記事は、赤坂さくら歯科・矯正歯科 院長・歯科医師 土黒さくらの監修のもと作成しています。
ラミネートベニアは自由診療のため、割れたり取れたりしたときの費用が気になる方も多いのではないでしょうか。
多くの医院には保証制度がありますが、内容や期間は一律ではありません。
本記事では、保証の対象範囲と再治療費用の目安をわかりやすく解説します。
ラミネートベニアのことなら東京赤坂にある赤坂さくら歯科・矯正歯科へお気軽にご相談ください。
ラミネートベニアの保証とは?自由診療での保証制度の基本
ラミネートベニアは自由診療にあたるため、治療後に不具合が起きたときの保証の扱いも、医院ごとに考え方が分かれます。
そもそも保証とはどういう仕組みなのか、期間はどれくらいが目安になるのか、気になる方も多いでしょう。
まずは基本となる考え方から順に確認していきます。
保証は法律ではなく歯科医院ごとに定める独自制度
ラミネートベニアは見た目を整えることが目的の治療のため、保険は使えず自由診療となるのが一般的です。
そのため再装着や作り直しが必要になった場合も、費用は全額自己負担になるケースがほとんどでしょう。
ここで頼りになるのが保証ですが、これは法律で定められた公的な制度ではなく、各医院が任意で設けているサービスにすぎません。
保証そのものを用意していない医院もあります。
「保証あり」という言葉だけで判断せず、保証書が発行されるのか、口頭説明だけで終わらないかまで確認しておくと安心です。
一般的な保証期間の目安
保証期間は内容によって分かれており、破損や脱離に対する保証は1〜3年とする医院が多く見られます。
そのうえで、ナイトガードの使用や定期検診の受診などの条件を満たす場合に限り、5年以上の長期保証を設けている医院もあります。
接着に使うセメントやかみ合わせの状態は、時間の経過とともに少しずつ変化します。
そのため、一定期間ごとに状態を確認しながら保証を更新する仕組みをとる医院も見られます。
無償対応の回数に上限があったり、経過年数に応じて自己負担割合が上がったりする仕組みも珍しくありませんので、条件まで含めて確かめておきましょう。
なお、保証期間が過ぎた後の再治療は、原則として全額自己負担となります。
また、保証期間が長い、無償で対応する範囲が広いなど保証が手厚い医院では、その分が治療費に反映されている場合もあるため、料金と保証内容をあわせて比較することが大切です。
ラミネートベニアの保証対象になるケース・ならないケース
保証期間内であれば何が起きても無料で対応してもらえる、と思われがちですが、実際には対象になるトラブルとならないトラブルがはっきり分かれています。
ラミネートベニアに不具合が出たとき慌てないためにも、線引きを知っておきたいところです。
まずは保証が使いやすいケースから見ていきましょう。
保証の対象になりやすいケース
普段通りに使っていたのにセラミックが欠けた、ラミネートベニアが外れてしまったといったトラブルは、保証の対象になりやすい代表例です。
装着後まもなく適合不良が見つかった場合や、かみ合わせの調整不足により早期に脱離した場合も、保証の対象となることが多いでしょう。
保証で受けられる対応は、トラブルの程度によって異なります。
ごく小さな欠けであれば表面の研磨や歯科用レジン(樹脂)での補修、割れずに外れた場合は清掃・処理したうえでの再装着が一般的です。
割れや欠けが大きい場合や、装着直後に適合不良などの初期不良が見つかった場合は、調整や作り直しで対応することが多いでしょう。
いずれにしても、自己判断せずまずは治療した医院へ相談することが第一歩です。
保証の対象外になりやすいケース
一方で、患者様側の過失や経年による劣化、土台の歯のむし歯や歯周病が原因のトラブルなどは、保証の範囲から外れることが多くなります。
転倒や事故、スポーツ中の接触など、想定外の強い衝撃を受けた場合も同様です。
歯ぎしり対策としてナイトガードを勧められていたのに使っていなかったケースも、対象外とされがちでしょう。
また、治療を受けた医院以外でやり直した場合は、原則として保証が適用されません。
市販の接着剤で自身で付け直す行為も、歯やラミネートベニアを傷めたり、ずれた位置で固まってかみ合わせが狂ったりするため、絶対に避けてください。
保証を受けるための条件(定期検診など)
保証を有効に保つ条件として、定期検診の受診を挙げている医院が多く見られます。
受診間隔は一般的に3〜6カ月ごとが目安とされていますが、赤坂さくら歯科・矯正歯科では2〜3カ月に1回の受診を推奨しています。
また、通院が途切れた時点で保証が失効すると定めている医院も少なくありません。
検診ではラミネートベニアの状態を確認し、必要に応じて調整や軽微な修正を行うため、結果的に大きなトラブルを防ぐことにもつながります。
保証書は必ず手元に保管し、治療日や使用した素材の記録も残しておきましょう。
治療前のカウンセリングで期間、自己負担割合、回数制限、失効条件まで書面で確認しておくと安心できます。
割れた・取れたときの対応と再治療費用の目安
実際にラミネートベニアが取れたり割れたりすると、どう動けばいいか迷ってしまうでしょう。
保証が使えるかどうかでも費用が変わってきます。
まずは、その場でとるべき行動から確認していきましょう。
ラミネートベニアが取れた・割れたときにまずすべきこと
外れたラミネートベニアは、紛失や破損を防ぐことがポイントです。
軽く水で洗い、清潔なフタ付きの小さな容器に入れて保管してください。
ティッシュに包むと、うっかり捨ててしまう恐れがあるため避けましょう。
割れている場合は破片もできる限り集めておくと、色や形、厚みなどを再現する手がかりになります。
市販の接着剤で自身で付け直すのは避け、治療を受けた医院へ早めに連絡してください。
夜間や休診日に外れたときは、翌診療日に連絡しましょう。
ただし、強い痛みがある場合や破片を飲み込んだ可能性がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。
土台の歯は削られていることが多く、放置すると知覚過敏やむし歯のリスクが高まります。
受診までは、その歯で硬いものをかまないようにしてください。
保証の適用可否も受診時に確認できます。
再接着・作り直しにかかる費用の目安
保証の対象内であれば無償または経過年数に応じた一部負担で済むことが多い一方、対象外の場合は、再接着で数千円〜数万円程度、作り直しで新規治療1本分(5万〜20万円程度)が目安です。
金額は医院の料金体系によって大きく異なるため、正確な費用は受診時の見積もりで確認してください。
再治療の流れや費用、やり直しができる条件については、「ラミネートベニアはやり直しできる?剥がし方・再施術の費用・条件を歯科医が解説」で詳しく解説しています。
関連記事ラミネートベニアはやり直しできる?剥がし方・再施術の費用・条件を歯科医が解説ラミネートベニアのやり直しの流れや再施術の費用、できる条件を解説しています。
再発を防ぐためにできること
歯ぎしりや食いしばりのクセがある方は割れや欠けを起こしやすいため、就寝時にナイトガード(マウスピース)の使用を提案する場合があります。
あわせて、硬いものを前歯でかみ切らない、ラミネートベニアと歯の境目に汚れを残さないといった日々の心がけも大切です。
縁に汚れがたまるとむし歯の再発(二次う蝕)につながり、保証の対象外と判断されかねません。
長持ちさせるコツや避けたい習慣については、「ラミネートベニアの寿命は何年?長持ちさせるコツと寿命を縮めるNG習慣」で詳しく解説しています。
関連記事ラミネートベニアの寿命は何年?長持ちさせるコツと寿命を縮めるNG習慣ラミネートベニアの寿命の目安と、長持ちさせるコツ・避けたい習慣を解説しています。
ラミネートベニアの保証に関するよくある質問(Q&A)
ここまで読んでも、自身のケースに当てはめると迷う部分が残るかもしれません。
以下では、ラミネートベニアの保証に関して、よくある質問をまとめました。
Q.保証期間は何年が一般的ですか?
破損や脱離に対しては1〜3年、ナイトガードの使用などの条件付きで5年以上とする医院もあります。
詳しい内訳は本文の「一般的な保証期間の目安」で解説しているため、あわせてご覧ください。
Q.治療した医院が閉院した場合、保証はどうなりますか?
保証は医院ごとの制度であるため、閉院すると原則として引き継がれません。
ただし、同じ法人が運営する別院がある場合や承継先の医院が対応してくれる場合もあります。
ラミネートベニアは長く使う治療のため、保証書や、治療日・使用した素材がわかる資料は必ずお手元に保管しておきましょう。
Q.転居して通えなくなったときも保証は使えますか?
遠方への引っ越しなどで通院が難しくなった場合、その医院で保証を受けること自体が現実的ではなくなります。
まずは事情を伝えて相談ください。
転居先で治療をやり直す際は自費扱いになりますが、治療を受けた医院に、これまでの治療内容がわかる資料を発行してもらうと、新しい医院での判断がスムーズになります。
Q.保証書をなくしてしまったら保証は受けられませんか?
医院側にカルテと治療記録が残っているため、再発行や記録の照合で対応してもらえるケースがほとんどです。
ただし規定上、保証書の提示を必須としている医院もあるため、紛失に気づいた時点で連絡しておくと安心できます。
Q.再治療に保険は使えますか?
ラミネートベニアは審美目的の治療のため、再治療であっても保険は適用されず自由診療となります。
保証が使えるかどうかで負担額が大きく変わるため、条件を満たしているか事前に確かめておきましょう。
Q.矯正治療を受けたら保証は失効しますか?
歯の位置が動けばかみ合わせも変わるため、保証の対象外となる可能性があります。
矯正を検討する段階でラミネートベニアを入れた医院に相談し、治療の順序を含めて方針を決めましょう。
ラミネートベニアのことなら東京赤坂の「赤坂さくら歯科・矯正歯科」へ
保証の内容を比べることも大切ですが、そもそも割れたり取れたりしにくい治療を選ぶことが何よりの安心につながります。
赤坂さくら歯科・矯正歯科がラミネートベニアでどのような点にこだわっているのか、紹介していきます。
割れ・脱離のリスクまで見据えた精密なラミネートベニア
赤坂さくら歯科・矯正歯科は、東京メトロ千代田線赤坂駅4番出口から徒歩30秒にある自由診療専門の歯科医院です。
歯を削るタイプに加え、ほとんど削らないノンプレップベニアにも対応しています。
マイクロスコープを用いた精密な治療で適合精度と接着の質にこだわり、治療の様子を画像や動画でお見せする「見える治療」を行っています。
破損や脱離の原因となるかみ合わせや歯ぎしりまで診査し、必要に応じてナイトガードもご提案するため、保証に頼る場面を減らせます。
インプラント・矯正歯科・精密根管治療・口腔外科の各分野に精通した歯科医師が在籍し、包括的な診療体制を整えています。
歯並びのズレが大きい場合は、矯正治療との組み合わせなどラミネートベニア以外の選択肢もご提案可能です。
併せて「赤坂でラミネートベニアをお考えの方へ|前歯の印象を変える方法」という記事をご覧ください。
関連記事赤坂でラミネートベニアをお考えの方へ|前歯の印象を変える方法削らないラミネートベニアの特徴と、赤坂で歯科医院を選ぶ際のポイントを解説しています。
こちらの記事では、削らないラミネートベニアの特徴や赤坂で歯科医院を選ぶ際のポイントを解説しています。
【赤坂さくら歯科・矯正歯科でのラミネートベニアの症例】
Before

After

※効果・結果には個人差があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年齢/性別 | 30代/女性 |
| 治療 | ラミネートベニア(サクラミネートベニア) |
| 治療内容 | 上顎8本をラミネートベニアで整えた症例 |
| 治療費用 | 1,440,000円(ラミネートベニア1本:180,000円×8本) |
| 治療期間 | 2週間 |
| リスク | ラミネートベニアは歯の表面を削り、薄いセラミックを接着する治療のため、取れたり割れたりするリスクがあります。 また、削った歯は元に戻らないほか、知覚過敏、歯との境目の着色、むし歯の再発などが起こる場合があります。 |
※症例の治療費用は治療当時のものです。現在の料金とは異なる場合があります。
費用や通院の不安も相談しやすい診療体制
治療前のカウンセリングでは、費用・治療期間に加え、想定されるリスクやメンテナンス方針までご説明するため、十分にご検討いただいたうえでご判断いただけます。
全額自己負担となる自由診療だからこそ、お支払い方法を含めた資金計画も事前にご相談いただけます。
診療時間は7:30〜12:30/13:30〜16:30(休診日:土・日・祝)で、出勤前の通院も可能です。
ラミネートベニアは装着後のケアも大切なため、定期的なメンテナンスで長く使えるようサポートします。
ウェブ予約システムで24時間いつでもご予約いただけ、待ち時間の少ないスムーズな診療を心がけております。
女性スタッフ・女性医師によるきめ細かな対応で、安心して受診することが可能です。
まとめ
ラミネートベニアの保証は医院ごとに設ける独自の制度で、期間は1〜3年程度、条件付きで5年以上とする医院もあります。
通常使用での破損や脱離は対象になりやすい一方、外傷や定期検診の中断は対象外となる場合があります。
割れたり取れたりしたときは自分で対処せず、治療した医院へ連絡してください。
ラミネートベニアのことなら東京赤坂にある赤坂さくら歯科・矯正歯科へお気軽にご相談ください。

監修医師:土黒 さくら
- 略 歴
- 2014年 鹿児島大学歯学部 卒業
- 2014年 東京医科歯科大学 臨床研修歯科医
- 2015年 大型医療法人グループ歯科医院 勤務
- 2016年 大型医療法人グループ歯科医院 分院長就任
- 2018年 港区赤坂の歯科医院 勤務
- 2020年 赤坂さくら歯科・矯正歯科 開院
- 2023年 医療法人社団桜麗会設立 理事長就任
- 所属学会等
- ・日本口腔インプラント学会
- ・日本歯周病学会
- ・東京SJCD歯科スタディーグループ
- ・インビザライン 認定ドクター
- ・日本顕微鏡歯科学会
