「インビザラインで部分矯正をしたいけれどできるの?どのインビザラインがいいの?」
インビザラインで部分矯正を希望しても、症状や費用について不安がある方も多いでしょう。
今回は、インビザラインの部分矯正に適した種類や改善が期待できる症状について解説します。
赤坂さくら歯科クリニックでは、インビザライン・ライトによる部分矯正を提供しています。
部分矯正を検討している方には、治療の範囲や効果についての参考にしてください。
目次
部分矯正ができる「インビザライン・ライトとは?」
インビザラインはマウスピース型の矯正装置です。
強度が高い透明な素材で作られており、従来のマウスピース矯正よりも薄く目立ちません。
複数の種類があり、部分矯正に適しているのは「インビザライン・ライト」です。
「概要表」
対応の範囲 | 上または下の前歯中心から左右7本(計14本)まで |
アライナー(矯正装置)の枚数 | 14枚(約3mm) |
治療期間 | 約3~7カ月(1枚1~2週間で交換) |
相場 | 約30万~60万 |
赤坂さくら歯科クリニックの価格 | 396,000円~
月々3,860円 |
インビザライン・ライトは、上か下の前歯を中心に左右7本ずつ(計14本)が対象で、小規模な範囲の歯並びに適しています。
インビザラインで部分矯正するメリットやデメリットは、こちらをご覧ください。
インビザラインで部分矯正できる症状と移動量の目安
インビザライン・ライトで部分矯正できるのは主に軽度の歯並びです。
移動量の目安や対応できる症状について解説します。
インビザライン・ライトの矯正範囲と移動量の目安
インビザライン・ライトで部分矯正をする場合、最大2.8mmまでの歯の移動が可能です。
インビザライン・ライトは短期間で小規模な治療に特化しており、使用するアライナー枚数が最大14枚に制限されています。
アライナー1枚あたりで0.2mm移動するため、最大2.8mmの歯の移動が可能なのです。
歯の移動方法について、詳しくはこちらをご参照ください。
インビザライン・ライトによる部分矯正で治療できる症状
インビザライン・ライトを使用した部分矯正で改善が期待できるのは、以下の症状です。
「軽度の出っ歯」
出っ歯とは、上の前歯や骨が前に出過ぎている状態です。
上の前歯が2〜3mm出ている場合は部分矯正で改善が期待できます。
4mm以上や口を閉じるのが難しい場合は重度で改善が難しいです。
「軽度の叢生(そうせい)」
叢生(そうせい)は、上の歯と下の歯が重なり前後左右に乱れて生えている状態です。
乱れが小さい場合や乱れている歯の本数が少ない場合は軽度と診断され、部分矯正で改善が期待できます。
「軽度の空隙(くうげき)」
空隙(くうげき)は、歯と歯の間に隙間がある状態(すきっ歯)です。
前歯のすきっ歯や、すきっ歯だけが問題の場合は部分矯正で改善が期待できます。
下あご前突や過蓋咬合など、ほかの症状も併発している場合は難しいです。
「軽度の捻転歯」
捻転歯(ねんてんし)は、歯がねじれて生えている状態です。
通常正面を向いている歯が左や右などに向いて生えています。
前歯のねじれ部分でスペースを確保できる場合は、部分矯正で改善が期待できます。
叢生などの他の症状や、奥歯のねじれがある場合は難しいです。
インビザラインの部分矯正で改善が難しい状態
症状以外の問題で部分矯正が難しい場合もあります。
部分矯正で難しい状態を解説します。
あごに問題がある
あごに問題がある場合は、部分矯正で改善は難しいです。
あごが小さくて歯が並ぶスペースが足りない場合、歯を動かしても理想的な位置に調整できません。
あごの位置が前後にずれている場合も同様です。
治療するには全体調整や外科手術を行い、あご自体の位置を改善する必要があります。
子どもの場合は骨の成長に合わせて改善を促すことができます。
しかし大人の場合は骨の成長が終わっているため、部分矯正だけでは改善が難しいのです。
重度の症状
重度の症状の場合は部分矯正では改善できません。
部分矯正は軽度の症状で一部の歯並びに対応しています。
そのため、以下のような場合は対応できないのです。
・出っ張りがひどい
・歯がねじれて真横を向いている
・歯と歯の隙間がひどい
・奥歯までの全体的に歯並びが悪い
重度かどうかは専門の医師による診断が必要です。
部分矯正で改善ができるかどうか、クリニックにご相談ください。
スペースが狭い
歯の生えるスペースが狭く、歯を多く削る必要がある場合も部分矯正は難しいです。
あごのサイズに対して歯が大きい場合、歯並びを改善するためには歯を削る必要があります。
しかしIPR(歯の側面を削る処置)では、強度などの問題で1箇所0.4~0.5mmまでしか削れません。
歯の生えるスペースが狭い場合は、全体的に治すか抜歯が必要になるため、部分矯正では改善できないのです。
インビザラインの部分矯正に関するよくある質問
インビザラインの部分矯正に関するよくある質問です。
インビザラインで部分矯正して左右の歯とズレが生じることはある?
左右の歯とズレることはありません。
インビザラインの部分矯正はマウスピース型で、入れ歯や差し歯のように部分的に被せることはないためです。
そのため、矯正後に左右の歯とズレが生じることはありません。
インビザラインの部分矯正は赤坂さくら歯科クリニックにご相談ください
インビザラインの部分矯正は「インビザライン・ライト」が適しています。
しかし症状やそのほかの問題によっては対応できないこともあります。
インビザラインの部分矯正が気になっている方は、赤坂さくら歯科クリニックにご相談ください。
矯正歯科の専門医と審美歯科のエキスパートである院長が精密な診断と治療計画を立て、最適な部分矯正を提供します。
インビザラインの治療中のトラブルにも対応し、ワイヤー矯正とマウスピース矯正を組み合わせた混合治療も可能です。
ぜひ、カウンセリングにご予約ください。