赤坂の歯医者 赤坂さくら歯科クリニック

医師監修コラム

失った歯の再生はできる?今すぐ知っておきたい最新治療

1度失った歯の再生は現代の技術ではまだ難しいです。

現状、失った歯の再生方法として、入れ歯・ブリッジ・インプラントなどの治療法が選択肢です。

また近年、再生医療の研究が進み、より自然な方法で歯を再生できる可能性が高まっています

本記事では、入れ歯・ブリッジ・インプラントの治療法の特徴、さらに最新の再生医療を詳しく解説していきます。

失った歯の再生のことなら、赤坂さくら歯科クリニックへお気軽にご相談ください。

現代の技術では失った歯の再生はできない

現代の技術では、1度失った歯の再生はできません。

現在、失った歯を補う方法として存在するのは『入れ歯』『ブリッジ』『インプラント』の3つです。

特にインプラントは審美性と機能性が高く、天然歯に近い仕上がりが期待できます。

一方で、再生医療の研究が進むことで将来的には自分の歯を再生できる可能性もあり、今後の医療技術の進歩に期待が高まっています。

入れ歯・ブリッジ・インプラントの違い

歯を失った際の治療法は、現状では『入れ歯』『ブリッジ』『インプラント』の3つです。

それぞれに特徴があり、ライフスタイル・口腔環境に合わせて選ぶことが大切です。

それぞれの治療法を詳しく見ていきましょう。

入れ歯

入れ歯は、失った歯を補う治療法の1つで、外科手術が不要な点が特徴です。

顎と舌の形に合わせて作られ、部分入れ歯は針金で固定されます。

ただし、審美性の面では天然歯と色が異なり、針金が見えることもあります。

自由診療の入れ歯なら針金ではなく目立ちづらい歯茎と馴染むピンクのバネなども作ることが可能です。

咀嚼力が低く、発音がしにくくなることもあり、長期間使用すると顎の骨が痩せる可能性があることがリスクです。

寿命は5〜8年で、10年後には半数が問題を抱えるため、定期的な調整・交換が必要です。

治療期間は約2〜3カ月で、費用は保険適用内なら1万円程度、自由診療なら最大50万円かかることもあります。

ブリッジ

ブリッジは、失った歯の両隣にある健康な歯を削り、そこに義歯を固定する治療法です。

外科手術は不要で、天然歯に近い見た目と機能性を持ちますが、支えとなる歯に負担がかかりやすく、骨の吸収が進むこともあります。

寿命は約10年で、20年後には半数が脱落するといわれています。

治療期間は1〜2カ月と比較的短く、費用は保険適用で5千円から、自由診療では20万円程度です。

インプラント

インプラントは、顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。

天然歯とほぼ同じ見た目と機能性を持ち、咀嚼と発音も自然に近い仕上がりになります。

周囲の歯に負担をかけませんが、メンテナンスを怠るとインプラント周囲炎のリスクがあるため、定期的なケアが重要です。

寿命は10年以上と長く、20年後の生存率も約86%と高いですが、治療期間は3〜12カ月と長めです。

費用は1本あたり約32万〜40万円と高額ですが、失った歯の再生に最も近い治療法でしょう。

再生医療による失った歯の再生とは?

近年、医療技術の進歩により、失った歯の再生が現実に近づいてきています。

再生医療では、細胞を活用して歯と歯周組織を修復・再生することを目指しており、従来の方法とは異なる新たな選択肢として注目されています。

将来的には、より自然な方法で歯を再生できる時代が来るかもしれません。

次に、現在の再生医療の治療法を詳しく見ていきましょう。

歯髄再生治療

歯髄再生治療は、再生医療を活用した最新の歯科治療で、失った歯の再生に近い画期的な方法です。

従来、虫歯または外傷で歯髄を失うと、神経を抜いて人工物を詰めるしかありませんでしたが、この治療では幹細胞を使って歯髄と周辺組織を再生させることが可能です。

親知らずや乳歯などの歯髄から幹細胞を採取し、治療する歯に移植することで、歯の機能を取り戻せる可能性があります。

歯髄を残すことで、口腔の健康と審美性の維持にもつながります。

歯周組織再生治療

歯周組織再生治療は、歯周病などで失われた歯肉と歯槽骨を再生し、歯の健康を回復させる治療法です。

歯茎の移植または骨を増やすことで、知覚過敏の軽減と審美性の向上が期待できます。

手術では、歯周病の原因となるプラークと歯石を除去し、再生材料を適用して組織の回復を促します。

成功率を高めるには、術前後の口腔ケアと禁煙が重要になるでしょう。

失った歯の再生治療なら赤坂さくら歯科クリニックへ

赤坂さくら歯科クリニックは、失った歯の再生治療に対応している歯科医院の1つです。

赤坂駅から徒歩0分の好立地にあり、赤坂見附駅・溜池山王駅からもアクセスしやすいため、通院の利便性が高いのが特徴です。

完全予約制で1日4名限定の診療体制をとっており、十分なカウンセリング時間を確保しています。

また、画像・動画を用いた治療説明を行い、納得した上で治療を受けられるよう配慮されています。

次に、赤坂さくら歯科クリニックで行われている再生医療を詳しく見ていきましょう。

赤坂さくら歯科クリニックの再生医療

赤坂さくら歯科クリニックは、東京で数少ない歯髄再生医療が可能な歯科医院の1つです。

再生医療等安全性確保法を遵守し、歯科再生医療協会にも紹介されている信頼性の高い医療機関です。

治療は無菌環境の専用治療室で行われ、クリーンベンチとラバーダム防湿を使用することで、感染リスクを最小限に抑えています。

2025年4月現在、治療の失敗事例はなく、万が一の場合でも1回分の再移植費用を無償対応しています。

赤坂さくら歯科クリニックの審美歯科

赤坂さくら歯科クリニックの審美歯科では、天然歯と識別できないほどの美しさと機能性を兼ね備えた治療が特徴です。

マイクロスコープを使用し、数十μ単位の精密な修復を行うことで、削る量を最小限に抑え、虫歯の再発リスクも低減します。

また、インプラント治療にも対応し、世界的に評価の高い『ノーベルバイオケア社』『ストローマン社』の純正品を採用。

デジタル歯科用CTとシミュレーションソフトを活用し、的確な診断と安全な治療を実施しています。

まとめ

失った歯の再生は現時点では難しいものの、現状としての治療法は入れ歯・ブリッジ・インプラントなどが選択肢です。

近年は再生医療の研究が進み、歯髄再生治療、歯周組織再生治療が注目されています。

歯の健康を維持するために、適切な治療法を選ぶことが大切です。

失った歯の再生のことなら、赤坂さくら歯科クリニックへお気軽にご相談ください。

監修医師:土黒 さくら
略 歴
2014年 鹿児島大学歯学部 卒業
2014年 東京医科歯科大学 臨床研修歯科医
2015年 大型医療法人グループ歯科医院 勤務
2016年 大型医療法人グループ歯科医院 分院長就任
2018年 港区赤坂の歯科医院 勤務
2020年 赤坂さくら歯科クリニック 開院
2023年 医療法人社団桜麗会設立 理事長就任
所属学会等
・日本口腔インプラント学会
・日本歯周病学会
・東京SJCD歯科スタディーグループ
・インビザライン 認定ドクター
・日本顕微鏡歯科学会

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カテゴリ:医師監修コラム, 歯髄再生治療に関するコラム