赤坂の歯医者 赤坂さくら歯科クリニック

医師監修コラム

歯のすり減りの原因から治療まで完全ガイド|あなたの歯は大丈夫?

毎日何気なく使っている歯ですが、実は知らないうちにすり減っていることをご存知ですか?

歯ぎしりや食いしばり、硬い食べ物の摂取など、さまざまな原因で歯は徐々にダメージを受けています。

放置すると知覚過敏や噛み合わせの悪化につながる可能性も

このガイドでは歯のすり減りの原因から予防法、最新の治療方法まで詳しく解説しています。

あなたの大切な歯を守るための正しい知識を身につけましょう。

赤坂見附で歯科をお探しなら、赤坂さくら歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。

歯のすり減りの原因と症状を正しく理解しよう


歯のすり減りは多くの人が抱える口腔トラブルの1つです。

歯ぎしりや食いしばり、酸性食品の摂取、加齢による自然な摩耗など、原因は実にさまざまです。

初期段階では自覚症状が少ないため見過ごしがちですが、進行すると知覚過敏や歯の欠け、噛み合わせの異常などの症状が現れます。

放置すると治療が複雑になるため、早期発見・早期対応が重要です。

まずは歯のすり減りがなぜ起こるのか、どのような症状があるのかを正しく理解しましょう。

歯のすり減りの原因

歯のすり減りは歯の表面が摩擦や摩耗によって減少する現象で、さまざまな要因が関与しています。

起床時や就寝中の歯ぎしりや食いしばりやお酢などの酸性飲料の頻回摂取が主な原因です。

また、歯並びや噛み合わせの悪さにより特定の歯に負担が集中することや、酸性の飲食物が歯の表面を軟化させることもリスクを高めます。

加齢による自然な摩耗も避けられない要因の1つです。

放置すると知覚過敏や咀嚼機能の低下を招き、重度になると治療が複雑化します。

歯のすり減りの症状

歯のすり減りには複数の症状パターンがあります。

強い噛む力や不適切な歯磨きによる「くさび状欠損」、歯同士の過度な接触で起こる「咬耗症」、歯間ブラシの誤用や楽器演奏による「摩耗症」、胃酸や酸性飲食物が原因の「酸蝕症」などです。

これらに共通するのは、すり減った部分の着色、知覚過敏や虫歯の併発リスク、そして自然治癒しないという特徴があります。

放置すると症状は進行し続けるため、痛みがなくても予防的な治療が推奨されます

歯のすり減りの治療方法

歯のすり減りの治療は、症状の程度や原因に応じて様々なアプローチがあります。

軽度の場合は経過観察や予防的処置から始まり、進行した症状には詰め物や被せ物による修復治療が行われるのです。

知覚過敏を伴う場合は専用の薬剤塗布、歯ぎしりが原因の場合はマウスピース装着による保護など、個々の状況に合わせた治療計画が立てられます。

重度のすり減りでは歯の形態回復のため、セラミックやレジンを用いた修復が必要になることもありえます。

適切な治療により機能と見た目の両方を改善可能です。

ジルコニア・セラミッククラウン

重度の歯のすり減りには、ジルコニア・セラミッククラウンによる治療が効果的です。

ジルコニアは天然ダイヤモンドに次ぐ高い硬度を持ち、優れた強度と耐久性を実現しています。

時間が経っても劣化や変色しにくく、天然歯の色に合わせた自然な仕上がりが得られます。

金属を使用しないため、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けられるのが大きなメリットです。

保険治療のレジンや金属素材と比較すると、変色・劣化しにくく見た目も自然で、長期的な満足度が高い治療法です。

セラミックインレー

軽度から中度の歯のすり減りには、セラミックインレーによる治療が適しています。

インレーは削った部分に詰め物をする治療法で、主に奥歯に用いられます。

セラミック素材は天然歯とほとんど見分けがつかない自然な見た目を実現し、審美性と強度を高いレベルで両立可能です。

しっかりと噛む機能を回復させながら、美しい仕上がりを得ることができます。

適切なケアを行えば長期間の使用が可能で、金属を使用していないため金属アレルギーの方でも安心して治療受診が可能です。

ラミネートベニア

前歯のすり減りや軽度の欠損には、ラミネートベニアによる治療が効果的です。

歯の表面を薄く削り、セラミック製の薄いシェルを貼り付ける治療法で、自然で美しい見た目を実現できます。

歯を大きく削る必要がないため、歯への負担を最小限に抑えながら形態と色調を改善可能です。

特に前歯の審美的な問題を解決するのに適しており、耐久性も高く長期間使用できます。

金属を使用しないため金属アレルギーの心配もありません。

ダイレクトボンディング

軽度の歯のすり減りには、ダイレクトボンディングによる治療が適しています。

この治療法はコンポジットレジンを使い、口の中で直接歯の形を整える方法です。

強度と審美性に優れ、天然歯と見分けがつかない自然な仕上がりを実現できます。

他の修復方法と比較して費用を抑えられ、来院回数も少なく短期間で治療が完了するのが大きなメリットです。

金属を使用しないため金属アレルギーの心配もありません。

しかし、セラミックやジルコニアに比べ柔らかいため、すり減っていくこともあります。

赤坂さくら歯科クリニックの歯のすり減りに対する治療方針

赤坂さくら歯科クリニックでは、歯のすり減り治療での患者様一人一人のニーズに寄り添った包括的なアプローチを採用しています。

天然歯と見分けがつかない自然美と、しっかり噛める機能美を両立させた治療を提供しています。

マイクロスコープを用いた高精度な処置により、歯を削る量を最小限に抑え、隙間のない装着で虫歯の再発予防も可能です。

治療の見える化により動画や画像を使った分かりやすい説明を行い、痛みを最小限に抑える麻酔技術で安心して治療を受けられる環境を整えています。

まとめ


歯のすり減りは放置すると進行し、知覚過敏や機能障害を引き起こす可能性があります。

しかし適切な診断と治療により、美しさと機能性を回復することが可能です。

赤坂さくら歯科クリニックでは、マイクロスコープを用いた精密治療と豊富な修復オプションで、患者様一人一人に最適な治療を提供しています。

痛みを最小限に抑えた治療環境と、見える化による分かりやすい説明で安心です。

赤坂見附で歯科をお探しなら、赤坂さくら歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。

監修医師:土黒 さくら
略 歴
2014年 鹿児島大学歯学部 卒業
2014年 東京医科歯科大学 臨床研修歯科医
2015年 大型医療法人グループ歯科医院 勤務
2016年 大型医療法人グループ歯科医院 分院長就任
2018年 港区赤坂の歯科医院 勤務
2020年 赤坂さくら歯科クリニック 開院
2023年 医療法人社団桜麗会設立 理事長就任
所属学会等
・日本口腔インプラント学会
・日本歯周病学会
・東京SJCD歯科スタディーグループ
・インビザライン 認定ドクター
・日本顕微鏡歯科学会

赤坂の歯医者 赤坂さくら歯科クリニック
日付:
カテゴリ:マウスピース矯正(サクライナー)に関するコラム, 医師監修コラム