートが在籍しており、完成度の高い治療を受けられます。
入念なカウンセリングと精密検査を行った上で、一人ひとりに最適な治療方法を提案させていただくため、ぜひ一度ご相談ください。
デンタルローンが利用できる
デンタルローンによる分割払いに対応している点も、赤坂さくら歯科クリニックの特徴です。
インビザライン矯正の料金がネックで諦めかけていた方でも、費用負担を抑えて治療を受けていただけます。
デンタルローンは3万円〜申し込み可能で分割回数は最大120回払い、実質年率は2.9〜4.8%です。
クリニックのタブレットから申込むと当日中に審査結果が出るため、すぐに治療を開始したい方もぜひご活用ください。
まとめ
インビザライン矯正のマウスピースの正しい外し方は、奥歯の方から片方ずつ外し、最後に前歯部分を外す方法です。
間違った方法で外すとマウスピースが破損・変形する恐れがあるため、必ず正しい外し方を守りましょう。
マウスピース・ケースともにきちんとお手入れを行い、清潔な状態を保つことも大切です。
東京でインビザライン矯正を検討している方には、インビザライン認定医が在籍する赤坂さくら歯科クリニックをおすすめします。
入念なカウンセリングと精密検査を行った上で、一人ひとりに最適なインビザライン治療を提案するため、完成度の高い治療を受けることが可能です。
クリニックは東京メトロ千代田線「赤坂駅」より徒歩30秒で、通いやすさを重視する方でもストレスなく通院していただけます。
デンタルローンも利用できるため、費用負担を抑えてインビザライン治療を受けたい方も、ぜひ気軽にご相談ください。
より詳しくは、赤坂さくら歯科クリニックにてご相談・ご来院をお待ちしております。