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医師監修コラム

リテーナーの費用はいくらかかる?種類別費用と特徴を解説

矯正治療が完了した後は、リテーナーという保定装置を使用することが必要になってきます

歯並びが元に戻らないようにしっかりと定着させるための大切な装置のため、リテーナー選びは非常に重要です。

高額な費用をかけて歯列矯正を行ったにもかかわらず、リテーナー選びを間違えて再び歯並びが崩れてしまうことは避けたいところです。

本記事では、リテーナーの種類とそれぞれの特徴・費用について詳しく紹介します。

自分に合ったリテーナーを選んで、美しい歯並びをしっかりキープしましょう

リテーナーの費用にお悩みなら赤坂さくら歯科クリニックにお気軽にご相談ください。

リテーナー(保定装置)とは?


リテーナー(保定装置)は、矯正治療が終わった後に歯並びを安定させるための大切な装置です。

矯正した直後は、支えている骨がまだしっかりと固まっておらず、不安定な状態です。

そのため、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が発生します。

矯正した歯を安定させ、後戻りを防ぐためにリテーナーは欠かせません

リテーナーには、取り外しができるタイプと、歯に固定するタイプがあります。

装着の頻度は時間が経つにつれて減らすことができますが、基本的には少なくとも2年間は使用するのが理想です。

特に、矯正後の最初の1年は後戻りのリスクが高いため、しっかりと使い続けることが大切です。

矯正後は歯が動きやすく、リテーナーを1日でも外すと後戻りが始まることがあります。

1年以上装着していれば1日程度は大きな問題にはなりませんが、避けた方が良いでしょう。

もしリテーナー装着時に痛みと圧迫感があれば、歯が動いて後戻りしているサインです。

リテーナーが入らなくなった場合は後戻りが進んでおり、作り直し・再矯正になることもあるため、早めにクリニックに相談することをおすすめします。

作り直し・再矯正となると、余計な費用がかかってしまうため、しっかり装着時間を守りましょう。

リテーナーの種類と費用

リテーナーの費用は、種類と治療を受けるクリニックによって異なりますが、歯並びを守るための大切な投資と言えます。

リテーナーは、主に「マウスピース型」「プレート型」「ワイヤー型」の3種類です。

それぞれ特徴と費用が違うため、慎重に比べて検討することが大切です

以下より、リテーナーの種類と費用について詳しく紹介していきます。

マウスピース型

マウスピース型のリテーナーは、透明で目立たず、取り外しができることが特徴です

費用の目安は、上下セットで1万〜2万円程度です。

マウスピース型リテーナーは、見た目、衛生面が気になる方におすすめします。

着脱が可能なため、食事・歯磨きの際にも便利で、発音への影響もほとんどありません。

一方で、歯ぎしりなどの強い力が加わると破損する可能性がある点には注意が必要です。

赤坂さくら歯科クリニックでも、マウスピース型の「ビベラ・リテーナー」やオリジナルのリテーナーが使われています。

プレート型

プレート型リテーナーは、ワイヤーで歯を囲み、裏側をプラスチックで支えるリテーナーです

費用は上下セットで2万〜6万円が目安となります。

特徴は、着脱が可能で清潔に保ちやすいことと、耐久性が高く長期間使用できる点です。

ただし、ワイヤーが歯の表面に出るため目立つことや装着初期には違和感を感じる場合などもあります。

ワイヤー型

ワイヤータイプのリテーナーは、前歯の裏側にワイヤーを固定するタイプで、取り外しができない保定装置です。

費用は上下で2万〜6万円程となります。

1度装着すれば外す必要がなく、歯をしっかりと安定させ、後戻りを防ぐ効果が高いのが特徴です

また、ワイヤーが歯の裏側に通っているので、見た目が気にならない点もメリットです。

装着時の違和感もほとんどなく、日常生活に支障はありません。

ただし、ワイヤー部分があるためブラッシングが難しく、磨き残しが出やすいので注意が必要です。

ワイヤー型リテーナーを選ぶ際は、定期的にクリーニングを受けましょう。

赤坂さくら歯科クリニックのリテーナーの費用は上下3セット50,000円

赤坂さくら歯科クリニックで使用する主なリテーナーは、インビザライン・ジャパン株式会社が開発した「ビベラ・リテーナー」です。

ビベラ・リテーナーは、目立ちにくいマウスピース型のリテーナーです

歯にぴったりフィットし、歯茎に当たらないようカスタマイズ可能、長期間使用できるよう耐久性の高い素材で作られています。

そのため、亀裂と破損のリスクが低減され、快適に使い続けられるのが特徴です。

インビザライン治療を受けた方だけでなく、他の矯正治療を終えた方も使用できるため、幅広い患者に対応しています。

赤坂さくら歯科クリニックで提供されているリテーナーは、上下3セットで50,000円(税別)となっています。

まとめ


リテーナーは、矯正治療後に歯並びを安定させるために重要な保定装置です

主にマウスピース型、プレート型、ワイヤー型の3種類があり、それぞれ特徴と費用が異なります。

赤坂さくら歯科クリニックでは、主にインビザラインのビベラ・リテーナーが提供されており、費用は上下3セットで50,000円(税別)となっています。

リテーナーの費用にお悩みなら赤坂さくら歯科クリニックにお気軽にご相談ください。

監修医師:土黒 さくら
略 歴
2014年 鹿児島大学歯学部 卒業
2014年 東京医科歯科大学 臨床研修歯科医
2015年 大型医療法人グループ歯科医院 勤務
2016年 大型医療法人グループ歯科医院 分院長就任
2018年 港区赤坂の歯科医院 勤務
2020年 赤坂さくら歯科クリニック 開院
2023年 医療法人社団桜麗会設立 理事長就任
所属学会等
・日本口腔インプラント学会
・日本歯周病学会
・東京SJCD歯科スタディーグループ
・インビザライン 認定ドクター
・日本顕微鏡歯科学会

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